GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

義人さんソロライブin名古屋

2011年12月11日 | 横道坊主
横道坊主ボーカリスト中村義人さんのソロライブツアー、前日の大阪ライブに引き続き、翌12/10の名古屋Zigar'sにも行ってきました。

年末の名古屋をなめていたのか、二週間前にホテルの予約をしようとしたら、どこも満室で、あきらめて野宿or漫画喫茶で仮眠コースを目論んでいたのだけど、前晩のあまりの寒さ(滋賀の最低気温氷点下)に心が折れ、慌てて宿を再検索。すると、あった、ありました、前日になってキャンセルが出たのか、名古屋ニューローレンホ●ル5,750円。迷わず予約しましたとも。

名古屋ライブ当日。

昨夜の大阪ライブの疲れを、昼までかけてじっくり癒し、13時頃出発。鈍行電車を3回乗り換えて、ゆらゆら揺られること約2時間半、名古屋駅に到着。

タクシーにホテルの名前を告げたところ、運ちゃんいわく「知りません(キッパリ)」。…え?

嫌な予感を感じつつも、控えていた住所を告げることで、なんとかホテルに到着。

…結論から言うと、嫌な予感ド的中ッ!

・小学生サッカーチームが大勢宿泊していて、各階で絶叫と暴れる音。
・それに釣られて、普通に宿泊してるオッサン連中も大声で喋りだす。
・廊下でのヒソヒソ話ですら全部筒抜けの薄すぎる壁とドア。防音状況はカプセルホテル以下。
・トイレのドアに、水滴状に固形化したタバコのヤニ跡。
・今時一泊5,000円以上でウォシュレットのないトイレ。
・門限AM3時
・チェックアウトAM11時を謳うも、9時過ぎには室内清掃の掃除機音と、掃除のおばちゃん同士のけたたましいしゃべり声が轟き、全くゆっくりできず。
・就寝後一時間後に鳴り響く電話。受話器をとるも誰もでない。
・20分ズレるモーニングコール。

…運が悪かっただけじゃすまされんだろコレ('ε'*)

プライバシーもあるから実名は伏せますが、よっぽどのことがない限りは、名古屋ニューローレンホテ●は止めといた方が良いですよ。名古屋ニューローレン●テルは。

ライブ開場の40分前くらいにZigar'sの前に到着。早く着きすぎて、どうしようかと迷ってると、どうやら寒い中立って待ち続けてる俺たちに配慮が働いたようで、予定より30分早く入場できることに。ここらへんの良い感じの弛さは義人さんソロライブならでは(?)。

Zigar'sは、ライブ時だけでなく、プライベートでもよく利用させてもらっていて、酒があまり飲めない俺の、唯一の行き付けのバー。ここはお世辞抜きで、本当に料理がおいしい上に、ライブバーならではの少しばかりのヤンチャさと、女性一人でも入りやすい落ち着いた雰囲気を併せ持つ、稀有なお店なのです。名古屋にお寄りの際にはぜひお立ち寄りを。名物鴨のローストや、オリーブの盛り合わせ、創作ピザなど、一度食べる価値ありですよ。

…いい加減そろそろライブの話に入らにゃな(-_-)

セトリは大阪とほぼ同じながら、「大阪っぽい曲」と「安全地帯の某曲」がなくなり、代わりにARBのカバーが2曲追加。横道坊主の「秋のラブソング」の代わりに、月食の日にぴったりの「丸い月の輝く秋の曲」。あと、ラストの曲が違いましたね。

しかし、今回のライブはセトリうんぬんは置いといて、まずオーディエンスのノリが半端なかった!まあ、40人程のお客さんのうち半分が顔見知り同士なのもどうなんだろう、というのはあるけれど、手拍子や合いの手なども、義人さんに促されてた大阪と違い、自発的に大爆発。さすが、横道坊主ファンの熱さが全国でも三本の指に入る名古屋の面目躍如というところ。

そのオーディエンスの熱さに気を良くしたのか、Zigar'sに常備されている打楽器などを、義人さん自らがオーディエンスに割り当て、即席のセッション状態に突入!(^o^)俺はボンゴ(?)を渡され、打楽器未経験にも関わらず、義人さんと同じステージで一曲楽しんじゃいました。頑張って生きてると、こんな良いこともあるんだなあ。←プレイのデキはともかく

そんなこんなで、最初から最後まで極上だったZigar'sライブ。

終演後は義人さんと一緒に外に出て、皆既月食観察。月食を見た人は日本中に溢れているだろうけど、こんなプレミアもんの一時を過ごした人は少ないんじゃないかなあ…。

なお、この時、某ロックバンドボーカリストで、映画の主役も勤めたことがあるあのお方が、まさかの行動に出ましたが、事情があって詳しくは書けません。知りたい人はこっそりメールください(^_^;)。

