花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

”鼠の顔” 、花

2018-10-10 | 植物 花

夏中、愉しんだ「クレマチス `ロウグチ’ 」(「クレマチス ‘篭口‘」)の花が終わって

種子が、白い綿毛に覆われてきました、種子から伸びる紐状のものが変化して、綿毛の様になります。


 

鼠の顔に喩えられる「クフェア・プルプレア `タイニーマイス`」が、咲いています。 

<「クフェア・プルプレア `タイニーマイス`」>

総状花序に筒状花を着けます、先端に大きな花弁の様な萼が目立ちます。

多くの種類が有るクフェア属間の交雑種とのこと、花色が、濃い紫色や白色の混在で

恰も、濃い紫色が鼠の顔、萼が耳、白色が鼠の歯に見立て

”小さな鼠” 「クフェア・プルプレア `タイニーマイス」Cuphea purupurea `Tiny Mice`

の学名が付いています、鼠の耳は、此の萼のように大きくないですが、ミッキーマウスの耳には似ています。

顔全体は、鼠より寧ろコウモリの顔に似ていると思います。

ミソハギ科、クフェア(タバコソウ)属、非耐寒性常緑低木、メキシコ、グァテマラ原産

他に似た花には、同科、同属の「クフェア・イグネア」が、有ります。

花の姿が、”火が点いたタバコ” の様に見えるので、「タナコソウ」(煙草草)の名前も付いています。

毛を生やした枝が、多数分枝します、花は、葉と葉の間に着いて咲きます。

花の筒状ものは、紅色が鮮やかな萼で、先端に濃い紫の輪と其の先端に白い輪が着きます。

ミソハギ科、クフェア(タバコソウ)属、半耐寒性常緑低木、メキシコ、グアテマラ原産

学名 Cuphea ignea 、英名 Cigar flower、Cigar plant、別名「タバコソウ」(煙草草)

尚、別名に「ベニチョウジ」(紅丁字)の名前を付けていますが

「ケストルム・エレガンス」Cestrum elegans も「紅丁字」の名前なので此処では省きます。

現地では、200種以上の品種が有るとのこと、日本で見られる主なものは

「クフェア・ヒソップフォリア」(C.hyssopifolia)、「クフェア・ミクロペタラ」(C.micropetala)

<各画像は、クリックで拡大表示します>


この記事についてブログを書く
« 「カンレンボク」の実 | トップ | 秋、ピンク色 »