GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

お酒の席

2006年01月09日 | 日記・コラム

 正直酒が大嫌いだ。もっとも、酒という存在自体に恨みがあるわけでなく、ふとコンビニや自販機などで見かけたからと言って、おのれここで会ったら百年目、積年のうらみつらみ、今この場で返してくれるわい、と叫んで大暴れ、うなる鉄拳、飛び散るガラス片、辺りはたちまち阿鼻叫喚の無限地獄、鳴り響くサイレン、容赦ない包囲、脱出の機会を失して店員を人質に立てこもり、空路トリニダードトバゴあたりに新天地を探そうと車と飛行機を1時間以内に要求するも、血気に逸る新人警官の暴走であえなく射殺され、短いその生涯を閉じる、なんてことも恐らくは今後起きないであろう。

 前ふりが長くなったが、要は、体質に合わないのである。いや、性格に合わないと言うべきか。一部の諸兄はご存知かも知れないが、当方、少々ひねくれ者のケがあり、少々嫌なことがあったからといって、酒ごときで気分を良くしてまぎらわすなんざ正直弱者の発想なのであり、世の中もっと苦しい思いをしているのに、逃避することすらできず、悶え苦しんでいる輩が山といるじゃねえか、ええい、この程度のストレス自力で乗り切ってくれるわ、とサンドバッグを購入、一心不乱にボテくりこかし、頭突き、後ろ拳胴突き、足の上がらないハイキック(ミドルキックじゃん)なんかを呼吸困難になるまで叩き込み、半分目を回しながら、氷で冷やしたマンゴーカルピスの牛乳割りを喉に流し込み、風呂場で水をかぶり、パンツ一丁でクーラーのきいた部屋で寝転がり、アストロ球団全5巻なんかを熟読し、「敗者に歴史は作れねえ!」、などとおもむろにセリフを真似て叫んでみたりして、ひとりイヒイヒ言いながら、そのままうたた寝なんかする毎日を送ることを最上の喜びとしている今日このごろである。

 そんな自分にとって、どうにも理解不能なのが、酒をコミュニケーションの道具として利用している輩たちの存在である。酒というものには、好き嫌いはもちろん、体質的にも合う、合わないが存在するのであり、それは現代の医学でも理論的に立証されている事実なのであるが、そのような不完全なものが、どうして人と人との潤滑油たりえるのか。それでも酒は必要だ、嫌いな者は少し辛抱したまえ、飲み続けていればいずれは体が慣れる、そうすれば極楽が待っているのだ、僕は君の事を思っていってるのだから、その意気に感じて、ささ、ぐいっと、などとのたまう輩は後をたたないだろう。しかし、だ。彼らは自分の好きな酒という存在を、好意かどうかは知らないが、酒の嫌いな当方にすすめてくる。それでは、逆ならどうだ。こちらが、運動不足の相手を気遣って、明日一緒に空手の乱捕り稽古をしませんか、なあに今格闘技がブームだ、汗をかくのは気持ちいいし、やっぱり男は強くなきゃあね、それにこんなにおもしろいことをやらないなんざあ、あなた人生の半分を損してますぜ、へっへへ、などと善意で忠告したところで、彼らのほとんどは耳を貸さないであろう。それは、よくよく考えるとケ○の穴の小さい行為である。他人を自分のテリトリーに引きずりこむのは良しとするも、逆になると彼らは自分の殻に閉じこもってしまう、そんな無知蒙昧で四面楚歌な輩に、相手のことを気遣う余裕などあるべくもなく、ただ飲めない人間を探すことに奔走し、見つけたら最後、飲めないあなたは可愛そう、飲める僕はお利巧さん、などとのたまうのだ。てめえらが飲みたいだけじゃねえか。ええい、よるな触るな、凡人どもめ。酒飲まないと吐露できない程度の本音なんざあ、犬にでも食わせとけい。

 と、こんな事を長々と書いて喜ぶ性格が災いしてか、正直友と呼べる人間が慢性的に不足気味であり、そんな生活にも少しなれたが、やはりちょっとだけ寂しく、正直凡人でもいいので、語り合える友達が欲しいと思い、ああ、みんなと酒が楽しく飲めるようになりたいなあ、と切に願う日々。





