プーチンによる不条理なウクライナ侵略に対し、中国、北朝鮮、ベラルーシを除く多くの国が反対を表明し、ロシアに非難が集中している。 ウクライナへの侵攻も当初の想定より大分手間取って、戦火拡大はこれからというところだが、ロシア国内へのメディアはじめ締め付けがひどく、一般市民はプーチンの蛮行を知らない可能性もある。西側諸国からは、厳しい経済制裁が科せられているので、ロシア経済は破綻寸前にあるかも知れない。一般市民への悪影響は計り知れないが、プーチン体制を打破するような大きなうねりは感じられない。
外国からの制裁で青息吐息となりそうなロシア国民をよそに、プーチンは贅沢を尽くしたいわゆる「プーチン宮殿」なるものを保有している。黒海沿岸のリゾート地に建てられているが、敷地総面積はモナコ公国の約39倍もあり、豪華絢爛の建物内部には柔道場が設置されているほか、敷地内には、ヘリポート、スケートリンク、教会,円形劇場、カジノ、ワイン製造所まで設置されているという。1400億円もの価値があるというから驚きである。建設費用は、プーチン側近の財閥オリガルヒが負担しているという。
こんなプ-チン宮殿の存在を一般のロシア国民はどこまで知っているのであろうか?一人の独裁者の勝手な行動を許し、巨万の富と贅沢の限りを許しているロシア国民にも責任の一旦はあり、経済制裁で苦しめられるのもやむを得ない。クーデターが起こらないのは不思議である。プーチン逮捕に懸賞金1億円がかけられているというが、そうでもしないと世界中が悲劇に巻き込まれる可能性がある。プーチンが核のボタンを押す前に逮捕することが世界のためであることは間違いなさそうである。
文春オンライン「富と贅沢にとりつかれたプーチン宮殿」: https://bunshun.jp/articles/-/43193
プーチン宮殿の報道(テレ東ニュース 2021 1/20)): https://youtu.be/MAPkNRmXQvc
一月万冊による分析(54分): https://youtu.be/24m5KQ_-4Tc
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