GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

FOURDOGS 3犬目 Ohio101

2023年06月27日 | POP & ROCK
『FOUR DOGS』磔磔ライブ感想文(その3)です。

【Ohio101】

1.パイロットジャングルジム
2.太陽系から落ちて来た男
3.ゼロ
4.?
5.?
6.陽のあたる場所へ
7.?

トップのスキマノザラシと2番手のTHE COFFEE &  CIGARETTES、両者共にものすんごいライブをしちゃった物だから、なんならここで終わっても良い位の満足感が場内を支配(←流石に言い過ぎ😅)していた。

そんな空気を、1曲目『パイロットジャングルジム』のイントロだけで一変させてしまうOhio101の説得力よ!

それもそのはず、純也さんのギュンギュンに唸るギター&ボーカルのカッコ良さは今更言うまでもく、ベースの調さん(ex.ハイロウズ)とドラムのクハラさん(ex.ミッシェル・ガン・エレファント/THE BIRTHDAY)のオーラたるや、たたずまいだけで銭が取れるレベル。…肝心の演奏は、さらにその3〜5倍はカッコ良いのだから困ったもんだ。

途中の耳慣れない数曲は、もうすぐ出来上がるという新譜の曲だろうか。特に4,5曲目は純也さんの香味がほとばしっていて、同イベントの中で異質な世界観を醸し出していた(つまりは最高)

特に、首振りDOLLSファンの目に彼らがどう映っていたか、聴くのは野暮だろうから、勝手に妄想して楽しんでいます😂

さて、最強3バンドを経て、いよいよ次は首振りDOLLS。

(つづく)

FOURDOGS 2犬目 THE COFFEE & CIGARETTES

2023年06月27日 | POP & ROCK
『FOUR DOGS』磔磔ライブの感想文(その2)です。

トップバッターのスキマノザラシが終わり、2番手は…

【THE COFFEE &  CIGARETTES】

1.吠える
2.Talkin' Blues
3.アネモネ
4.4 GOOD DREAM
5.LIGHTNING BABY
6.シャルロット
7.夜明け
8.PLEASE DON'T GO

※セトリうろ覚えにつき、抜け、欠け、勘違いご容赦。

コロナ禍以降、コーヒーさんのライブを見たのは2022年6月(スキマとの2マン)の1度だけ。

今年になって、また京都界隈でコンスタントにライブをしてくれてるのに、仕事の都合も有り、全然行けず歯噛みを繰り返す日々。ようやくこの日再会する事ができました。

とは言え、しょっ中アルバムは聴き込んでるし、ロックンロールレディオ@FM田辺で彼らの声を月に数回は聞いているので、そこまでの久々感はないなー、なんて思ってたけど、やはり生のコーヒーさんは格別で最高なのだった!

1曲目『吠える』のイントロドラムが鳴った瞬間、スイッチがLowからHighへ。2曲目でがっつり上田さんのギターを堪能してご満悦。3曲目優しい曲でちょこっとクールダウン。

MC明けの『4 GOOD DREAM』から『夜明け』までの怒涛の流れが終わる頃には、スキマの余韻に支配された磔磔が、コーヒーさん一色に。恐るべし。

そして、改めて思う、磔磔で聴く『Lightning baby』の殺傷力たるや。

ラストの『PLEASE DON'T GO』で完全にトドメを刺された場内。ああ、このまま磔磔の空気はTHE COFFEE &  CIGARETTESに支配されて終わるのだろうか。

いやさ、諦める(?)のはまだ早い。なぜなら、この後に控えるのは、なんと言ってもあのOhio101なのだから…!

【つづく】

FOUR DOGS 1犬目 スキマノザラシ

2023年06月27日 | スキマノザラシ
『FOUR DOGS』磔磔ライブの感想文(その1)です。

【出演】
OHIO101
首振りDolls
スキマノザラシ
THE COFFEE&CIGARETTES

個人的に4バンドとも大好きで、音源はそれぞれフルラインナップでコンプリート済み(多分)

好みのバンドが勢揃いする4バンドイベントなんて、中々の奇蹟だと思います。

はやる気持ちのせいで、磔磔に開場の30分前に着いたけど、ドア前は早くも待ちきれないファンで賑わってた。

今回の前売チケットは、各バンド手売り分と磔磔前売り分の計5通りあり、それぞれ整理券番号が重複しているため、例えば俺は整理券番号6番だったので、30番目くらいの入場となりました。

見渡すと良い席はひと通り埋まっていたので、壁際のベンチ席をキープ。いざとなったらベンチの上に立とうかな、立っても大丈夫かな、と迷ってたら、磔磔スタッフの方が「ベンチの上に立つのはOKです!土足でどうぞ!」と言って回られてたのでひと安心。※毎回OKかはわかりません

