夏中、愉しんだ「クレマチス `ロウグチ’ 」(「クレマチス ‘篭口‘」)の花が終わって
種子が、白い綿毛に覆われてきました、種子から伸びる紐状のものが変化して、綿毛の様になります。
鼠の顔に喩えられる「クフェア・プルプレア `タイニーマイス`」が、咲いています。
<「クフェア・プルプレア `タイニーマイス`」>
総状花序に筒状花を着けます、先端に大きな花弁の様な萼が目立ちます。
多くの種類が有るクフェア属間の交雑種とのこと、花色が、濃い紫色や白色の混在で
恰も、濃い紫色が鼠の顔、萼が耳、白色が鼠の歯に見立て
”小さな鼠” 「クフェア・プルプレア `タイニーマイス」Cuphea purupurea `Tiny Mice`
の学名が付いています、鼠の耳は、此の萼のように大きくないですが、ミッキーマウスの耳には似ています。
顔全体は、鼠より寧ろコウモリの顔に似ていると思います。
ミソハギ科、クフェア(タバコソウ)属、非耐寒性常緑低木、メキシコ、グァテマラ原産
他に似た花には、同科、同属の「クフェア・イグネア」が、有ります。
花の姿が、”火が点いたタバコ” の様に見えるので、「タナコソウ」(煙草草)の名前も付いています。
毛を生やした枝が、多数分枝します、花は、葉と葉の間に着いて咲きます。
花の筒状ものは、紅色が鮮やかな萼で、先端に濃い紫の輪と其の先端に白い輪が着きます。
ミソハギ科、クフェア(タバコソウ)属、半耐寒性常緑低木、メキシコ、グアテマラ原産
学名 Cuphea ignea 、英名 Cigar flower、Cigar plant、別名「タバコソウ」(煙草草)
尚、別名に「ベニチョウジ」(紅丁字)の名前を付けていますが
「ケストルム・エレガンス」Cestrum elegans も「紅丁字」の名前なので此処では省きます。
現地では、200種以上の品種が有るとのこと、日本で見られる主なものは
「クフェア・ヒソップフォリア」(C.hyssopifolia)、「クフェア・ミクロペタラ」(C.micropetala)
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