曇り時々晴れ。最低気温12.2℃、最高気温19.2℃。
北海道立図書館の前庭の延長線上にあるハクウンボクです。
山道を歩いている時に白い花が道に落ちているのを見て、ハクウンボクの存在を知るというケースが多かったので、こうして、間近に咲いている花を目にすることができて夢心地でした。
この白い花が連なって咲くようすを、「白雲」に見立てて、ハクウンボク「白雲木」と名付けられたのだそうです。
木に付されていた表札には「エゴノキ科」で「分布=日本各地」、「材は固く将棋の駒材として使われる」とありました。
ハクウンボクの花は満開で、辺りは甘い香りに包まれています。美しい花と香りに魅せられてか、蝶が舞い、小鳥がまどろんでいました。
ハクウンボク(白雲木)
エゴノキ科の落葉高木。山地に自生。高さ15mに達し、葉は広楕円形で大きく厚い。裏面は灰白色の細毛が密生。初夏、白色の合弁花を総状花序につけ下垂。種子から油を取り蝋燭を製し、材を挽物細工および薪炭料とする。庭園樹・街路樹とする。オオバヂシャ。
~広辞苑第6版~