GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

K-1とPRIDE

2006年04月11日 | 日記・コラム

 最近(2006年4月現在)よく友人から、K-1とPRIDEとプロレスの違いなんかを聞かれます。いちいち答えるのがめんどくさいので、ブログに書くことで、説明と宣伝とをかねることに。頭いいなあ。

●K-1
立った状態でパンチとキックだけを使って戦う
・ボクシングみたいなグローブを使う。
・相手を投げたり、倒れた相手を攻撃してはダメ。
・相手を決められた回数KOすれば勝ち。KOとは、頭部やお腹や足を攻撃して、立てなくすること。
・有名な選手は、魔裟斗(まさと)、武蔵(むさし)、山本KID、須藤元気、ボブ・サップ、曙、ボビー・オロゴンなど。
・たまに、投げたりしてもOKな、PRIDEそっくりのルールの「HEROS」という大会をやることがある。

●PRIDE
・パンチとキックだけでなく、柔道みたいに投げたり、投げた後に馬乗りになって殴ったり、関節をひねったりしていい。一見ケンカぽい
・指先が開いた、つかみやすいグローブを使う。
・パンチやキックや投げで相手をKOしたり、関節をひねって参ったさせたら勝ち。
・有名な選手は、桜庭和志、ヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップ、吉田秀彦など。

●プロレス
・だいたい何をやってもいい。反則も5秒までならOK。
・相手の肩を地面につけ覆いかぶさり、3秒経過したら勝ち。
勝敗は試合前に打ち合わせをする。(一部そうでない試合もある)
・勝敗よりも、客を盛り上げる事に命をかける。そのため、危険な技をあえて受けるため、とてつもない努力で体を鍛える。
・勝てばいいだけのK-1やPRIDEと違い、エンターテイナー的要素も必要。
・大の大人がパンツ一丁で命をかけてシナリオ通り殴り合う。この現実ばなれ感が、時にすさまじい奇跡を起こす。

 ちなみに、プロレスにはたくさんの団体(グループ)があり、それぞれ独自の大会を行っています。

新日本プロレス…アントニオ猪木が作った。有名な選手は長州力、蝶野正洋。
全日本プロレス…ジャイアント馬場が作った。武藤敬司。
NOAH…日本テレビが週一回放映。三沢光春、小橋健太。
ハッスル…ド派手な演出、ショー的要素が強い。小川直也、レイザーラモンHGのハッスル軍と、高田総統率いる高田モンスター軍が抗争中。
ドラゴンゲート…若くてイケメンな選手が多く、半分以上が女性ファン。
大日本プロレス…有刺鉄線や画鋲、蛍光灯などを使った血みどろな試合が特徴。
マッスル…死人が出たり(もちろん演出)、ボーリングで決着をつけたり、三国志の武将が試合をしたり、試合中スローモーションになったりと、全てがはっちゃけているカルト団体。公式サイトのムービーは必見。

 …そんなところでしょうか。

 以上、知ったか初心者による、初心者のための解説を終わります。