GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

エンド・オブ・ザ・ワールド

2013年02月06日 | 日記・コラム
東寺駅近くのミニシアターみなみ会館で、映画『エンド オブ ザ ワールド』を見て来ました。

隕石が地球に衝突して世界が滅亡するまで残り三週間。ふとしたきっかけで行動を共にする事になった主人公とヒロインの成り行が描かれた作品です。

普通のラブロマンス物なら全く食指は動かないんですが、地球の滅亡ド直前の世界が舞台という設定に惹かれ、一か八か突撃。

めちゃくちゃ面白かった!(^o^)

…そして、ちょっとだけ泣いた(^_^;)

中年の冴えない主人公に対して、共感を通り過ぎて最早同化してしまい、正直疲れましたが

人類滅亡前の男の行動としては、今後これ以上は出てこないんじゃないかなあ(あくまで個人的な価値観に基づきます)

…俺の中で南斗水鳥拳のレイの最期を超えたな。

あ、でも、悲劇的な内容じゃないですよ。

当初は恋愛物?カテゴリの作品だけに周りがカップルばかりだったらムカつくなあ、と危惧していましたが、独り身ばかりで杞憂に終わりました。←(´・_・`)

肝心の恋愛バートも、邦画にありがちな、女々しいバカ男とメンヘラ●ソ女が理屈こねてグダグダやるそれ系ではなく、(あくまで人類滅亡前という前提つきだけど)嫌味のない、当たり前の恋愛が繰り広げられるので、苦手な俺でもすんなり楽しめましたよ。

挿入歌も、レコードサウンドを意識した味わい深い物だったし、エンドロール後の余韻も良い感じで、灯りがついた後も、久々にいつまでも座っていたい心地良さを楽しめました。

公開終了間近なので、未見の方はぜひ。カップルで行かなくても、一人でも面白く見れて、鑑賞後もそんなに寂しくない稀有な作品です。

こんなに爽快で泣けて幸せになれるバッドエンドは中々体験できませんよ(^o^)

おまけ:自宅から逃げ出す際にヒロインが唯一持ち出したのがウィルコ・ジョンソンらのレコードってのが最高!☆