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第12回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサート

2025年03月12日 14時23分03秒 | 音楽

2011年3月11日に発生した東日本大震災から早14年が経つが、今年も遺児孤児を支援する全音楽界によるチャリティコンサートの第12回が3月11日にサントリーホールで開催され、今年も足を運んだ。「ポップス、演歌、クラシック!ジャンルを越えた音楽のチカラを!」というキャッチフレーズで、出演アーティストやオーケストラの有志メンバーもすべてボランティアで、会場の使用も無料、入場も無料であるが、観客には1万円以上の寄付金がお願いされている。個人的には、大震災の支援について、何もできていないので、チャリティコンサートへの参加がせめてもの支援である。

観覧するのは今回で5回目となるが、知り合いがこのイベント企画に関わっているので、事前に寄付し、チケットを手配してもらっている。プロデュースは、三枝成彰、湯川れい子、林真理子、コシノジュンコさん等で、今回は、歌謡界からは、小林幸子、氷川きよし、ピーター、クミコ、松本伊代、森口博子、神野美伽さん、クラシック界からは、大谷康子(バイオリニスト)、宮田大(チェリスト)、仲道郁代・横山幸雄(ピアニスト)、coba(アコーディオニスト)、上野耕平(サクソフォニスト)、ジョン・健・ヌッツォ・笛田博昭(テノール歌手)、市原愛(ソプラノ歌手)、桜井万祐子(メゾソプラノ歌手)、樋口達哉(オペラ歌手)さんに3つの合唱団が加わる。指揮者は、渡辺俊幸さん(歌謡曲担当)と今までの大友直人さんに代わる三ツ橋敬子さん(クラシック担当)とが交代で務め、司会は、今年も露木茂さんと永井美奈子さんの名コンビである。また、それに異色のエンタテイナーである林芳正官房長官が今年は、なんと指揮者として出演した。昨年は、ビートルズのレットイットビーをピアノの弾き語りで歌っていたが、その才能ぶりには驚くばかりである。クラシック界は詳しくないが、出演者はすべて知る人ぞ知る蒼々たるメンバーである。

今回も、一人住まいの姉を誘い、一階席の前から中央13列目といういい席をとっていただき、真近でコンサートを堪能することができた。約3時間近く、休憩もなく、次から次へと素晴らしいエンタテイナーが歌や演奏を披露してくれるのだから、たまらない。演歌とフルオーケストラのコラボ、クラシックの演奏やオペラの歌、合唱隊によるコーラスとまさにジャンルを越えたコンサートは他にはなく、それも音楽の殿堂、サントリーホールで楽しめるので大変貴重なものである。

会場はほぼ満席で、今回のチャリティコンサートで集まった寄付金は、21,124,505円であったことも最後に報告された。この寄付金は、「3、11,塾」として「夢をかなえるチカラになる」ことをめざし、震災孤児や遺児が成長するその日まで支援するために使われるという。また、来年も3月11日(水)に同会場で開催予定であることも案内された。こんな贅沢なコンサートは、他にはまずあり得ないので、出来れば来年も足を運びたい。



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