浪漫飛行への誘(いざな)い

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白鷗大学WEBフォーラムを聴講

2022年07月11日 06時37分28秒 | 講演会

 

7月10日、元フォーク・クルセダーズのメンバーであった北山修さんが学長を務める白鷗大学のWEBフォーラムを聴講した。テーマは、きたやまおさむと語る「危機と日本人」で、タイトルは、「いまよみがえる『イムジン河』~この分断の時代に~」となっていた。ゲストとして、シンガーソングライターでアルフィーのメンバーである歌手の坂崎幸之助さんとエッセイストで作詞家の松山猛さんが出演していた。

「イムジン河」は、もともと北朝鮮で歌われていた曲で、それに松山さんが日本語の歌詞をつけてフォーク・クルセダーズに持込み発売されたが、一時発売禁止になるという数奇な運命をたどった曲であることを初めて知った。4種類の「イムジン河」の曲があることも知った。松山さんの付けた歌詞は、1番は原作に近い内容であったが、2,3番は、独自の視点での歌詞となっているようである。特に、「だれが祖国を二つにわけてしまったの」という歌詞からわかるように、単なる望郷の念だけではなく、分断の時代に平和に願いを込めた思いが歌われている。

「イムジン河」は、まさに、分断の歴史を物語っているが、今年に入って、ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、分断がテーマの「イムジン河」に脚光が集りつつあるようである。3人による「イムジン河」の生歌を聴くこともできた。イムジン河は、2004年3月に板門店に行く途中に車窓から眺めたことがあるが、実際のイムジン河を目の前にすると感慨深いものがあった。フォーク・クルセダーズは同年代なので、昔から大好きなグループであったが、加藤和彦さんもはしだのりひこさんも旅立ち、北山修さんだけが、頼りである。精神科医で、白鷗大学の学長をやられているというから素晴らしいかぎりである。

今回、システム上のトラブルで、ライブでフォーラムを聴講することができなかったが、遅れて録画したもので聴講することができた。このフォーラムは聴いていると青春がプレイバックするので、毎回楽しみにしている。

 

イムジン河: https://youtu.be/1-eJDL3zLCQ


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