透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

春とのお付き合いは

2018-03-16 18:18:28 | 日記

曇り時々晴れ時々雪。最低気温-4.0℃、最高気温0.8℃。

16:41 大沢口

16:42 大沢口付近

朝起きた時点では7㎝ほどの積雪がありましたが、夕方にはおおかた融けていました。

融雪が進んだのは、日中0℃前後の気温でも、晴れ間がでていたからでしょう。

今日、訪ねた義父のユニットでは、先週と違い義父も調子がよさそうで、その場にいた他の3名の方々も和んでいました。

義母がいうには、「今日はお天気が良かったからね。」とのこと。

四季のなかでも、春の悩ましさは雪が降ったり、融けたり、雨になったり、凍り付いたり、気温が上がっても、冷たい風が吹いたりと変化が細切れで激しいところにもある気がします。

落ち着かない気象状況は大なり小なり、生きとし生けるものの心身に影響を及ぼすのでしょう。

ここしばらくは気まぐれな春とのお付き合いを覚悟しているところです。

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札幌国際スキー場へ

2018-03-15 19:56:49 | 日記

曇りのち雨。最低気温2.0℃、最高気温6.8℃。

家人と我が家から車で1時間半の「札幌国際スキー場」へ。

車道はずーっとアスファルトが出ていて走りやすく、春スキーの良さはこういうところにもあると感じました。

春スキーの二つ目の良さは暖かさです。今日は風が強かったのにもかかわらず暖かだったので救われました。

ただ、雪質はパウダースノウとはいかず、ザラメ状態でした。とはいえ、柔らかだったのでガリガリに凍った状態の時よりは、はるかに滑りやすかったです。

風が強く、リフトは全面止まっていて、唯一ゴンドラだけが運行していました。

途中でゴンドラが止まらないことを願いつつ無事に頂上へ。頂上付近は風が強く、もやがかかったようになっていましたが、ウッディコースの途中からはもやも晴れ、ファミリーコースに入ると風も気にならないほどになっていました。

久しぶりのスキーでしたが、前回より楽しめたことをありがたく思います。

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新篠津村の夕陽

2018-03-14 20:17:34 | 日記

晴れ。最低気温1.6℃、最高気温5.2℃。

石狩管内唯一の村の、「しんしのつ温泉たっぷの湯」へ家人と出かけてきました。

帰り途で燃えるような夕陽に出合いました。

夕陽は

暮れゆく空を染め、

車道の水溜まりを赤く染め、

雪が残る広大な畑地の向こうに、

黙って、

寂しく

沈もうとしていました。

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野幌森林公園ふれあいコースにぼんやりした日が射して

2018-03-13 19:23:11 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温-3.9℃、最高気温3.4℃。

16:20

16:21

16:21

16:27

久しぶりに野幌森林公園ふれあいコースへ足を運んできました。

気温はプラスでも、冷たい風が顔を洗っていきます。

いいかげん

目を覚まして、

しっかり見なさい。

そう言われた気がしました。

雲間から

ぼんやりした赤色の日が、

顔を出したり、

ひっこめたり、

こちらも何か言いたげでした。

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「鈍行列車に乗ってどこまでも」の舞台を観る

2018-03-12 22:01:58 | 日記

晴れ。最低気温-3.5℃、最高気温2.0℃。

 

〈岩見沢市民会館〉

昨日、我が家から車で40分の岩見沢市民会館・文化センターまなみーるへ家人と出かけました。

新篠津高等養護学校演劇部による自主公演「鈍行列車に乗ってどこまでも」が、この日のみの2回公演となっていて、私たちは午後2時開演の初回の舞台を観劇しました。

脚本を手掛けたのは、同校の演劇部顧問山田勇気氏によるもので、オリジナル作品です。

自身が高校時代、演劇部で宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の主人公ジョバンニを演じた際、「みんなのほんとうの幸い」とは何かを考え自分の生きる道を決めたという経緯を持ったとパンフレットにありました。

