フィレンツェの少し北の丘 Fiesole（フィエーゾレ）に
Hotel Villa San Michele（ヴィラ・サン・ミケーレ）はあります。
ここは１５世紀の修道院を改装した五ツ星ホテルです。
ファサードはミケランジェロの作とか・・・
「ここに回廊を利用した素敵なリストランテがあるから行ってみたら？」
と、イタリア好きの友人のアドバイスもあり、
「旅の中で１回だけ いいレストランで食事したいね」という
友人夫人のリクエストもあったので思い切って日本から予約したのでした。
そして、この日は 私の誕生日。
サマータイムになっているイタリア。
七時に着いたときも まだまだ明るい空でした。
予約は７時半から。
しばし、ここからの景色に全員うっとりしていました。
離れていても Duomoは やはり大きいです。
フィレンツェの街の中心にそびえたち、人々を見守っているかのよう。
ミケランジェロ広場からの眺めも素敵だけれど、
ここフィエーゾレからは もっと優しいフィレンツェが見られます。
五つ星ホテルには泊まれないけれど、ここからの眺めがなによりの
リストランテでの晩餐の始まりです。
うーん、ここでは英語かイタリア語でがんばらなあかんな・・・と
覚悟してきたのですが、席に着くと「いらっしゃいませ、ようこそ」と
流暢な日本語でにこやかに話しかけてくれたのはイタリア人の
カメリエーレ ドメニコでした。
６年間日本に住んでいたという彼は 丁寧で親切。
全然イタリア語を使わなくてもOKでした。
生演奏のピアニストは さりげなく「上を向いて歩こう」を演奏。
食前酒のベリーニも、ちょっとはりこんだワインもおいしく
話は はずみ、大いに食べ、大いに笑ったひとときでした。
このあと彼、ドメニコにすごくお世話になることが起きたのですが、
そして それが 私の試練ともなったのですが、
それは 明日のブログにて・・・
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