透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

『どこでもない場所』の絵本

2019-06-27 16:15:13 | 日記

曇り時々晴れ。

セーラー・L・トムソン文

ロブ・ゴンサルヴェス絵

金原瑞人訳

「想像してごらん。

海のためいき

波のささやき

スーツケースからこぼれだし

あなたを夢の世界へ

つれてゆく、

そんな場所を・・・・・。」

「カナダの画家ロブ・ゴンサルヴェスがえがく 、ここでもあそこでもない不思議な場所。想像力にみちたイラストレーションが見るものを奇妙な世界へさそいこむ。」

と絵本の扉に綴られていました。「どこでもない場所」という題名からして、シュールな感じがし、少し現実から離れた何かが漂っているのを分からないままにのぞいてみたくなりました。

答えのない世界というものは得てしてヒトを臆病にするものですが、考えようによってはこれ以上想像力を掻き立てるものもないともいえるかと思います。

コメント
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