タイ旅行記 「夜の部」

2006年01月09日 | 日記・コラム

その1に引き続きタイ旅行ネタ。

 旅行二日目。なんというか、バンコクつったらここしかないだろ、そう言わんばかりの上司どもに、半ば強引に夜のお店に連れて行かれてしまった。正直自分の頭の中には“○俗”や“ソ○○”なんて言葉なんざあ、…いや、男としてはすんごく興味はあるのだけれど、過去いろいろあったせいで(風俗で、じゃないよ。誤解されたので、念のため)、行動の選択肢からは完全に除かれていて、絶対に行ってはいけない俺様ルールの上に存在する項目なのだ。

 と、まあ、いくら個人的理由に基づき説明したところで、ありがちにまみれたオツムしかないオッサン連中どもは、「口ではどうこう言ってても男なんてのは所詮みんな同じなのさ」やら「若いうちには色々経験しておくものだ」、と迷惑千万でひとりよがりな善意をビンビンに発し、こちらの聞く耳など持つわけもないのだから、とりあえずは大人しく連行されることにする。つーか、そうやって「みな同じ」論をひけらかせている事自体、自分の罪悪感を正当化しようと見苦しく言い訳してるだけに見えて、正直ああはなりたくないと心に誓う。

 ちなみに、ここで“風○”の批判をする気はさらさらないし、むしろ限定的な理由に因るならば、あっても構わないと思う。それに、風○未経験者を探す方が苦労する今の世の中、正直少数派はこちらなわけですよ。ただ、胸をはって人に言えないようなことを、こっそりやるならまだしも、無理やり仲間を作ることで自分を正当化するおっさん連中を侮蔑してるだけなわけで。…あくまで俺個人の意見です。脱線多謝。

 大通りを少しばかり逸れると、あたりはたちまちピンクのネオンと、そういう系のお姉さん方の群れが彩る妖艶な町並みに。看板のほとんどが日本語で、正直一瞬だけなら歌舞伎町なんかと見間違えそうな雰囲気である。群がって来るキャッチを無視しつつ、連れて行かれた先は薬屋さん。と見せかけて、店の奥の隠し階段を昇って行くと、日本で言うキャバクラみたいな雰囲気の部屋に。システムはと言うと、次々と部屋に入って来る女性をチェック、気に入った子がいたらキープし、しばしカラオケなど交えて歓談、その後店主にお金を払い、そのまま近所のホテルへ、という単純明快な流れ。

 まわりが次々と相手を見つけていく。ふと、ひとり、なかなか誰にも付けずにウロウロする子を発見。かわいくて、ちょっと素朴な雰囲気を醸し出していたので、とりあえずその子を呼んで、あたりさわりのない会話を。と言っても、どうやらこの世界に入って間もないようで、日本語、英語ともにほとんどチンプンカンプンであるらしく、オリジナリティ溢れる必死の手話でコミュニケーションをはかる。たまたまかも知れないけど、そのお店の子は、かなりの粒ぞろいで、ほとんどが20代前半。愛想もいいし、頼んでもないのにベタベタ触ってくる(仕事だから当たり前だけど)。正直内心ドッキドキもんだったのだけれども、ふと前の彼女や、会社や大学の同僚・後輩なんかの顔が頭をよぎり、ほんの些細な環境の違いのせいで、こんなにも人生って違ってくるわけで、もし一歩間違ってたら、今のこの子達の場所には………。そう思うとちょっぴり理性も戻って来て、「俺は今○○○○○るから一緒にホテルには行けない」と女の子に告げた。正直、お客さんが取れないと怒られるのかな、と心配だったけれど、笑顔で「ダイジョーブ」と言ってくれて一安心。もっとも、作り笑顔だったのかもしれないし、もしかしたら一緒に行ってあげるのが彼女にとっては最良の選択肢だったのかもしれない…。今思うと、一緒にホテルまで行ってから理由を言って、お金だけ渡してなにもしない、てのが一番だったのかもしれないけど、正直その時は動転してたので、そこまで頭が回らなかったし、もし気づいてたとしても、さすがにそこまで行ってからは正直我慢する自信なかったし。そもそも「なにかしてあげる」て言う時点で、お前何様やねん、てなもんでさ。

 結局行かなかったのは、自分含めて2名(行ったけど手出ししなかった先輩2名確認)。カラオケなどで寂しく時間を潰していると、1時間ほどでみんな帰って来た。ん、1時間?………やっぱ行かなくてよかった(←?)。

