GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

RYUKYUDISKO

2007年06月18日 | 沖縄音楽

 電気グルーヴの石野卓球に見出された双子のテクノユニット、それがRYUKYUDISKO(琉球ディスコ)です。

 双子、沖縄、DJ、イケメンと、ひとつでも当てはまれば絶対にモテるに決まっている(?)キーワードを4つも持ち、しかも作品のクオリティもかなりの本格派、とくればこれは評判にならないはずはありません。ORANGE RANGE、m-flo、AIR、CHEMISTRYらの曲をはじめ数々の名曲をリミックスしまくり、もちろんオリジナルの楽曲でもガンガン異彩を放って、ついにメジャーデビューを果たしました。



 そのメジャー第一弾シングルが『NICE DAY feat.BEATCRUSADERS』。タイトルにもあるように、なんとあのビークル(BEAT CRUSADERS)とのコラボです。キャッチーで、楽しくって、それでいてしっかりロックでテクノなナンバーは、まさに唯一無比。

 テクノやディスコサウンドが苦手な人にはすすめないけど、そうでないならぜひ。

●RYUKYUDISKO公式サイト

かなり楽しいPVは見とくべし。↓
●『NICE DAY.BEATCRUSADERS』ようつべ動画につきリンク切れご容赦



ワーニバル

2007年04月29日 | 沖縄音楽

 またひとつ沖縄からメジャーデビューバンドが登場です。その名もALL JAPAN GOITH(オールジャパンゴイス)。ボーカル、ベース、ギター、ドラムに加え、4名のホーン隊が特徴的なスカバンドなり。

 メジャー初シングル名は『ワーニバル』。“輪”と“カーニバル”をくっつけた“ゴイス語”なタイトルを持つこの曲は、80年代ディスコサウンドチックなファンキーさと、スカ特有のハッピーさにまみれた明るさが最高。キャッチーなサウンドは一度聞いたら耳に残ること必死です。

 試聴(BARKS)はこちら。あとGyaoでもフルムービーで試聴可能。

 ぜひ。





かりゆし58

2007年04月17日 | 沖縄音楽

 僕は沖縄ミュージックが好きです。前々から散々色々このブログでも言ってきましたが、今回は、その中から今とても旬なバンドかりゆし58を紹介したいと思います。いつもと違い、珍しく万人にオススメできるバンドなので、興味のない人もぜひ。

 「かりゆし」は「めでたい」を意味し、58は沖縄の代表的な国道58号線から。小細工なしのストレートさにまみれた、「自分達の伝えたいことを必要最小限の言葉で伝える」ことを意識した楽曲の数々は、サクサク聞けて、かつ内容もしっかりつまっています。ぽややーんと肩の力を抜いて、のほほーんと聞けば、がっつり元気を補給できること請け合いです。

 今日びのインディーズバンドには珍しく老若男女幅広く支持されているのも彼等の特徴。例えば昨年発表された曲『アンマー』は、母への感謝をド直球でシンプルに歌った曲なのだけど、若者層だけでなく、親御さん達のハートもがっちりゲット、気付けばインディーズとしては破格の日本有線大賞新人賞を受賞し、さらには同年12月にNEWS23で特集が組まれ、生放送で同曲を熱唱しています。

 そして今年2007年、待望のニューシングル『手と手』を発表。キャッチーなのにいやらしくなく、相変わらずのシンプル&ストレートさで、聞いていてニコニコしてしまう名曲。まあ、だまされたと思って一度聞いてみてください。ほんのり幸せな気分になれますよ。

 iTunes Storeでも試聴&購入可なり。


『手と手』沖縄限定バージョン
(ジャケットが色違い・ヤマト版はピンクオレンジ)


【以下ようつべ動画につき、リンク切れご容赦&内緒の仕事で】
●デビュー曲『恋人よ』
●日本有線大賞新人賞受賞『アンマー』
●ニューシングル『手と手』



ALL JAPAN GOITH(2)