その後も、オフィシャルではないので詳細は自粛するけど、一生分の運を使い果たしたんじゃないかと見紛うほどの幸せプレミアなオンパレード。

共有できた皆様に、心からの感謝を捧げます。

…三線、もうちょっと練習して、いつかリベンジするぞ。





義人さんソロライブin大阪

2011年12月11日 | 横道坊主
12月9日、大阪のライブバーPOTATO KIDにて行われた中村義人さん(横道坊主)のアコギライブの感想です。

定時に仕事を片付け、京都の職場から大阪までJRにて40分弱かけて移動。リニューアルされてもはや迷路以外の何者でもない大阪駅につばを吐き捨てながら、徒歩15分。ピンク色のネオンや無料案内所、眉間に皺を寄せた不機嫌そうな笑顔満面の商売女、そしてそれを連れて歩く安っぽい服に身を包んだガニマタのオッサン達を華麗にスルーしつつ、会場に到着。

店内は、飲食店らしいテーブル配置で、キャパ30人弱くらいのコンパクトな作り。良い感じで年期の入った内装は、出演バンドが記念に貼っていったステッカーなどと相まり、アコギライブにはうってつけの緩やかな場末感。

最近知り合った横道坊主ファンのGREE友さん、Twitter&Facebookのフォロワーさん、以前横道坊主ライブでお見かけしてた方など、なんだかんだで知った顔がちらほらで、アウェー感もほどよく薄れ、楽しくおしゃべり。

そうこうしてるうちに、我らが横道坊主のボーカル中村義人さん登場!

同会場の前回のライブで、台風の影響で飲まず食わずで16時間運転してやってきて、そのままリハなしで本番に突入した時とは違い、義人さんの笑顔にしっかりいつものハリがあり、こちらも思わずもらい笑い。

義人さんの笑顔には、みんなの心をほっこりさせる効能があるのです。←学会で発表せねば

いつもは終盤で流れるあの曲が一曲目にいきなり登場して、会場の熱は早くもポッカポカ。俺が横道坊主の曲で一番好きな曲や、初期の名曲を経て、4曲目に義人さんがチョイスした曲がすごかった!

以前Yoshito & Uppyで演奏されたときも「まさかこの曲をアコギでやるのか?」と度肝を抜かれたのだけど、「しかもそれをソロでやるのかよ!」と呆然。しかもカッケーんだ、これが。このワイルドすぎる曲には、手拍子よりもストンピングの方が合いそうだったので、ひとり足を踏み鳴らして堪能してみたり。

次いで、恒例の故槙慎一さんの名曲カバーシリーズ。ロマンチックなバラード、そしてカズーが似合うラブラブラブなあの曲。この日カズー持参者が俺を含めて3人だけで、あとのお二人があまり馴れてない感じで、ひとりで頑張って奮闘したら、義人さんに「音感いいね」て褒められる。やほーい(^o^)

この頃、義人さんがビールのお代わりを要求するも、マスターが居眠りをしてしまっていて叶わず。場内をゆるやか和みの空気が支配して心地好い。

その後、今井さんの若き日のカラオケ十八番だったらしい大阪っぽい曲、鈴木宗●をイメージして選曲したARBの曲、デビュー前長崎のバーのどさ回り時代にカバーしてた安全地帯の曲など、いちいちチョイスの理由が素晴らしいカバー曲などを挟み、終盤は再び横道坊主曲メドレー。いつものように義人さんの要求にみんなが応え、心をひとつにしての大合唱。大阪では恒例になりつつある某曲のラララパートの替え歌(?)コーナーも大好評。

そして、なんと、横道坊主の初期の曲で、メジャーデビュー後はお蔵入りになっていた幻の曲まで演奏!これはレア!

トリの曲は、知っている人が少なかったため若干ポカーンと空いた口の数が多かったのだけど、恐らく大阪でしかやらねーだろーなー、というプレミア感溢れる曲だったのでノー問題。

居眠りマスターも復活して大団円。みんなが笑顔の、幸せなライブでした。

引き続き同会場で行われた打ち上げには、翌日も義人さんを追っかけて名古屋に行かなくてはいけないため、軽めの参加にとどめました。

それでも義人さんとゆっくりお話しさせていただき、写真もご一緒させていただき、至福の時を過ごさせていただきましたよ。

義人さんって、本当に気さくで優しいんですよね。その優しさに甘えすぎず、程よい距離感で、でもしっかりきっちり楽しみながら、これからも義人さんを、横道坊主を追っかけようと思った夜でした。

(義人さんソロライブin名古屋のレポートにつづく)