ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

まるで、70年代の歌謡曲。でも、そこがいい!歌詞とメロディが良ければ好きです!Anthem - Unbroken Sign

2021-09-18 14:24:39 | 日本のロック

Anthem - Unbroken Sign

アンセムは1980年代から活躍している日本のハード・ロック/メタル・バンドです。

メンバー・チェンジをしたり、解散して再結成したり、いろいろあったバンドですが、リーダーの柴田氏がかなりしっかりした考え方と強い意思をもっており、固定ファンも揺るぐことがなく、バンドは続いております。

そんな彼らが2012年に発表した作品において、大好きな曲が2曲あるので紹介いたします。

なぜ、その2曲が好きかというと、坂本英三氏のヴォーカルが、完全に70年代の歌謡曲に振れているからです。もしくは、アニソン系でしょうか?これがたまらないんです。

バッキングは洋楽のハード・ロックであっても、歌は完全にドメスティック!洋楽っぽさのかけらもありません。割り切り過ぎていてかっこいいのです。

 

坂本英三氏と言えば、アニメタルのヴォーカルで成功した人物であり、さもありなんという感じなんですが、それにしても、この曲、見事に70年代の歌謡曲の雰囲気があります。(ごめんなさい。アニメ・ファンだったらアニソンの雰囲気って言うかもですね。)

そうですね、西城秀樹が歌っても、違和感なしと思うのです。

でも、そこが大好き。メロディの展開がツボにはまります。歌詞も実にわかりやすい。サビの部分の起承転結は気持ちがスッキリします。

私、70年代、洋楽と同様にアイドル歌謡が好きだったので、それが原因かもしれません。

 

 

ANTHEM - OVERTURE~ON AND ON

こっちの曲は劇的なインストから、入ってきます。このわざとらしさがいいんですね。

歌が始まると、坂本英三氏の完璧な日本語発音のジャパニーズ・イングリッシュがさく裂。かっこいい!

キレイな発音の英語がいいってわけじゃないんです。曲にハマるかどうか、曲がかっこよくなるかどうかが私にとっては大事。

かっこよければオッケー。痺れます。

「孤独に飛び込め」「一人でかけぬけよう」「恐れるものはない」「心の声を追いかける」「この身焦がしてたどり着く日まで」「とどまることなど死んだも同じ」っていう歌詞がすごい。

21世紀にこんな歌詞を聴けるとは!熱い気持ちが蘇ってくるじゃないですか!

まさに70年代!熱血マンガのセリフです。ギターのかっこよさも相まって、坂本氏のヴォーカルは最高潮。

 

というわけで、この2曲をよく聴く私です。

アンセムについては、他のアルバムはちょっと違う印象ですので、ご注意を。

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