2007年01月28日 | 沖縄音楽

 先日紹介したスカバンドALL JAPAN GOITHの最新アルバムを購入。インディーズ期ラストアルバム&ベストアルバムとなる1枚『アッパレスト』は、「アッパレの最上級」の名の通り、最高にスカで、最高にさわやかで、最高に沖縄な名盤。やや歌詞がストレート&青臭さすぎる気もするけど、僕みたいな中学十数年生的精神の持ち主にはこれくっらいが丁度いい。というか、スカのハッピーなノリにはバッチリしっくり。

 ALL JAPAN GOITHの歴史がつまった全15曲に、初回版はDVDまでついて税込み2,300円ポッキリたあ、お買い得にも程があるってんだ。前回「昭和の香りもほんのり」と書いたけど、まさかの美空ひばりカバー「お祭りマンボ」まで収録。キラーチューン「夏祭り」「秋風」もしっかり収録されていてええ感じです。ORANGE RANGEの強烈な推薦もあり、今春メジャーデビューも大決定。各自、予習必修のこと。

 ついでにもう一枚。2005年発売のアルバム『ALL JAPAN GOITH』も、全7曲&DVDつきで1800円税込み。名曲「アフロドリーム」から、BIGINのカバー「オジー自慢のオリオンビール」、前身のSKAしっぺ時代のメドレーなど盛りだくさん。気軽に買って、気軽に聞くべし。







 試聴もできる公式サイトはこちら



DUTY FREE SHOPPxカクマクシャカ

2007年01月27日 | 沖縄音楽
沖縄インディーズシーンの雄、DUTY FREE SHOPPカクマクシャカのコラボアルバム『音アシャギ』。神が降りてきて遊ぶ場所を意味する「神アシャギ」をもじったタイトルの通り、なにかが降りてきて乗り移ったがごとくの、洗練されているにも程がある、最強の一枚なり。

ずばりジャンルはHIP-HOP/RAP。以前にも少し書いたけど、僕は正直このジャンルが日本人によって歌われるのが大嫌いで、なぜなら日本語詞ラップの韻の踏み方が、どこをどう聞いても寒いダジャレの羅列にしか聴こえないのです。それは例えるなら、欧米人が演歌を歌っているような、おいおい日本人には無理あんじゃねーの、的な滑稽さに満ち満ちて聞こえたのです。

とはいえ、世界は広い、中には泣ける演歌を聴かせる欧米人もいるかもしれず、日本語ラッパーにも同様にすんばらしいのがいるかもしれない。できるだけ偏見を捨てて探し回っているうちに出会ったのが、沖縄のレゲエ&HIP-HOPの第一人者、U-DOU&PLATY(ユードウアンドプラティ)でした。沖縄音楽を随所にちりばめた、クールな中にユーモアあふれる独特の音楽性に、僕のHIP-HOP嫌いは見事に崩れ去りました。沖縄音楽とHIP-HOPって相性良さそうです。

そして次に出会ったNEW TOWNER(ニュータウナー)。自らをエンターテイナーと公言する彼等のパフォーマンスは、HIP-HOPにありがちな「どや、俺等ってかっこええやろ?」的なドヤオーラに包まれた有象無象バンドのそれと違い、「どや、俺等って、音楽って楽しいやろ?」と、こちらの音楽に対する娯楽欲を、絶妙に満足させてくれます。このバンドにも正直やられました。

そして、もうひとバンド。冒頭で紹介したDUTY FREE SHOPPxカクマクシャカ、そのアルバム『音アシャギ』の完成度たるや!もう、なんというか、ごめん、悪かった、HIP-HOP最高!かっちょ良すぎだぜえ。

豪華ゲスト陣とのコラボがヤバい表題曲「音アシャギ」をはじめ、ラテン色(?)のノリノリな楽曲「記憶の叫び」、沖縄の戦後を鬼気迫る言霊の嵐で紡ぎだす「民のドミノ」など、 HIP-HOPの持つ楽しさと、沖縄という土壌の奥深さが垣間見えて、もうなんとも極上!

次回の沖縄ひとり旅のドライブソングはこの一枚で決まり。沖縄を背景にこの音楽が流れるのを想像するだけで、ニヤニヤウキウキしてしまうのです。