1月5日、BS-TBSで「時をかける少女」の映画を見た。この作品は、1983年に筒井康隆氏の同名のSF小説を大林亘彦監督により映画化されたもので、広島県の尾道を舞台とした大林監督による尾道三部作の2作目である。主役は、原田知世で、タイムリープする女の子を描く。2014年8月に国内線に初就航した春秋航空の第一便で広島に行った時に、福山・鞆の浦観光の後、尾道で1泊して、街中を観光したので、印象深い思い出の土地となっている。尾道は風光明媚で、映画のロケ地としても有名で、国宝のお寺や文学がらみの見どころもいっぱいある。尾道を舞台とした映画では、古くは小津安二郎の「東京物語」、大林監督の「転校生」「さびしんぼう」、NHK朝ドラの「てっぱん」といろいろな作品が尾道でロケが行われている。映画に出てきたシーンの現場を生で見ると感慨深いものがある。タイムスリップするとき、逆回転した大時計のある梶山時計店やタイムスリップして訪れた艮(うしとら)神社等もしっかり見てきた。
「時をかける少女」の主題歌は、松任谷由実の作詞作曲で、主役の原田知世が歌っているが、大変気に入っている。尾道は初めて行ったが、一発で好きになった街である。映画のロケ地としてよく使われるのも頷ける。山あいから見た尾道水道の景観も素晴らしいし、1日ではとても見て回れないほど魅力たっぷりな観光地である。大林監督は、現在病気と闘っておられるが、何とか回復してほしいものである。
福山・鞆の浦・尾道旅行アルバム: https://youtu.be/mcguLWg2KLU
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