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この有名なブロンズ像はSpinario作の「トゲを抜く少年」。
「勝利の間」Sala dei Torionfiにあります。
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ですが、さらに有名な「カピトリーノの雌狼」La Lupa Capitorinaは
マルクス・アウレリウス帝の騎馬像などとともに、大きな空間を占める
新しいホールにありました。
ちょっと、ガイドブックの案内とはちがうようです。
なんだか半分しか作品を見ていないように思うのですが、
少し疲れたし、友人がここには眺めのいいカフェテリアがあるから
ぜひ行ってみて!と教えてくれていたことを思い出し、
エレベーターを探したのですが・・・
美術館の人に聞いて行ってみたものの、どうも辿りつかないのです。
ようやく見つけたエレベーター。
ちょっと業務用みたいですが、私たち以外の外国人観光客も乗っていて
「カフェテリアに行くんですよね?」
「ああ、よかった!」と、目と目で会話。
そして、降り立ったところに、あるべきカフェテリアはなく
「あれえ~?」と、外国人とまた、目で会話。
係りの人が「あのエレベーターは、私たち用です。お客様用はあちらです。」
と、言われ 行ってみるものの見つからない!
エレベーターでいっしょになった人も探しているようなのですが・・・
展示の場所も変わっていて、パネルが何枚も覆っているからか、
結局わからないまま、疲れてあきらめてしまったのでした。
ふう~・・・
日本ならもう少し丁寧な案内表示があるのでは?なんて思いましたが、
その日本ででも「あら、こんなところに喫茶室があるんだ!」
と驚いた経験もあったなあ、と ここは美術館だから、と
変に納得して外にでました。
うっかり外に出てきてしまいましたが、カフェテリア探しで疲れ、
やっぱり作品も全部見ていないことに気づいたのです。
まあ、また来なさい、ということなんでしょうかね。
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