氏はその後、「たとえ自分の夢を叶えて、満足に食事をとり、好きなことに興じることができても、隣にいる人や隣国の人、同じ地球に生きる人そうでない人がいたときに、自分は本当に幸せだと言えるのだろうか。そんな状況を突きつけられ、あまりに狭義に考えていた自分の『幸い』に恥ずかしくなったのを覚えています。」と綴っています。

さらに、「目の前の生徒たちが銀河鉄道に乗って自分がどう生きるべきなのかを見つけてほしい、輝かしい未来だけを見るのではなく、ブラックホールのような暗い闇にも向かって行きしっかりと真実をみつめることができる、そんな人になってほしい。そんな思いを込めて作った作品です。」とありました。

タイトルの「鈍行列車に乗ってどこまでも」は、部長の生徒が中学校のときに先生から実際に言われた「みんなは新幹線であなたは普通列車だから」という言葉からヒントを得てつけられたそうです。

           🍁       🍁       🍁

70分間の舞台はテンポよく進み、時に笑いがあり、時に「ほんとうの幸い」とは何かを考えさせられるもので、演劇部員の皆さんの迫真の演技やメリハリの利いた舞台構成に少しの間も目が離せませんでした。

脚本も演技も舞台構成も完成度が高く、何度も胸が震える思いがしました。幕が下りても、「みんなのほんとうの幸い」とは何だろうとの問いが頭を離れませんでした。

「役に立たないもの」「採算がとれないもの」を切り捨てたり、多様性が受け入れられない風潮がみられる昨今。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を糸口に、これらをどう受け止め、どのように向き合うのかを等身大で演じきった高等養護学校の演劇部の皆さん。この舞台に関わり、支え手となった多くの方々。

皆さんの透明なエネルギーが胸に沁みました。

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「甲状腺がん7年で160人」

2018-03-11 21:45:19 | 日記

晴れ。最低気温-8.6℃、最高気温2.2℃。

3月6日の北海道新聞の日刊紙に「甲状腺がん7年で160人」の記事が掲載されていました。

 

2011年の東京電力福島第1原発事故当時、18歳以下だった福島県内の子どもたち約38万人を対象にした甲状腺の検査で、福島県は5日、昨年10月から12か月の3か月間で新たに3人に甲状腺がん、またはその疑いが見つかったことを明らかにしたとの記事です。

福島市で5日に開かれた県民健康調査検討委員会で報告されたもので、これまで7年間の合計は196人になり、このうち160人は手術を行い、がんと確定。

従来、子どもが甲状腺がんになる割合は「100万人に数人」とされ、福島で発見された数はけた違いと。

検討委は、甲状腺がんが多発した1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故と比べて住民の被ばく量が少ないことなどを理由に「(原発事故による)放射線の影響とは考えにくい」とか、症状がなくても検査することでがんの発見確率が高まる「スクリーニング」によるものと説明してきました。

専門家の間でも原発事故と甲状腺がんの因果関係をめぐる評価は割れている中、

5日の検討委で、星北斗座長(福島県医師会副会長)は「(因果関係があるとかないとか)白黒をはっきりさせるために検査をしているのではない」と述べたそうです。

福島の子どもたちの甲状腺検査は5月から4巡目が始まるのを前に、検討委の一部の委員からは「(治療の必要のないがんを見つける)過剰診断になっている」など検査の見直しを求める声も。これに対し、別の委員は「過剰診断だという議論は検査を縮小の方向に導くために使われている印象がある」と批判したとのこと。

以上が記事のあらましでした。

 

「過剰診断」と捉えて検査をしない方向に傾く意見に対し、批判する声が上がったことに救われた気がしました。

 子どもたちを生涯にわたって健康を心配しなければならない窮地に追いこんでおきながら、子ども自身にとって何が良いのかを一番に考えるのではなく、見て見ぬふりをしてすり抜けようとするようにもみえる判断を、決して早急にしてはならないと思います。

 私は専門家でもなんでもないのですが、子どもたちのリスクがより少なくなる道を慎重に選んでほしいと願うばかりです。

      🍁      🍁      🍁

以下は本日のサンデーモーニングからお借りした映像です

 

