透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「友人として」の言葉に

2020-04-08 20:14:03 | 日記

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ふれあいコース

2020年4月7日付け北海道新聞日刊紙

 中国から北海道に、経済分野で交流していた中国吉林省から一般用のマスク3万枚が届けられたと記事は伝えていました。6日までに中国32の自治体や個人、企業から計90万枚のマスクが道に届けられたとも。自分の国でも新型コロナウィルスで大変なのにと思うとその心意気に頭が下がる思いがしました。隣国とはいえ、正直よく分からないことが多いのですが、親切にして頂いたことに心がぬくもりました。

 さらに、段ボールには「友人として共に苦難を乗り越えよう」というエールが記されていたとのことです。学生時代に目にした漢詩のような言葉が添えられていた、ということでしょうか。その点に勝手ながら、中国の文化の匂いを感じ、言葉の力が育まれていることに注目してしまいました。

 言葉の力、それは、文学の力ともいえそうな気がします。直接生産性に繋がるわけではないけれど、ないがしろにされてはいけない分野だなーとこの記事を目にして気づかされました。

コメント
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