 はっきり言って、絶対に行けない理由があったし、プライド捨ててまで他人に流されてしまうくらいなら、正直社内で嫌われてクビになって野垂れ死んだ方がマシなわけだけど、そうは言っても悲しいかな、体は正直でその夜は一睡もできなかった(あたりまえやっちゅーねん!)。

 …………早く彼女見つけよと本気で思った今日このごろ。痛切。




タイ旅行記 「昼の部」

2006年01月09日 | 日記・コラム

 平成17年夏。仕事仲間と旅行でタイに行ってきた。普通夏に旅行っつったら涼しいとこ行ってのんびりひんやり過ごすのが世の常ってもんじゃなかろうかね、ていうか同じ暑いなら沖縄行こうぜ、沖縄。けっ。…などとは温厚かつ真面目で知られる管理人の頭には蚊ほども浮かぶわけは無いわけで。これは、あれやね、今巷で話題の逆療法ってぇやつやね、暑い日にあえて煮え立つ鍋なんかをほおばることで、汗ダラダラにかいて、逆に涼しくなっちまおうっていう寸法、その旅行版なわけだ、いやあうちのグループはすすんでるねえ、カーッオイ。…まあそんな勢いでタイに行ってきた。




 所詮は団体行動。ひねくれ管理人の行きたいような場所に行くわけもなく、お決まりのツアーコースをたどることになっているわけで、それはそれで楽しいんんだけど(ていうか案外楽しかった)、どうせならラジャナムダンスタジアムにムエタイ見に行ったり、旅行者向けムエタイジムで一汗かいたあと、食中毒のスリルに真正面から向き合いつつ屋台スイーツ食べ歩きとしゃれこんでそのついでにヘンテコなTシャツをもっと探したかった。ぶつぶつ。




 そうこう言ってる間に突如アクシデント発生、仲間内のひとりが財布を落としただか、すられたで失くしてしまったらしい。そういうのって、物質的な損害よりも、案外精神的なショックの方が大きかったりするわけで、ひねくれ者だけど実は情にもろい偽善者的性格の僕は、せっかくの旅行なのに、なんかこのまま終わるのもかわいそうだと思い、そういえばタイは神様の国だしいっちょ厄払いにお守りでも買ってあげようか、いやそれはやりすぎだろうなあ、でも屋台とかにありそうなすんげえ安くてちまいのならええのでないか、ううむ、ともかく一旦購入して渡すのは様子を見てからにしよう、そうしよう、そうこう脳内でつぶやいているうちに、今旅行最後のショッピングポイントに到着。屋台の密集した市場だった。





 早速お守り捜索開始。………ない。観光客向けの雑貨は山ほどあるのだけど、ブランド品のコピーやちょっと勘違いした民芸品まみれ。ない。ない。ない。市場はかなりの広さで、とにかく片っ端から探したのだけれども、結局制限時間以内には見つからなかった。まあ、しゃああんめえ、バスに帰るべ。あきらめて帰路につこうとした刹那、ふと、気付く。………ここどこ?




 あろうことか、他人の心配に気を取られてるうちに、今度は自分が道に迷ってしまっていたのだった。あぎじゃびよう。こ、これはちょっと恥ずかしいぞ、てなもんでとにかくダッシュ。ところが走れども走れども集合場所は見つからず、むしろますます見知らぬ場所に。やばい典型的な迷子ってやつだ。ひとり旅ならどってこたあないのだ。最悪タクシーで空港行けば死ぬこたない。しかし今回は会社の同僚との旅行。このままでは会社に籍を置く限り永遠に迷子のレッテルを貼られてしまうではないか(…別にいいけどさあ)。

 とりあえず言葉の通じそうな人を探す。あ、軍人さんだ。ちょっと怖いけど英語でしゃべってみる。「エクスキューズミー、アイ マスト ゴーイング トゥ マイ トラベル バス、バット アイ ロスト イット、プリーズ ティーチ ミー ビッグ ストリート」。…英語なのか、これは。頭の片隅に不安がよぎるが、「ゴー ストレイト アンド ターン レフト アンドストレイト」、とおんなじような片言英語での説明が。よっしゃ通じた(奇跡だ)、兵隊さん、ありがとう、コープンクラップ。お礼を言って再びダッシュ。よし、まだ時間に間に合うぞ!ひたすら走る。走る。走る。周囲がすごくのんびりしているのでスリに間違えられないかふと心配になったので、両手をちょこっとだけ広げて「なにも持ってませんよ~」とアピールするお茶目さんここにあり。そんなこんなでたどり着いたのは袋小路の行き止まり。なんてこっタイ。

