変異ウィルスの拡大で、大阪から端を発して東京首都圏も感染爆発がすぐそこまで来ているほど深刻な状況にある。どうみてもオリンピックの開催は無理というか危険であるとほとんどの人が思っていると思うが、それでも強行しようとする菅政権の暴走を止める人がいないという悲劇が起こりつつある。
報道によると、IOCは、もし東京で感染拡大によりパンデミックが起こったら、全責任は日本側にあると断言しているという。無観客でやったとしても、海外から選手、役員、審判員、VIP、スポンサー招待客等10万人もの人が海外から東京に集まってくるのに、ワクチン接種は進んでおらず、医療崩壊も起こしていることから、強行したらコロナ爆発はほぼ避けられない状況にある。4月20日の一月万冊でも、そのへんの状況を詳しく解説している。
菅政権の方針は狂気の沙汰としかいいようがないが、ここで急に日本航空の創始者である松尾静麿氏の名言が思い出された。その名言とは、安全運航を祈り、パイロットに対し「臆病者と言われる勇気を持て」と語った名言である。天候等で着陸に不安がある時は、絶対安全のために、人に臆病者と言われようが着陸強行を回避する勇気が必要であるという趣旨である。この言葉を自縛が解けない菅首相に伝えたいところである。コロナ収束のためには、臆病者と言われてもオリンピックは中止すべきである。インパール作戦の再現フィルムは見たくない。
一月万冊(4/20): https://youtu.be/vKMkBAMSSzQ
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