GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

義人さんソロライブin大阪

2011年12月11日 | 横道坊主
12月9日、大阪のライブバーPOTATO KIDにて行われた中村義人さん(横道坊主)のアコギライブの感想です。

定時に仕事を片付け、京都の職場から大阪までJRにて40分弱かけて移動。リニューアルされてもはや迷路以外の何者でもない大阪駅につばを吐き捨てながら、徒歩15分。ピンク色のネオンや無料案内所、眉間に皺を寄せた不機嫌そうな笑顔満面の商売女、そしてそれを連れて歩く安っぽい服に身を包んだガニマタのオッサン達を華麗にスルーしつつ、会場に到着。

店内は、飲食店らしいテーブル配置で、キャパ30人弱くらいのコンパクトな作り。良い感じで年期の入った内装は、出演バンドが記念に貼っていったステッカーなどと相まり、アコギライブにはうってつけの緩やかな場末感。

最近知り合った横道坊主ファンのGREE友さん、Twitter&Facebookのフォロワーさん、以前横道坊主ライブでお見かけしてた方など、なんだかんだで知った顔がちらほらで、アウェー感もほどよく薄れ、楽しくおしゃべり。

そうこうしてるうちに、我らが横道坊主のボーカル中村義人さん登場!

同会場の前回のライブで、台風の影響で飲まず食わずで16時間運転してやってきて、そのままリハなしで本番に突入した時とは違い、義人さんの笑顔にしっかりいつものハリがあり、こちらも思わずもらい笑い。

義人さんの笑顔には、みんなの心をほっこりさせる効能があるのです。←学会で発表せねば

いつもは終盤で流れるあの曲が一曲目にいきなり登場して、会場の熱は早くもポッカポカ。俺が横道坊主の曲で一番好きな曲や、初期の名曲を経て、4曲目に義人さんがチョイスした曲がすごかった!

以前Yoshito & Uppyで演奏されたときも「まさかこの曲をアコギでやるのか?」と度肝を抜かれたのだけど、「しかもそれをソロでやるのかよ!」と呆然。しかもカッケーんだ、これが。このワイルドすぎる曲には、手拍子よりもストンピングの方が合いそうだったので、ひとり足を踏み鳴らして堪能してみたり。

次いで、恒例の故槙慎一さんの名曲カバーシリーズ。ロマンチックなバラード、そしてカズーが似合うラブラブラブなあの曲。この日カズー持参者が俺を含めて3人だけで、あとのお二人があまり馴れてない感じで、ひとりで頑張って奮闘したら、義人さんに「音感いいね」て褒められる。やほーい(^o^)

この頃、義人さんがビールのお代わりを要求するも、マスターが居眠りをしてしまっていて叶わず。場内をゆるやか和みの空気が支配して心地好い。

その後、今井さんの若き日のカラオケ十八番だったらしい大阪っぽい曲、鈴木宗●をイメージして選曲したARBの曲、デビュー前長崎のバーのどさ回り時代にカバーしてた安全地帯の曲など、いちいちチョイスの理由が素晴らしいカバー曲などを挟み、終盤は再び横道坊主曲メドレー。いつものように義人さんの要求にみんなが応え、心をひとつにしての大合唱。大阪では恒例になりつつある某曲のラララパートの替え歌(?)コーナーも大好評。

そして、なんと、横道坊主の初期の曲で、メジャーデビュー後はお蔵入りになっていた幻の曲まで演奏!これはレア!

トリの曲は、知っている人が少なかったため若干ポカーンと空いた口の数が多かったのだけど、恐らく大阪でしかやらねーだろーなー、というプレミア感溢れる曲だったのでノー問題。

居眠りマスターも復活して大団円。みんなが笑顔の、幸せなライブでした。

引き続き同会場で行われた打ち上げには、翌日も義人さんを追っかけて名古屋に行かなくてはいけないため、軽めの参加にとどめました。

それでも義人さんとゆっくりお話しさせていただき、写真もご一緒させていただき、至福の時を過ごさせていただきましたよ。

義人さんって、本当に気さくで優しいんですよね。その優しさに甘えすぎず、程よい距離感で、でもしっかりきっちり楽しみながら、これからも義人さんを、横道坊主を追っかけようと思った夜でした。

(義人さんソロライブin名古屋のレポートにつづく)