GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

【映画】スカイライン-征服-

2011年06月18日 | 映画
映画『スカイラインー征服ー』のレイトショーを見てきました。

宇宙から侵略者が襲来したよ、みんな次々に消されていくよ、さあどうしよう!そんないかにも展開の、近年やたら多い終末系作品です。

低予算で作られたらしいんですが、CGがしっかり作り込まれていて(←素人目)、違和感のない迫力を生み出しているので、そこらのハリウッド映画と遜色は感じられませんでした。

ところどころにチープなほころびが見え隠れするのも否めませんが、それはそれで、B級なストーリー展開と相まって、むしろこの作品的にはプラスに作用しています。

近年、世相を反映してか、終末系映画が多く作られていて、少々食傷気味ではあったんですが、この作品は、それらとはまた違ったアプローチが垣間見えて、面白かったです。

例えば、この手の作品には「自己犠牲」「愛」「あきらめない心」なんてのがもれなく付いてくるわけで、もちろん今作にも描かれているわけですが、この監督のアプローチはちょっと斬新すぎて、その到達点となったラストシーンなんかは、もう、大平洋のど真ん中で船から突き落とされるくらいの置いてけぼり感というか、歩いてる最中に全盛期ミルコの左ハイキックを食らって魂が体から抜け出て肉体から取り残される感というか、もはや口ポカーン。

笑劇、じゃなかった衝撃のラスト5分とエンドロール。これをやりたいがための、この作品だったんだなあ、と。好きねえ、監督。←絶対日本のアニメとか好きなタイプだ

正直好き嫌いが別れる唐突すぎるラストでしたが、俺的にはかなりのツボでしたよ。そんなこんなで、個人的評価70点(ラスト5分90点)。

俺、戦闘機や兵器に興味は全くないんですが、実戦で活躍するステルスがやたらカッケーかったです(無論CGだろうけど)。