ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

賃上げ

2013-11-20 15:03:35 | 日記

非正規労働者の賃上げが来年の春闘では、認識が一致したとか。

一部の100万円の壁を、障害と考えずに、働く非正規の労働者にとっては、朗報と言える。

しかしながら、非正規のなかには、配偶者の扶養者に、なっていたいという、非正規労働者に

とっては、賃金があがっても、それほど、喜べない。

時給が10円とか15円あがったとしても、手取りを増やせない者にとっては、休みが少し増えるくらい。

正規の労働者は、ベースアップ+定期昇給などがあって、ボーナス・賞与の恩恵がある場合は春闘の

ベースアップは大きい。

ベースアップを喜べない労働者の人数のほうが多いことを踏まえているのだろうか。

 

最低労働賃金が700円台の労働者にとって、たとえば時給が10円上がったとしたら、

700円×5時間×16日×12か月=672,000円

710円X5時間X16日×12か月=681,600円

年間で5,600円のアップにすぎない。

 

経済の好循環に作用するとして、本当に機能するのだろうか。

 

非正規と正規の時給の大幅な違いの、緩和に寄与するものでなければ意味がない。

 

某地方公務員に採用されたときは、月給がおよそ、18万ほどだった。

4年務めて、町の一労働者になったら、10万円ほどだった。

 

派遣労働者になったときは16万ほどになり、交通費込みで18万円。

賞与なるものが3万円ほどだった。

 

その後、はパート職しかなく、月収8万から9万円。

何度か転職を繰り返すうちに、月収は8万未満。

 

一時期、正規雇用されたものの、SOHO規模の職場に落ち着き、交通費込みで18万円になったものの、

業績悪化等々により、パート雇用に変更。

 

月収は、10万円に。

賞与も、定期昇給も、ベースアップにも縁のない職場になってから、もう20年がたつ。

 

その間最大18万。最低8万。

扶養家族が3人。家賃65,000。家賃更新2年に一度23万。

現在、世帯年収が300万ほど。

 

これで、暮らしていかなければならない非正規労働者の底上げを大企業が率先してやってもらいたいもの。

 

 

 

 

 

 


発声の練習

2013-11-20 11:36:12 | 合唱

発声は、毎日短時間でも行うのが最善です。

しかしながら、別にメインの仕事を持っていたり、すると、思うように

発声練習ができません。

 

歌の練習は一日2時間が目安だそうです。

発声は、毎日は無理という場合は、発声に代わることで多少補うことができます。

 

大きく口を開ける。

裏声でいくつかしゃべってみる。

あくびをしたときの状態で、フレーズを歌ってみる。

 

咽をあけるという状態が、無意識にできるくらい身についていない場合は、週に一度の発声では

2、30分をかけて、ほぐす必要があります。

発声もできない、疑似事もできないという場合は、せめて、週に2回以上、発声する場を設けたいもの。

無意識にできるなら2週間に一度でもOKと言えます。

 

身体におぼえこませれば、いいように思えますが、プロのスポーツ選手でも、毎日のように

トレーニングはしています。

野球の場合などもシーズンオフから開けると、軽い運動から、身体をほぐしつつ、オープンに向けて調整していきます。

合唱も、同じこと。

某指導者が、「プロの場合は発声練習なしで、すぐ練習ができるからありがたい」

発声練習が短い、あるいは、たまにしか歌わないという団員は、独自に発声練習をやっておくと、効率がよくなりますし、咽を楽に使うことができます。

 

合唱歴の長い団員は、練習の合間や、練習に入る前に、独自に発声練習しているのを見ることができます。

合唱人生を長くエンジョイしたい人は、咽も大切に、いたわってください。

 


合唱を楽しむ

2013-11-19 08:47:36 | 合唱

合唱には、様々な種類があります。

■パート数

二部合唱、三部合唱、四部合唱。

■独唱の有無

独唱曲、重唱曲、語り手の入る合唱曲。

■伴奏の有無

ア・カペラ・無伴奏。

■声の性質

女声合唱、男声合唱、児童合唱、混声合唱。

■合唱の形態

女声3部合唱(ソプラノメゾソプラノアルト

男声4部合唱(第1テノール、第2テノール、バリトンバス

混声4部合唱(ソプラノ・アルト・テノール・バス)

