透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「不思議少女 友記乃の世界」展へ

2013-07-25 14:42:12 | 日記

雨時々曇り。最低気温16.9℃、最高気温21.0℃。

昨日、札幌の紀伊国屋書店二階のイベントスペースで、「和紙染とステンドグラス 不思議少女 友記乃の世界」展に出会った。ドアで隔てられているわけでもなく、オープンになっていることもあり、美しい染めに導かれるように会場内にある作品の数々を鑑賞させて頂いた。本棚が並ぶ店内のそこだけ彩(いろどり)が綾なす別世界となっていた。

作者の友記乃さんは重度の自閉症とのこと。この日、会場には見えていなかった。お母さんが制作過程についての秘話をいくつか教えてくれた。中に楽しい話題もあって、このお母さんの朗らかさは友記乃さんの作品制作の後押しになっているような気がした。

本日までの開催だったので、昨日、この作品展に出会ったことは幸運だったと思う。                                      大久保さん_03.jpg

                                     《展示会場で頂いたチラシ》

                               

                          《二階のエスカレーター降り場付近にあったポスター》

 
《シリウス(札幌を中心とした道内の映画自主上映や公演・美術情報)のサイトから》

2013年07月25日

不思議少女友記乃の世界和紙染めとステンドグラス@札幌

 旭川在住で、和紙染めをはじめ絵画やステンドグラスなど幅広いジャンルの創作を手掛けている大久保友記乃(ゆきの)さんの作品展。大久保さんは、重度の自閉症ながら、独特の色遣いと自由な表現力から生み出す作品の数々で、国内外で高い評価を受けている。大久保さんは、小学2年生の時、絵画造形教室で和紙染めを覚えた。その後七宝焼きを経て、16歳の時、作品展を開催するにあたって和紙染を再開。この時の作品「コンパリレ」は第一美術展で入選となる。その後「Japanesqu」が第一美術展で入選。今や和紙染めは大型化し、色彩の魔術、友記乃ワールドを繰り広げている。また、七宝焼から転向したステンドグラスでも、2年目にして昨年「グランパーツ賞」を受賞した。詳細は、会場HPの案内欄などで。
・会 期 :2013年7月19日(金)~25日(木) 
・時 間 :10:00~19:00(初日13:00より、最終日18:00まで)
・会 場 :札幌・紀伊国屋書店札幌本店 2Fイベントスペース
      (中央区北5西5-7 JR札幌駅下車すぐ)
・入場無料
・主 催 :アトゥーリェ√3
・お問合せ:紀伊国屋書店札幌本店  TEL 011-231-2131 

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