GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

スノーホワイト

2012年06月18日 | 映画
映画『スノーホワイト』を見てきました。

使い古された世界観、やることなすことチグハグで感情移入できない主人公、10年前なら通用したかもしれないCG、ほっといても死にそうな弱々しいラスボス、なくてもいいのに無理矢理挿入される原作設定.


そして『アベンジャーズ』ほっぽって何やってんすかマイティー・ソーさん。←最近クリス・ヘムズワースをスクリーンで見ない月はないな…

数年前の俺なら、どんなにつまらない映画でも、元を取ろうと必死に脳内補正をかけて名作に仕立てあげてましたが、体力&思考的にそこまでの余裕がなくなって来てるのか、ただただ大あくびに終止して、アゴが痛いです。

女性なら楽しめるのかなあ。

長ーい事映画見てなくて、すごく久々に劇場に足を運ぶという方のリハビリにはぴったりだと思いました。

子供向けにしても中途半端だし、もっと理不尽ホラーに振り切っても良かったんじゃないでしょうか。

35点。



中村義人&塚本晃ライブin大阪

2012年06月10日 | POP & ROCK
行って来ました、大阪POTATO KID。

横道坊主の中村義人さんと、NOWHEREの塚本晃さんの2マンライブ!

…本当は、仕事のスケジュールと、スリラジライブ4連チャンをこなしたばかりの体力を考えて、行かない方向に傾いていたのですが、義人さんから直々のお誘いメール(無論一斉送信メールだけど)が来てしまい、そりゃもう行くしかねえだろう!と。

若干無理がたたったのか、軽い微熱と腹痛に悩まされつつも、バファ●ンと太●胃散でドーピングしつつ、仕事をきっちり終わらせ、大阪まで駆けつけました。

いつもより客席が埋まるのが早かったのは、塚本さんのファンもいたからでしょうね。もちろん、毎回拝見するおなじみの義人さんファンの方々もいましたよ。

友人と合流して、受付を済ませて、最前のテーブルを確保したあとは、物販へ。座ってた義人さんが、気軽に挨拶してくれたのが嬉しくて、思わず新作の“中村義人プロデュース”革リストバンドと、革ベルトを購入しちゃいました。どちらも安くてカッコいい!案の定、あっという間にソールドアウトしてました。

そして開演。

最初は塚本晃さん。元シェイディードールズのギタリストで、現在はNOWHEREでボーカル&ギターを担当されています。以前NOWHEREとしては拝見していたのですが、ソロでは初見。横道坊主ファンの仲間の間でも評判が良かったので、期待しつつ鑑賞したのですが、いや、もう、期待以上。

俺は音楽に関しては全くの素人なので、技術的な分析はできませんが、素人目(耳)で感じたのは、いかにも「ギタリスト」的な演奏だった印象です。いかにも「ボーカリスト」的な義人さんの演奏との対比が面白く、1マンでは気付きにくかったお2人それぞれの良さが見えて、嬉しい発見でした。

そして後半は義人さん。今回は、2マン用のセトリということもあって、横道坊主曲オンリーのフルコース!いつものカバー曲シリーズも大好きなんですけど、たまにはこういうのも良いですね。おなじみの曲の連投に、お腹いっぱい胸いっぱい!気付けば体調の悪さもどこかへブッ飛ばされてしまったみたいでした。義人さんの歌には医療効果もあるみたいです(きっぱり)。

ここまででも大満足だったのに、さらにお2人のセッションがスタート!

まさかの昭和歌謡からスタートし、意表をつく選曲の数々。思わず吹き出しそうなチョイスなのに、演奏はメチャクチャかっこいいのだから、もう、どうしてくれよう…。

最後はそれぞれのバンドの代表曲をセッションして、最高の大団円。

終演後も、しばしお2人とお話させていただいたり、写真をご一緒していただいたり、さらには義人さんの沖縄移住計画(笑)まで飛び出し、素敵なひとときを過ごさせていただきました。

特に、義人さんからは、ここでは書けない素敵なお言葉をいただきまして、もう未だに信じられなくて、頬をつねりながら過ごしています。

そんな義人さん達の優しさに、甘えすぎることなく、1ファンとしての最低限の節度は守りつつ、これからもきっちりしっかり追いかけさせていただこうと、誓い新たにした次第ですよ。

重ねて言いますが、義人さんも、塚本さんも、本当にカッコ良かった!あんな40代になりたいなあ!

※画像は、義人さんプロデュースのリストバンドを付けたファン仲間達の腕です。



スリラジ大阪ライブ

2012年06月06日 | スリルラウンジ
HHR THRILL LOUNGEことスリラジの、大阪JANUSライブに行って来ました。

毎度の事ながら、必死に仕事を切り上げ、京都の職場を出て猛ダッシュ、電車を乗り継ぎ、年甲斐の無い全力疾走を繰り返し、開演ギリギリに到着しました。

汗だくの中、ジャケットとYシャツを脱ぎ、下に着込んでいたスリラジTシャツ姿となった頃、場内が暗転して、スリラジ3人衆が登場。ホンッットにギリギリ…。

会場は、かなり広めで、丸テーブルとイスがまんべんなく置かれ、ステージ前の一部だけ、スタンディング可能なスペースがある感じで、無論我々は最前ド真ん中に突撃!

【大阪のセトリ※レイコさんのブログより引用】
1. THRILL-GO-ROUND
2. Carlos Vicious
3. コミック
4. 背と腹
5. Death Discos
6. バナナマニア
7. ピンクアフロパンクス!

1曲目でいきなりテンションがトップギアに入り
2曲目はそのままの勢いで突っ走り
3曲目でスピードは保ちつつギアをひとつだけ落として準備万端
4曲目で再び大爆発!
5曲目でアドレナリンドバドバ!
6曲目で踊り狂い!
ラストで大団円!

