20220226中津川Breathライブの感想文③
【アンコールセッション編】
ラスト曲『ミルキィウェイ』の後、コロナ対策下において大声は出せないため、それでも実際のお客さんの数以上に大きく聴こえた手拍子の中、スキマノザラシ再登場。ミズカミさんがカブさんを呼び込んで、6人で『レンズ』。
過去に京都パーカーハウスロールでも実現している、『レンズ』セッション。あの時は、カブさんのバンドにミズカミさんが加わっての、ユメノスキマバージョンの『レンズ』だったけれど、今宵は逆の布陣でのスキマノザラシバージョンにて。
ミズカミさんが先に歌い、途中カブさんの方を見て「次歌う?」、「いや、もう1フレーズどうぞ」と、アイコンタクトでのやり取り。(をしているように見えただけかも笑)
例えばプロレスでチャンピオン同士がタッグを組んでも、それぞれの個性がぶつかって名チームになり得ないように、稀代のボーカリスト2人、どちらも個性のかたまりだし、それぞれのバンドも色合いが異なるし、すんなりとまとまりはしないだろうと思っていたのに。
なのに、なんでこんなに心と胸に響くセッションになってしまったんだろう。しかもそれぞれの個性はそのままで。
相乗効果という言葉すら頼りなく聞こえる程のツープラトンボーカル。あなたがたはブロディ&ハンセンか。(そういえば昔磔磔でのMCでミズカミさんがブロディネタを投下して滑ってたなあ)
そんな和製超獣コンビの凄味を見せつけられた場内が、これだけで満足できるはずもなく。
またも鳴り止まない手拍子から、再び6人が勢揃い。
時計を気にするジュンスケさんに、時間が伝わると、しばしの間を経て、はじまった曲は『ギターギター』。
ここで、前投稿でも書いたように、アンボイさん、Peeweeさん、そしてFirebirdのギター3機が揃い踏み。繰り返しになるけれど、序盤のギタートラブルによるギターチェンジがなければ、この絵は見れなかったわけで。
そんな、誰かさんが起こしたとしか思えない奇蹟に立ち会えた喜びから、ライブ中は撮影をしないという信念を曲げて撮ってしまった1枚が今回添付の画像(こちらも再掲御容赦)。
画像内で、Firebirdの真上のItoigawaさんの写真に、ジュンスケさんが話しかけてるように見えるのは、勿論ファン目線に基づく妄想なのだろうけど、Itoigawaさんの顔がジュンスケさんの方を向いてるから、尚更、ねえ。
総立ちの場内の中、肩を貸し合い、なんなら抱擁しながら歌うミズカミさんとカブさん。
最後はカブさんが、ミズカミさんから渡されたFirebirdを高く掲げて、場内のみんなで「ギター!ギター!」の大合唱。
寂しさや哀しさよりも、笑顔がはるかに優った大団円。
ありがとう中津川、そして中津川Breath。
また来年もきっと、今回来たくても来れなかった皆様も含めて、全員が元気でお会いできますように。
※1ファンの垂れ流しに最後までお付き合いいただき、真にありがとうございました😊