 

 

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「石っこ賢さんと星空散歩」へ

2018-03-10 22:14:25 | 日記

晴れ。最低気温-2.6℃、最高気温0.5℃。 

 青少年科学館

札幌市青少年科学館  写真を撮った後、転んだわけではありません。

エントランスに置かれた掲示板

プラネタリウムの始まりの前。まだ、撮影が許された時です。

札幌市青少年科学館のプラネタリウム夜間特別撮影会「石っこ賢さんと星空散歩」が本日午後6時から午後7時まで開催されました。

星に関する作品を数多く残した賢治は、当時、どのような星空を眺めていたのでしょうか。

そのような疑問に答えるべく、約90年前の岩手県の星空を『銀河鉄道の夜』の星座を辿りながら、星巡りをするという趣向です。

この作品に登場する「天の川」、「北十字」とアルビレオ漢族所、「さそりの火」、「南十字(サザンクロス)」がBGMとともにプラネタリウムで映し出されていました。

限られた一時間の中に、賢治のエピソードや「雨ニモマケズ」のフレーズも織り込まれ、プラネタリウムならではの美しい星がちりばめられた映像に、大満足のひとときでした

プラネタリウムを見終わった後、青少年科学館前で行われていた天体観望会へ。

望遠鏡でスバルを観ることができました。

   🍁     🍁     🍁

星を見るのは本当に良いものだなとしみじみ感じました。久しぶりに晴れて、星が出ていたのも幸運だったと思います。観望会をセットしてくださった皆様にも感謝です。

 

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朝から雨の日

2018-03-09 20:10:04 | 日記

雨時々雪。最低気温0.6℃、最高気温6.0℃。

 

雨が音を立てて降る朝。

雨が洗い流していくものもあり、

流しきれないものもあり、

時が経過するうちに

みぞれから雪に変わり、

そして、また、雨。

 🍁      🍁       🍁

そういえば、

ずいぶん長いこと、

雨上がりのすっきりした虹を

見ていなかったなと思います。

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開拓の村へ

2018-03-08 21:00:03 | 日記

曇り時々雨。最低気温-10.5℃、最高気温4.2℃。

管理棟の受付付近の雛飾りです。

開拓の村の旧札幌停車場(管理棟)の奥の部屋で、「概略 北海道開拓使」と「博物館としての開拓の村」の講座を受講してきました。

講師は一般財団法人北海道歴史文化財団の学芸員の細川健裕氏。10時半から15時半まで、昼休み1時間をはさみ、午前午後各2時間の講座でした。

北海道が3県に分かれていた時代もあったとか。本日の講座について詳しいことは後程、機会があればと思っています。

今日は管理棟の玄関ホールの様子を展示物などを中心にアップしました。 

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野幌森林公園ふれあいコースと大沢口

2018-03-07 20:14:56 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-12.4℃、最高気温-2.1℃。

ふれあいコース

大沢口

厳しい冷え込みの朝を迎えました。日中も氷点下の真冬日。

冷凍庫のような気温だったのですが、車道は雪が解けてアスファルトが顔をのぞかせていました。

光の強さに春を感じる日々です。

こんなふうに、少しずつでも、春は必ずめぐってくると分かっているから、暖かくなる日を信じて待つことができるのでしょう。

信じることができるのは信頼できるからで、騙されてばかりなら、凡人の私には信じろと言われても無理かなと思います。

そういえば、春になると、雪に覆われて隠されていた汚れものが、あちこちからあられもない姿を現します。

雪国の春はけっこうシビアな仕事もしてのけるのです。

隠しても隠し切れないものは元から綺麗にしなさいと、春が諭してくれている・・・のかもしれません。

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「森のゆ」温泉へ

2018-03-06 19:18:51 | 日記

晴れ時々雪。最低気温-5.3℃、最高気温-3.4℃。

〈厚別市内 行きは晴れ〉

 

