楽しくもあり、しんどくもあり、のズッコケイタリア旅行も終わりに近づく頃、
税関申告書なるものが配られてきました。
ん?何、これ?
と思いましたが、正直者の二人はちゃんと、というかあまりわからずに
記入しました。
(フィレンツェの免税店で買った少々お高い皮のコートまで。)
まあ、そんなに払わなくてもいいだろうと思っていたのですが・・・
関空到着。
さて最後のところで課税のほうに並んだ私たち。
ふと見ると、誰も並んでいません。
ツアーの中で買い物三昧していた女の子たちも他の列へ行っています。
まあ、仕方がないか、と進んだところ、「はい、○○円になります。」
と言われ、びっくり!
ええっ?そんなにするの~
今ではどういう計算だったのかさえ覚えていませんが、とにかく
払わなければならないのです。
でも、手持ちのお金はわずか。添乗員さんに借りた分はローマの空港で
taxフリーの分が返ってきたので払ったし。
「迎えの人は来てないの?」
「銀行のカードは?」
迎えの人などいるはずもなく、銀行のカードは手元にありません。
「では、クレジットでキャッシングしてきてください」
と言われ、私はダンナを人質において、一人で外のキャッシングコーナーへ。
それが・・・
キャッシングなどしたことがなかったんです。
で、暗証番号がわからない。お買い物とはまた違っていました。
3枚のカードのうち、最後のカードでやっとヒットです。
カード会社のカウンターに行って見ると
「よかったですね、3回やってたら使えなくなるところでしたよ」
はあ、そういうものでしたか?各会社2回してあきらめてよかったんだ!
キャッシングしたのは、1万円。それでも当時は「借金」してしまった、
という感覚でした。
急いでダンナの元へ引き返し、○○円也を払って、無事人質解放です。
残ったお金で行ったのは、宅配。
行きで懲りたので送ることにしました。
さて、ここから自宅までの電車賃が二人分必要です。
残りが千円もなかったのでしょう、駅でどうしても食べたかった
「うどん」を食べると残りが160円でした。
ああ、でも あの「うどん」はおいしかったなあ。
よく考えると、今も二人は帰りに「うどん」食べていますね。
これでやれやれ、なのですが、まだ一騒動おこるんです。
ほんとの「やれやれ」は明日あたりでしょうか・・・
明日へ続く。
気になる!気になる!
毎度お騒がせしています。
「やれやれ」は今日にします。
本当はもっとかかったんですけど・・・
ハンカチは今日いるのよ~
今日最終回です。
旅より長いブログの旅・・・
私の頭の中ではずっとスローモーションだった旅です。
去年のローマなんて、あっという間だった気がするのに。