出展 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E5%94%B1

夫々の特徴は、それぞれの魅力とも、難しさともなります。

一番、スキルが効果的に身に付くのは、同声による、無伴奏です。

少人数であれば、なおさらです。

人数の多い合唱団は、初心者には、門戸が広く、始めるのには適しています。

人数が多い分、マイナスになる問題もあります。

某指導者から、「自分はソリスト」だと思ってください、と言われたことがあります。

「沢山いるけれど、自分がいなければ成り立たない」

「誰かがいるから自分は、いなくてもいい」のではないと言う意味です。

少人数の合唱では、わからないところは歌わなくてもいいとか、ここはお任せしようとか

を、あてにすることはできません。

大人数である場合は、ついつい、自分がいなくてもいいという考えになりがちです。

上手な人の横で歌うと、歌えてしまう自分に気づくこと、カンニングブレスを、他の人と

交代に取るなどで配分することも可能です。

大人数の良い点、安易になりがちな点、を戒める言葉として、時折、反芻しています。

 

裏返せば、少人数、また無伴奏での練習は、厳しい面があり、スキルアップには、適しています。

どちらを選ぶかは、ご本人の気持ち次第。

合唱を楽しむなら、両方味わうことをお勧めします。


姿を美しく

2013-11-18 12:25:21 | 合唱

立ち姿を意識しましょう。

仁王たちをしている男声、足を開いている女声をよく見かけます。

すっくと立って、背筋を伸ばし、両足はほほ、揃えてこぶし一つ分くらい空けると、

見ても歌が上手そうに見えます。

女声は少しだけ、上下に開くほうが、エレガントに見えます。

舞台への入場、退場も、背筋をぴんと伸ばし、優雅に入退場しましょう。

 

上手な合唱団は、入退場もきれいで、統一感があります。

立ち姿がきれいだと、素敵な演奏への期待も大きくなります。

 

入退場は、ぱらぱら。立ち姿もばらばら。であったら、演奏を聴く前から、多分下手だと

思ってしまいます。

 

演奏への自信の表れが姿にも出てくるのです。

背の高さがばらばら、服装がそれぞれであっても、移動の姿や歩行姿が揃っていると、ばらばら感は気にならなくなります。

 

揃っているというのは、合唱に限りません。

芝居でも、体操競技でも、各種の踊りでも、上手な団体は、見事に揃っているものです。

気の合っていない合唱団は、立ち姿、立ち位置さえもばらばら感が見え見えです。

長い演奏でもあっという間に終わったかのように感じるものです。

 

秀でて上手な人は、オーラを発しています。

群れのなかにいても、抜きんで見えるものです。

 


暗譜する

2013-11-17 07:42:55 | 合唱

つまり楽譜にかじりつかない。

これは、必須と思って欲しい。

 

一人で楽しむ場合はともかく、人前で演奏するのであれば、楽譜にかじりついていてはいけません。

たとえ、上手であっても、見ている者には、それだけで、下手のように思えてしまいます。

指導者によっては、「暗譜することが演奏のスタート地点」とも言っています。

 

楽譜をみるのは、最小限におさえる。

見るとしても、目を落とす程度で首をさげない。

つまり暗譜は、基本と考えてください。

 

暗譜によって、指揮をよく見ることができますし、指揮者をみることで、当然、演奏が指揮者の指示を

きちんと受け止めることになるからです。

 

暗譜の方法としては、何回、何十回と聞く。

手帳などに歌詞を書いて、歌詞カードをみながら、歌ってみる。

曲に合わせて覚えていくのが一番です。

 

方法として、

一度楽譜を見ながら歌う。

次に楽譜をふせるなどして歌う。

歌えないところがあったら、その歌詞などを確認して、もう一度歌ってみる。

という方法を指導していただいたことがありました。

 


音形での演奏

2013-11-16 11:07:34 | 合唱

上昇している音形は前の音符の上に乗せる感じで、

下降の場合は、上昇気味に、音符を取ります。

 

下がっていく音形は、重力にのるので、より下がるから、少し上に揚げて。

上がる音形は、下からずり上がりやすくなるので、上から乗せる感覚で歌うと「下がっている」から解放されます。

 

・普段(記号が何も付いていない音)
・スタッカート
・テヌート
・マルカート

がついているときは、はっきりと表現する。

 

文章を読むときは、目が文の先を追っていきます。

歌も同じ、先を見ながら歌っていかないと、進んでいくように聞こえません。

 

指導者が「音が止まっている」と指摘するのは、音符を一つひとつ読んでいる時です。

先読みしましょう。

 

長いフレーズ、フーガなどは、4つの音符や3連符をひとまとめのものとして繋げていくようにすると、

途中で沈没せずにすみます。

                 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4,(5)

