GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

【映画】スーパー8

2011年06月29日 | 日記・コラム
遅ればせながら、先週金曜日に見た映画『スーパー8』の感想をば。

母親の事故死のショックから立ち直るべく、友人たちとのアマチュア映画作りに没頭中の少年が、不思議な出来事に巻き込まれていくストーリー。

往年のベタな世界観に、往年のベタなキャラ設定に、往年のベタなスピルバーグ節、往年のベタな「古き良きアメリカ」がこれでもかと登場。多分団塊の世代くらいの映画好きの方々の琴線には響くのだと思います。

俺的には、最初から最後まで違和感があり続けて、なんかしっくり来ませんでした。

それでも、そんじょそこらの映画よりはおもしろく、安心して見れましたけどね。

考えるに、今作はアメリカ版『三丁目の夕日』なのかなと。なので、途中に出てくる怪事件も、あくまで少年の青春時代の1コマ視点で描かれるため、謎やらなんやらは全て投げっぱなしジャーマンスープレックス。例えるなら、田舎の麦わら少年団の一夏のUFO体験のスケールでかすぎる版というか、いかに少年が家族や友人、ガールフレンド、そして謎の怪異と触れあい、成長を遂げていくのか。そこを楽しむ作品なのだと思いますよ。

『スタンドバイミー』と『グーニーズ』と『ゴジラ』を足して割り、スピルバーグの悪ノリをたっぷり詰め込んだ映画です。

個人的には65点。

ただし、懐古に浸れるのならば、80点は行けると思います。年頃のむすこさんをお持ちのお父さんは、ぜひご一緒に。

あ、ちなみにエンドロールがやたら素晴らしいので、それだけのために行くのもアリだと思いますよ。

恐らく本編よりも絶対力入ってるエンドロール、95点。ヤバイ(^o^)。