 ええい、こうなったら電話だ、近くの店に飛び込んで、ジェスチャーで電話を貸してと頼むと、近くの公衆電話を教えてくれた。10バーツ効果を握り締め早速上司の電話にコール。よっしゃつながった!…あれ?無音?でもメーターは回ってるぞ?…は、そうか、国際電話用のじゃないとだめなんだ、ガッ○ム。(ちなみに国際電話用公衆電話じゃなくてもつながったらしい。どうやら電話自体が壊れていたらしい。ああん)

 三度目の正直と、制服姿の学生さんに再度質問。どうやら彼女の指差す方向にインフォメーションセンターがあるらしい。ありがとう、お嬢さん。そんなわけで再度ダッシュ。このあたりでちょっと意識もーろー。正直夏場の熱帯国でのマラソンはおすすめできんですよ。フラフラになりながら大きい通りにたどり着く。チック症、インフォメセンターなんか見当たりもしねえ。そのとき管理人のなかで何かがはっちゃけた。そうか、恐らくこの通りは市場の外周の一辺であろう。この道にそって外周をたどればいつかは集合地点の大通りに着くはずだ。そうに違いない。

 この作戦は見事に的中、するのだがすんなりとは行かなかった。集合地点にたどり着いたのはその15分後。もう一度言う。正直夏場の熱帯国でのマラソンはおすすめできんですよ。市場広すぎ。

 まあ、そんなこんなで汗だくまみれながらも無事25分遅れでバスに帰還。ここだけの話、迷いながらもさりげなく目当ての物はゲットしているあたり俺ってば結構冷静じゃん?なのだが、今さら「これを探してたから迷っちゃって」なんて言うのはけだし愚の骨頂、つーか正直恥ずかしいし、冷静になった今となっては余計なお世話感丸出しなので、ブツは今も管理人の机に眠っていたりする(後日渡した)。後輩には、お前の悪い運、俺様が全部もらっといてやったぞ、わっはっは、と強がり言うのがせいいっぱいだった。

 ともあれ、そのかいあってか、管理人が帰国した日、その後輩は一日何事もなく楽しく過ごせたそうな(別の班だったため帰国が一日ずれている)。一応目的は達せられたみたいで。めでたしめでたし。

 もっとも、その後管理人が会社内で迷子キャラのレッテルを貼られたのは言うまでもない。





 後日談。どうも冗談じゃなくて本当に後輩の運を受け継いだらしい。

(1)空港免税店で、すれ違った人が豪快にすってんころりん。香水をぶちまけてしまいあたりは大惨事。
(2)空港トイレで水道が出なかった。
(3)機内で映画を見ていたら壊れてクライマックスを見れなかった。
(4)JRの改札にひっかかった。
(5)帰国してから最初のメールが友達の交通事故報(軽傷)。
(6)翌日通勤電車が落雷で1時間の遅れ。

 などなどプチ不幸だらけ。恐らくはタイの神様が、管理人のお願いと、管理人の日頃の行いに対する天罰を同時に叶えようとしてこうなったのではないか、と。まあ、飛行機落ちる程でなくてよかった。

 後日談2。その後もパソコンがシステムダウン、100件分のメールアドレス、3年分の旅行写真、1000曲の音楽データなんかが消えてしまったり、2年間愛用していたMP3プレーヤーが壊れてしまったりと不運は続いている。






ジャイアントロボ~地球が静止する日~

2006年01月09日 | ゲーム・アニメ

 管理人がめずらしくハマったアニメ『ジャイアントロボ~地球が静止する日~』をご紹介。



【ストーリー】
 来るべき近未来、人類は絶対無公害・完全リサイクル可能な第3のエネルギーシステム「シズマドライブ」の発明によってかつてない繁栄を向かえていた。だがその陰では世界征服を目論む秘密結社BF団と、国際警察機構の熾烈な戦いが繰り広げられていた。史上最強のロボット、ジャイアント・ロボとその操縦者・草間大作はBF団の野望を阻止することができるのか。

