晴れ時々雪。最低気温0.3℃、最高気温5.4℃。
網走気象台が12日発表したところによると、網走沖で流氷を最後に見ることができる「流氷終日」は4月2日だったとのこと。これは平年より9日早く、昨年と比べて14日早かったそうだ。「流氷初日」は1月12日で平年より9日早く、今季の流氷の初日から終日までの「流氷期間」は81日と平年並みで、昨年より10日短くなった。
流氷は以前、厄介者だった。海が塞がるので漁ができず、大陸のような状態になるのでで冷え込みが厳しくなる。その流氷が一転して、海を豊かにすることが理解され、神秘的な美しい自然として観光の目玉となる。流氷が長居すると町が潤うことになっている。こういう逆転劇の主人公になるようなことが、ほかにもあるのかもしれない。本当は役に立つのに、こちらの見る目がないために厄介者扱いされているものが・・・・・・・・・。
《流氷 知床連山を望む 2008年2月10日撮》
《流氷 網走沖 2008年2月10日撮》
《流氷 網走沖 2008年2月10日撮》