曇り時々晴れ。最低気温2.0℃、最高気温10.0℃。勤労感謝の日。最近の祝日は何の日かを暦などで確認しないと心もとない。「勤労感謝の日」とは勤労されている方々に感謝することと、勤労できることにも感謝すべき日なのかなどと思い、広辞苑を紐解いてみた。
広辞苑による「勤労感謝の日」とは「国民の祝日。11月23日。勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあうとする日。もと新嘗祭(にいなめさい)。」
同じく広辞苑による「新嘗祭」の一部を引用すると「天皇が新穀を天神地祇にすすめ、また、親しくこれを食する祭儀。以下略」
地祇とは「地の神。国土の神。くにつかみ。」と広辞苑に。
そして、ウキペディアによると、戦後、GHQ占領政策により、1948年(昭和23年)、「国民の祝日に関する法律」が公布・施行され、天皇行事・国事行為から切り離され、現行の形になったとのこと。
勤労感謝の日は、もともとは新嘗祭といって天皇が執り行うものだったものが、戦後、GHQの方針により、現制で国民の祝日とされたようだ。
小春日和となったおめでたいこの日、いつも以上に勤労に頭を垂れ、生み出すことや生み出されたものを祝い、皆さんに感謝しつつふれあいコースを散歩する。でも、生み出されたものにも祝うことができないものがいろいろあるなと感じる今日この頃。
《大沢口までの並木道 10:43》
《不穏な雲も 10:44》
《百年記念塔 10:46》
《青空も 10:47》
《重なり合う落ち葉 11:03》