4月25日から5月11日までとして、東京に3度目の緊急事態宣言が発出され、日本国民に多大な犠牲を強いている。政府の無策にもかかわらず、真面目な日本国民の協力でなんとか爆発的な感染拡大は抑えられているが、変異種の拡大でそれも限界に来ている。日本国民にこれだけ我慢を強いているのに、オリンピックだけは例外とばかりに、聖火リレーは続行しているし、大半の国民の反対を押し切って強行しようとしている。ここに来てコロナで医療崩壊寸前なのに、上から目線で医師や看護師を大量にボランティアで大会に派遣しろという神経は全く理解できない。今や、コロナの収束は期待できないので、やる場合は、無観客となる可能性が大であるが、それまでしてやる意味はなんであろうか。無観客でもインドを含め海外から関係者が数万人も訪日する。大会期間中に感染が爆発し、東京パンデミックが発生する可能性も十分ありうる。
一般の観客はゼロでも、大会スポンサーの招待客やVIPは、VIP席で競技を生観戦することになるが、そんな連中のためにだけ、大会を実施するなんて、冗談じゃない。無観客というなら招待客も排除してほしい。大会実施にかかるコロナ対策費はすべて我々の税金からである。一般客がいなければ、オリンピック関係の上級国民は、ゆったりとしたVIP席で優越感を味わいながら、競技を生で観戦することができるという寸法である。こんな思いを国民にさせるかぎり、菅政権はもたないし、自民党の下野もないとは言えない。国民は、もっと怒るべきだと思うが、菅政権の支持率が下がらないのはなぜであろうか?コロナ対策もまともにできない政権を一体誰がサポートしているのであろうか?誰かが音頭とってオリンピックボイコット運動でもやらない限り菅政権の暴走を止めることができない事態になっている。
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