テーブルと椅子が少しだけ出てたので、オールスタンディングではないながらも、久々に見た磔磔の超満員。

やっぱりライブはこうでなきゃ!が半分、おじさん化しつつある自分の体力への不安が半分。人間とは勝手な生き物です。

開始予定時間より5分ほど早く鳴り響く入場SE。トップバッターはまさかの、でも納得のスキマノザラシ。

【スキマノザラシ】

1.ランブル(イントロのみ)
2.蒼白の子供
3.ヒート
4.トネリコ
5.月光
6.アイアイ
7.風の歌
8.千人の神様が死んで3匹の獣が走る

※セトリはうろ覚えにつき、抜け、欠け、勘違いご容赦のほど。

対バン有りライブの頭に『ランブル』が鳴ると、これから凄い物が見れる。長年かけてそう刷り込まれた体が、条件反射の身震い。

『蒼白』でいきなりのトップギアから、『ヒート』で現在進行形のスキマを披露。

『トネリコ』で落ち着いた後は、怒涛のコール&レスポンス曲構成で、磔磔がひとつになってた。

『風の歌』では、マイクを通さずに磔磔に響く水上さんの生歌声の衝撃。満員なのに吸収されず響くって、なにそれ。いつもよりアウトロは短め。という事はもう一曲あるよね。

最後はもちろん『千人の神様が死んで三匹の獣が走る(未音源化につきタイトルは暫定)』。サビではみんなで手を振り振り。満員でやると圧巻だな。

トップバッターの役割を果たしつつ、手加減抜きで余す所なく「らしさ」も見せつけてくれたスキマノザラシ。こうでなくちゃ。

ここで終わってもお腹いっぱいだけど、まだ宴は始まったばかり。次はTHe Coffee & Cigarettes。

【つづく】

渡辺隆雄さんと早川岳晴さん

2023年06月22日 | POP & ROCK
渡辺隆雄Trumpet & 早川岳晴Contrabass
2nd Album『What Love』リリースツアー第二弾

京都磔磔。行って来ました。






今回はステージでなく、フロア(客席側)で演奏されるスタイル。

空いたステージの上にも客席が設置されていて、でも、磔磔のステージ上は、ファンからしてみれば不可侵の聖地。足を踏み入れるなんて、恐れ多くてとてもとても。

…速攻で上がって席確保しました。






ここ(ステージ上)からだと、真正面奥の早川さんと正対するような角度のため、まるでコントラバスからの音がこちらに向かって直球で飛んでくるかのようなイメージ。渡辺さんのラッパがそれと交差するように放たれ、2つの音が絶妙に重なり届いて来る。最高。

この場所、もうひとつ嬉しい点が。ほんの少し右を向くと、同じ目線高の突き当たりの壁に橋本潤さんのサインが見えるのだ。画像ではぼやけて見えないけど、肉眼だとはっきりと。(三宅伸治 & The Trampの時の色紙だったはず)

橋本潤さんと渡辺隆雄さん、と来れば、当然浮かんで来るのはお2人のユニット橋渡し。早川さんだって同バンドのライブには欠かせない方だもんね。

さらに客席には、前回の橋渡し磔磔ライブでドラムを叩いたお2人の姿も発見。※今夜はお客さんとして来られてました

そんなこちらの、勝手に膨らむ期待に応えてくれたのか(?)橋渡しの曲も聴けたよ!嬉しかったなー。

無論、レコ発ツアーだけに新曲もたっぷり披露。

早川さんの演奏は、眺めてるだけでも飽きずに惚けてられるし、勿論聴き心地も最高で、加えて低音の響きが木造の磔磔の壁を地面を通して、我が身の芯にこの上なく気持ち良く響いて来る。

そんな低音の間隙を縫っては、渡辺さんのトランペットが変幻自在に形を変えながら心地良く刺さって来る。

たまらんなー。

ラストはアンコールで、スキマノザラシ磔磔ワンマンの際に入場前に毎回流れるあの曲で締め。

終演後は、レコ発タイトルの新譜もしっかりゲット。

大大大満足の夜でした。

スリルラウンジとスキマノザラシ

2023年03月05日 | スリルラウンジ
昨夜のスリルラウンジとスキマノザラシの2マンライブについて、感想を書きたいと思うのですが。

今回は「それを書いちゃ野暮」な事を、あえて全開で書きたいと思います。

しかもそれを、記憶力に不安があるただの1ファンが勝手に綴るため、苦手な方は取扱注意、そうでない方も「ただ1人の勝手な世界観に基づく妄想」だと御認識の上、お読みいただければと。

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2023年3月4日土曜日

東京マラソン由来か、ホテル代が爆騰する東京に、お小遣い2ヶ月分を注ぎ込んでまでやって来た理由は、スリルラウンジとスキマノザラシの2マンライブが見たかったから。

振り返れば、スキマノザラシとの最初の出会いは2009年。横道坊主25周年ツアーの京都MUSEライブを見に行った時。(もうひとつの対バンはTHE SCENE)

包み隠さずぶっちゃけるなら、第一印象はあまり良くなくて。当時横道坊主にしか目が行ってない自分にとって、曲がどうこうでなく、早く終わって欲しい「その他のバンド」でしかなくて。(当時の自分を殴りたい笑)