                  ↓     ↓      ↓       ↓      ↓     ↓


魚偏

2013-11-15 11:13:21 | 日記

寿司屋にいくと、魚偏の字をあしらった大ぶりの湯呑茶碗が出てくる。

読めない字、読める字、すしネタと思わせる様々な魚。

ひらがなもそうだが、漢字は、装飾にもなる。

書道が美術として成り立っているのも、わかる。

思えば、様々な国の文字も様々あって、文章になっているのも、サインでも、様々な表情があって美しい。

 

魚偏という文字について、考えたことは、無かったように思う。

なんとなく読んでいた文字が、様々な経緯、思惑、中国から入った漢字を、日本での読み方に合わせて、考えられた

文字の背景などに触れて、何やら、愛おしくも感じる。

 

日本式造字法というのを知った。

漢字は、現在およそ6千字。魚偏の漢字は、406字だそうな。

思えば、先人の業績に驚嘆する。

その労に感謝したい。

 

魚偏漢字の話

加納喜光

中公文庫


合唱団がひとつになる

2013-11-14 09:27:54 | 合唱

合唱は、曲に合わせてひとつになる。

少人数のメンバーであっても、100人規模の団であっても、一つの曲によって、一つに溶け合って演奏

することが、目標です。

オーケストラ、各パート、ソリスト、指揮者が、息つぎから演奏者すべてが、一つになって演奏しなければ

いけません。

溶け合って初めて、素晴らしい演奏となります。

どこかが、水と油状態では、聴く側には、ばらばらに聞こえてしまいます。

 

「合唱の練習は、一人ではできません」と某指導者がよくおっしゃってました。

練習は、曲の音取りから始まってパートをそろえ、他パートに揃え、オーケストラ、ソリストに揃え、一つになっていく過程を踏んでいかなければなりません。

上手な合唱団は、すべての演奏者がまるで、一人だったかのように、聞こえます。

途上にある合唱団は、パートごとの力、パートの気持ちがばらばらで、一つの曲を聞いても、

ちぐはぐな感じがして、歌いこんでないとばれます。

 

合唱を初めてまもなくの頃、ヴォイストレーナーに「誰を目標にしている?」と聞かれ、一人も答えられませんでした。

パートの中で、目標とする歌い方、声、などを持つことが、本番への第一歩と言えるのではないかと

思います。

 

 

 


喉を開ける

2013-11-13 06:44:06 | 合唱

喉を開ける。

発声時に喉を開けるというのは、重要です。

ヴォイストレーナーからも、耳にタコというくらい何度も指摘される項目のひとつです。

女声にかぎらず、男声も、楽な発声として体得したいものです。

10年を超え、延べ何十人というヴォイストレーナー、指導者から、の伝授された、方法からと、独自に考えた

方法です。

取りつきやすさ、身体に覚えこませやすさ、手軽さなど、様々な方法があります。

喉が開かないとお悩みの方は、一つひとつ試してみてください。

自分にあった方法が見つかれば、驚くほど楽に習得することになります。

 

 

1.口をあけたままで、口から息を吸い込む。のどの奥に外気が感じられたら、今度は口を半閉じて、外気があたったところに息を当てるつもりで発声する。


2.あくびをした状態で発声する。


3.発声するときに、親指で軟口蓋を押す。押さない状態と発声と一緒に押すことをしてみる。


4.猫の鳴きまねをする。赤ちゃんの泣きまねでもOK。


5.恐怖の悲鳴を上げる。「キャー!」て、言ってみる。この時の咽の状態をキープして発声する。


6.発声にあわせて頭のてっぺんの髪の毛を何本か引っ張る。


7.奥歯に箸、あるいは小指をはさんで発声する。

 


巻き舌

2013-11-12 09:02:12 | 合唱

合唱曲を演奏するには、様々なことを要求されます。

外国の曲に多くなるのが巻き舌。

巻き舌の国でも、巻き舌ができない人が増えてきているそう。

 

巻き舌取得には、努力を要する場合も。

何の努力をせずとも、出来る人もいるのに、練習しなければできない人も。

努力をしなければできない場合は、1週間でできるようになる人もいれば、何か月もかかる人も。

たぶん、どなたでも、出来るようになるのではないかと思っています。

 

練習としては、

巻きやすい単語を使うのが容易。

 

「リーン」

「ロール」

「トロッツ」

「ルール」

 

「ラリルレロ」が言いやすいです。

「ロ」を発音するときに、舌を巻き加減にして、「(ル)ロ」という感じで発声します。

なんとなく巻き方がわかってきたら、長めに発声していくようにします。

何度も繰り返して舌に覚えさせます。

 

すこしづつ、巻けるようになっていきます。