透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

ハクウンボクの白い花に

2022-06-13 20:04:38 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温12.2℃、最高気温19.2℃。

北海道立図書館の前庭の延長線上にあるハクウンボクです。

山道を歩いている時に白い花が道に落ちているのを見て、ハクウンボクの存在を知るというケースが多かったので、こうして、間近に咲いている花を目にすることができて夢心地でした。

この白い花が連なって咲くようすを、「白雲」に見立てて、ハクウンボク「白雲木」と名付けられたのだそうです。

木に付されていた表札には「エゴノキ科」で「分布=日本各地」、「材は固く将棋の駒材として使われる」とありました。

ハクウンボクの花は満開で、辺りは甘い香りに包まれています。美しい花と香りに魅せられてか、蝶が舞い、小鳥がまどろんでいました。


ハクウンボク(白雲木)

エゴノキ科の落葉高木。山地に自生。高さ15mに達し、葉は広楕円形で大きく厚い。裏面は灰白色の細毛が密生。初夏、白色の合弁花を総状花序につけ下垂。種子から油を取り蝋燭を製し、材を挽物細工および薪炭料とする。庭園樹・街路樹とする。オオバヂシャ。 

~広辞苑第6版~


 

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