 『三国志』や『鉄人28号』などで有名な故横山光輝原作のロボットアニメです。とはいえ、ストーリーは完全オリジナルで、登場キャラクターも他作品の横山キャラがガツガツ登場。『水滸伝』や『三国志』などの歴史物から、『バビル2世』『仮面の忍者赤影』『マーズ』、果ては『魔法使いサリー』まで、個性的なキャラがやたらカッコよく画面せましと暴れまくります。

 1992年から98年まで、あしかけ7年というOVA(オリジナルビデオアニメ)としては破格の製作時間を費やした全7話はとにかく濃密です。映画アニメ顔負けの高クオリティ映像はCGをほとんど使用しない昔ながらの技術で作りこまれ、ワルシャワのオーケストラ楽団演奏による音楽と相まって、抜群の臨場感を演出。ストーリーも骨太で、序盤からぐいぐい引き込まれること間違いなしです(一部支離滅裂だけど、所詮アニメだしいいじゃん)。

 趣味はマニアックだけど、いわゆる“秋葉系”には全く興味のない僕は、アニメに関しては中学生のころ見ていた『ドラゴンボールZ』のフリーザ編前後で卒業していたし、一時大流行していた『エヴァンゲリオン』や宮崎アニメなんかにも蚊ほども食指が動かなかったのだけど、この“Gロボ”にはまんまとしてやられました。

 登場キャラも、元が横山キャラのくせに(失礼)やたら渋くて洗練されていて、『聖闘士星矢』や『キン肉マン』、『北斗の拳』で育った身にはそれはそれはストライクゾーンど真ん中。キャラ人気1、2を争う“衝撃のアルベルト”なんか元ネタサリーちゃんのパパなのに、ヤバカッチョええことこの上なし。

 声優陣も、どうも洋画の吹き替えで活躍している大御所系が名を連ねているらしく、ワルシャワの交響楽団演奏による無駄に迫力満点なBGMと相まって、作品に深みを持たせています。気色悪い声の、いわゆる萌え系声優が起用されていないのはポイント高しです。

 もっとも、この作品にリアルタイムではまっていたのは丁度高校生のころ。当時と比べると、ちょっと熱も冷めてきたかなー、とか思ったりする今日このごろですが、でも久々にDVDで再観賞すると、やっぱり理屈抜きにおもしろい。

 いわゆる“萌え”系アニメに吐き気をもよおし敬遠している輩なんかにもおすすめできる逸品です。

【紹介サイト(バンダイチャンネル)】
http://www.b-ch.com/contents/g_robo_chikyu/

【用語集のあるファンサイト】
http://www.yk.rim.or.jp/~furfur/dictionary/anime/gr/index.html




横道坊主

2006年01月09日 | 横道坊主

 本日は、管理人が一番ハマっているパンクロックバンド、横道坊主を紹介します。

 “1984年に結成して以来24年、ひたすらロックを貫いてきたヤバかっちょいいバンドです。横道坊主”とは長崎で“悪ガキ”という意味。

 4人の平均年齢が40歳以上と、経歴だけみるといわゆる“オジサン”達の集まりなのだけど、そんなイメージは曲の圧倒的存在感とカッコよさで、簡単に吹き飛ばされてしまいます。オヤジの渋さとか妙味ってのには一切頼らず、ただただ純粋なパンクロックバンドとしての矜持を大切にしています。

 歌詞も音楽も愚直なまでにロックンロール。売れ線を排除し、ただ自分達の歌いたい事だけを追い求めてきた24年。アルバムも23枚を数えますが、「前作よりいいものが作れなかった時が引退の時」との言葉の通り、一曲として妥協なく作り上げられている。特にNEWアルバム『THROW THE DICE』から感じられるヤバカッコよさたるや、鳥肌どころの騒ぎじゃないって!

 大衆受けするしないは置いといて、管理人を含めて人生に影響を受けたファンは数知れず。不器用だけどやたらカッコイイ、今時希少的な正統派ロックバンドを一度お試しあれ。

【公式サイト(歌詞公開中)】
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/ginjirou/

【試聴できるサイト1】
http://www.universal-music.co.jp/kittymme/artist/odd-bowz/umck1096.html

【試聴できるサイト2】
http://www.universal-music.co.jp/kittymme/artist/odd-bowz/umck1163.html