透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

六月の雨に

2017-06-03 20:03:28 | 日記

曇り時々雨。最低気温7.4℃、最高気温12.0℃。

日差しもなく、最高気温12.0は四月上旬ころの気温かと思います。ライラックの咲く今頃はこのようなリラ冷えとなることがよくあります。

ついに、午後からストーブをつけることにしました。

幼いころから雨は嫌いではありませんでした。すぐ喉を痛めて高熱をだしていた私の身体が適度な湿気を求めていたからではないかと思いますがどうでしょう。

気温は四月を思わせるものですが、季節は確かに進んでいます。朴の花が堂々と咲き、オオハナウドもすらりと伸びた茎先に丸みのある花を咲かせていました。

六月の雨に、今までタイミングを逃していたコスモスなどのこぼれ種が目を覚まし、芽を出す準備をしているかもしれません。

たぶん、農家の方々にとっては作物の成長を促す恵みの雨になったことと思います。

ふれあいコースの朴の花が満開でした。

大沢口

中央線へ向かうコース

オオハナウド(大沢コース)

木々の葉も雨に濡れて(森林公園内)

雨には詩も似合うようです。今日は金子みすゞさんの童謡集から選んでみました。

「お日さん、雨さん」

ほこりのついた

しば草を

雨さんあらって

くれました。

 

あらってぬれた

しば草を

お日さんほして

くれました。

 

こうしてわたしが

ねころんで

空をみるのに

よいように。

 

コメント
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