GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

レッドクリフ

2008年11月03日 | 日記・コラム

映画『レッドクリフ』を見てきました。夜中23時にも関わらず、チケット売り場は50名程の列ができていて、世間の三国志熱をビンビンに感じました。

で、内容。あらためて、三国志は歴史ではなくファンタジーだなと再認識。物語を忠実に実写で再現しようとするとギャグにしかならないんでしょうね。随所にアレンジ、大げさな演出がなされ、理屈じゃねえ、かっこよけりゃいいんだよ!な中華的ごり押しエッセンスがたまりませんでしたよ。

というか、ここに来ての孫尚香プッシュや、とんでも陣形や戦法、あくまで1対多をメインにすえたアクションの数々などは、絶対日本の三国志ファンに媚びている!と考えるのは深読みしすぎでしょうか。

個人的には、関平や楽進などの中堅武将の名前がエンドロールに多く見えたものの、物語中では一切紹介がなされなかったので確認ができなかったのが残念だったのと、中村獅童がいつ地雷をかかえて戦車を迎え撃つかハラハラしながら見ていました(というマイナーネタが頭をよぎるくらい浮きまくっていた存在感が素敵でした)。

横山三国志や三國無双で三国志にハマり、「三」や「志」の文字を見ただけで心ときめいているくらいのビギナーにオススメです。

あ、それなりにマニアな人にも、自滅癖の関羽、微周郎な周ユ、ワラジ命な劉備、引きこもりの孫権など見所は満載ですよ。