〈厚別市内 帰りは雪〉

午後から家人と北広島市内の天然温泉「森のゆ」へ出かけました。

我家から7.5K、車で20分ほどのところにある温泉です。

町中にもかかわらず、浴室や休憩室から眺める景色は森の雰囲気。

心底のんびりできる、有難い温泉施設でした。

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開拓の村の雛飾り・その2

2018-03-05 19:29:25 | 日記

曇り。最低気温-2.7℃、最高気温-0.5℃。

開拓の村の体験学習棟での雛飾りの様子をアップします。

この建物は森林公園の樹木の立ち並ぶそばにあるので、山小屋の趣があります。窓からは森林公園を自由に飛び交う鳥たちの姿を見ることもできます。

広々とした館内では、折り紙でお雛様を作るイベントがあり、来場者には甘酒とひなあられがふるまわれました。

こちらでも家族連れなどの来訪者が、これらのサービスや折り紙などを楽しんでいたようです。

              🍁         🍁         🍁

暖房も充実していて温かく、室内灯に大きな窓から差し込む光も加わって明るい空間が広がっていました。

ここで過ごすお雛様のご一行はさぞかしご満悦だったろうと思ったのですが、本当のところはどうなのでしょう。

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気温上昇の日に

2018-03-04 19:14:21 | 日記

曇り時々雨。最低気温2.4℃、最高気温6.9℃。

11:42 文教通り

11:42 文教通り

気温がプラスで推移した本日。

雪解けが進み、アスファルトの一部には水たまりができていました。

急に気温が高くなったせいか、久しぶりに片頭痛に見舞われたわたくし。

頭痛薬の助けを借りて凌いでいます。

皆様には、自身の体調管理にも心を砕いて、元気に三月をお過ごしください。

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開拓の村の雛飾り

2018-03-03 21:20:07 | 日記

晴れ。最低気温-6.7℃、最高気温3.2℃。

旧札幌停車場(管理棟) 開拓の村エントランス

旧武井商店酒造部

桜餅 

囲炉裏

開拓の村では2月17日から3月18日の間、村内7か所に17組の雛飾りを展示しているとのことです。

今日はひな祭りの日でもあり、家人と出かけてきました。

7か所の内、この度の大雪で旧青山家は立ち入り禁止となっていたので、他の6か所を回りました。

    🍁       🍁        🍁

ここで紹介するのはその中の一つ、旧武井商店酒造部の雛飾りです。

ここでは温かいお茶と桜餅のサービスもありました。これらはボランティアの方たちの手によるもので、桜餅は香りの良さと味、舌触り加減が絶妙でとても美味しかったです。

囲炉裏を囲んで、同心円のように集った大勢の家族連れなどの観光客が、このサービスを楽しんでいました。

     🍁       🍁       🍁

大雪の後には屋根からの落雪などで、立ち入ることができなくなるハプニングもあるのですが、村全体を真っ白の雪で美しく仕立て直してもいました。

青空に映える雪の白さが村内の建造物や豊かな自然を引き立たせていたのです。

開拓当時の多くの方たちは、自然の厳しさを肌に刻み、美しさに心をなだめられながら、日々の暮らしを立てていたのかもしれないと思いました

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春の嵐が去った後に

2018-03-02 21:35:01 | 日記

雪時々曇り。最低気温-2.6℃、最高気温1.6℃。

11:36

 16:50

16:52

16:57

当地は朝から風が強く、本格的な吹雪模様となりました。

我家のベランダ側の窓の三分の二は雪にふさがれてしまいました。

発達した低気圧が通過し、西高東低の冬型の気圧配置の為せるもの。最近の天気予報はよく当たります。

JR北海道は2日、札幌と各方面を結ぶ特急列車39本を含む計349本を運休とした。北海道教育委員会によると、2日は道内の小中学校の5割にあたる866校、高校などを含め計978校が休校したとのこと。(北海道新聞本日付け夕刊)

当地では春の嵐は午前中がピークで、午後になると晴れ間ものぞき始めました。

野幌新公園大沢口付近では、風がゴーゴーと唸り、木々が大きく揺れていました。

月齢14.2の月

その風も夜になると静まり、空には月齢14.2の満月が雲間から時折顔をのぞかせていました。

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