イタリア語の嵐にあった翌日、病院へはお昼に出発です。
病院から直接 今日の宿、キャンティーのサン・カッシャーノまで
またタクシーで移動の予定。
だから お昼までつかの間の静かな時間がありました。
私がフィレンツェで一番好きな場所、というか 何度でも見たいフレスコ画が
Museo di San Marco(サン・マルコ美術館)にあります。
フラ・アンジェリコの「受胎告知」。
小さな中庭を通り、二階へ上がった正面にその絵はあります。
「また 来ました」
「・・・・・」
答えはないけれど、その表情、その限りなくやさしい色使いが
私を迎えてくれました。
友人夫妻とここで別れ、一人で心行くまで絵をみつめ、ゆっくり歩きました。
自分だけのペースで好きなように見る、というのもいいものです。
途中、ジェラートのおいしい「Carabe」で念願の「カフェグラニータ」を
食し、小さなスーパーで買い物をし、ルレに到着。
さあ、いざ これから病院へ。
また 緊張感がじわじわやってきました。
今日は絶対 祝 退院となりますように、と祈りながら・・・
ブログランキング参加中。
ワンクリックのご協力お願いします。