他の横道坊主目当ての客もそう思っていたかはわからないけれど、客席の最前から中央にかけてポッカリと空いた空白地へ、やおらステージから飛び降りて周囲をねめつけたミズカミさんに、一堂口がポカーン。

思えば、この時すでに楔は打ち込まれていたのかも。後付けだけど。

その2年後、再び京都MUSEで実現した2バンドの対バン。(もうひとつの対バンはNOWHERE)

やはり前回のインパクトが残って居たのか、思い出補正も手伝って、この時は冷静に見れたし、ちょっとだけ興味が出て。とはいえ、当時は横道坊主とスリルラウンジ以外はバンドではない位の、原理主義思想にかぶれてた自分、それ以上深入りはしないはずだったのに。

同じくその2度のライブでスキマノザラシを気に入った友人に誘われて、一度だけ磔磔ワンマンONE BAND STANDに行ってしまったのが運の尽き。あれよあれよと、追いかけたライブは現在160を超えてしまった。まるで2度と抜け出る事のできない蟻地獄だ。←言い過ぎ

そんなスキマノザラシを横道坊主に紹介したのは橋本潤さんらしい。発端は、潤さんのバンド(横道坊主ではない)とスキマノザラシが対バンした際に、潤さんの琴線に引っかかり、イトイガワさん達と意気投合したのがキッカケ、だったと思う。※うろ覚えご容赦

ちなみに、スキマノザラシのセカンドアルバムの帯文には、潤さんが寄稿しています。

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横道坊主との対バンがひと段落したスキマノザラシ、次は横道と同じ事務所所属のスリルラウンジと絡む事に。

2013年に行われたスリラジとスキマノザラシの対バンツアー「スキマラウンジ」。各地を回る毎にうなぎ登りに上がっていく両バンドのテンションから、相性の良さと、それが生む相乗効果がわかりやすく見て取れた。

九州でのステージ上大ジャンプでミズカミさんが頭を割り、「ロックンロールだけに」6針縫うなどのアクシデントを乗り越えて、たどり着いた磔磔ファイナルは、当時のミズカミさんの言葉を借りるなら、「言葉にできん」圧巻の内容。

先行スリラジ、後攻スキマノザラシ。

『バタフライ』で終わり、『アゲハ』で始まった。

今井さんが「スリラジ初のゲストを紹介します」と呼び込んだItoigawaさん。

イントロからサビまで、完コピで披露した『背と腹』のカッコ良さは、今でも脳裏に焼き付いてる。今井さんの『蒼白の子供』も、レイコさんとヒデオさんの『スネークリバージャンプ』も最高だったな。

その後も、幾年も続いた「スキマラウンジ」。

スリラジのレコ発の時などは、スキマノザラシが一歩引いてその名を冠さない時もあったけど、ファンとしては知ったこっちゃなく、ただ全力で楽しむだけだった。

『ピンクアフロパンクス』セッション時、最初は歌詞も覚えてなさげでグダグダだったミズカミさん。回を重ねる毎にスラスラと歌えるようになって行くのを楽しみに見てた。笑

そんな蜜月に一旦の区切りがついてしまったのは、2017年。2月、今は無き十三ファンダンゴで、スリラジ、アイちゃんのハーシーズを含めた3マンライブ。それが、イトイガワさんがスキマノザラシとしてステージに立つ最期のライブになった。

それから、ピタッと時間が止まる。

紆余曲折、一年の休止を経て、沈黙を破り復活したスキマノザラシは、以前付き合いのあったバンド達と順を追うように対バンをしていった。

でも、その中にスリラジの名前はなかった。

スリラジ側も、「イトちゃんと一緒に」を想定したという『ギターノイズ』を(封印というわけではなかったと思うけど)いつしか演奏しなくなって。

両者の関係を良く知る(と思い込んでる)1ファンの(ド勝手な)思いとしては、そりゃ乗り越えるのはとても難しいし時間がかかるだろうと、それでもいつか交わってくれる事を信じながら、ひたすら待ち続けた6年間。

6年よ、6年。

もうええでしょ!今なら「ロックンロールだけに!」のあの言葉も、伏線として回収できるやん!

そんな思いが届いたか、むしろ怨念となり呪術的に働いたのか、ついに、とうとう、再び時計の針が動き出すという。

勿論、すぐにあの蜜月が再現されるわけもなく、特にスキマノザラシはメンバーの入れ替わりもあったわけだし、案の定告知では「それぞれをお楽しみください」と念を押される。

それでも、乗り掛かった船、いやさ勝手に飛び乗ってしがみついた船、最後まで見届けたいし、その動き出す瞬間を見ないわけにはいかなかった。

そんな風に思ってるのは、案外自分だけかもしれないとも思いつつ、それがどうした、代々木のライブハウスの前で40分ほど1人寒さに震えつつその時を待つのだった。

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ライブの感想は、また後ほど。(続くんかい)