完璧すぎる流れに、対バンが多かったせいで曲が少なめだったセトリでしたが、見事に完全燃焼できました。

個人的に印象に残ったのは、4日間連続で演奏された『背と腹』&『ピンクアフロパンクス!』。

『背と腹』は、俺が持つスリラジへのイメージを凝縮したような、最強最高のロックなナンバー。スリラジの事を知らない人に説明をするのには、この曲程最適なものはないんじゃないんじゃないかと、勝手に思っています。毎日聴いてたら、イントロが流れただけで背筋に電流が走る、パブロフの犬養成ギブスみたいな曲です。

そして、ラストに流れた、新曲『ピンクアフロパンクス!』。これがまたカッケー!4日連続でラスト曲として披露されたこの曲。明るく、楽しく、ちょっとヤンチャな、それでいてしっかり爆音の、スリラジならでは過ぎな名曲でした。

早くCD化されないかなあ…。

その他に対バンが4つもあったこの日。その中でも素敵だったのは、我らが190R。

本当のことを言うと、正直190Rなんて名前も知らなかったし、たいして興味も沸いてなかったのですけど、いざ蓋を開けてみると、イクマ会長のお人柄と、オーラと、そしてあまりに豪華すぎる演奏陣に、気付いたらファンになってしまってました。俺も案外節操ないな。

で、その他の3バンドですが。

俺的には全然ナシ…。

無論、それは、スリラジと比べてどちらが上か下か、という話ではなく、あまりに俺の趣味嗜好とはかけ離れていたというか。素人耳ですが、それぞれ演奏の質はかなり高かったと思いますし、何よりもそれぞれのファンの皆様も本当に楽しんでいましたから。

ただ、「もっと盛り上がりましょうよ」「立ってください」「盛り上げるのを手伝ってください」など、盛り上がらない理由をお客さん側に求めるのはどうかなあ、と正直思いました。それを口で言っちゃうってのは、極端な話、表現者としての敗北を意味するような気がする、と言ったら大げさかもしれませんが、そういう客を振り向かせてこそロックだし、バンドの存在理由だと思うのですが…。←偉そうでごめんなさい。あくまで私感です。

まあ、そんな戯言はともかく。

そんなこんなで、名古屋から始まり、京都、神戸、大阪と、連日仕事の合間を縫って参戦して来た今ツアーも、ようやく(俺的には)ファイナルを迎えました。いやはや疲れた。特に大阪と神戸は、家に帰る頃にはAM1時回ってましたからね…。

でも、それを補ってあまりある、楽しい思い出がギュギュっと濃縮された、最高のツアーでした。

去年は3連チャン。

今年は4連チャン。

来年は5連チャンを目指しますよ!←無茶すんな

今井さん、玲子さん、英男さん、そしてスタッフならびに関係者の皆様、各地でお世話になった仲間の皆様、本当にありがとうございました!





スリラジ神戸ライブ

2012年06月05日 | スリルラウンジ
スリラジ西のツアー“愛はナビより足で探せ”の三日目、神戸WINTER LANDのライブに行ってきました。

例のごとく、会社を定時に抜け出し、駆け足で乗り継ぎをこなし、なんとか開演の5分前に到着。すごいぞ!俺!

会場内は、昨日の京都とは打って変わり、ロックが映えそうな、それでいて落ち着いた感じの、良い塩梅。

会場を埋めていた丸テーブルとイスに腰掛け、ゆったりとした心持ちで、のんびりスリラジの爆音を堪能いたしました…。

…んなわけあるかぁ!

トリ前のスリラジの出番になると、もう我慢たまらなくなって、いつもの仲間と最前へダッシュ!

一曲目は、初日の中盤でやったドライなあの曲。これでスイッチが完全に入り、あとは爆音に身を任せて、跳ぶわ跳ねるわ!35歳を目前にして、ここまで心を解放してハジけられるバンドに出会えるとは、思ってもいなかったなあ…。

名古屋とも、京都とも違うセトリは、新曲(というかCD未収録曲)の数をやや押さえめに、変わりに今回のツアーでは演奏されていなかったお馴染みの曲が、何曲か披露されました。

無論各会場で変わらず演奏されている曲もありますが、3日連続で聴いても、微塵に飽きが来ない、それがスリラジクオリティ。

対バンの190Rも、3日も見ているもんですから、いい加減曲の感じなども掴めて、とても良い感じにノることができました。超絶豪華メンバーで演奏されたジミヘンのあの曲のカッコヨサったらないですよ、ホント。

…。

…うずうず。

いいや、書いちゃえ!

ラストのアンコール曲が終わったあと、イクマ会長が一言。「他のバンドも呼びましょうか」。

名古屋でも、京都でもなかった、まさかのセッション突入~!!!うおおおお!!!

『大団円』という言葉は、このために造られたと言っても過言ではない、最高のラストでした!

とは言え、ツアーはまだまだ続きます。明日の大阪も、仕事のスケジュールがタイト過ぎてどうなるかわからないのですが、気合いで参戦しまっせー。

愛はナビより足で探せ!ピンクアフロパンクス!押忍。





スリラジ京都ライブ

2012年06月04日 | スリルラウンジ
HHR THRILL LOUNGE(以下スリラジ)の京都拾得(じっとく)ライブに行ってきました。

京都二条城の少し北にあるライブハウス拾得は、土蔵を改装したような(実際してるのかも)外観と、和の臭いが薫る内装の中、樽をアレンジして作ったテーブルと椅子が雑然と並ぶ、独特の雰囲気のハコでした。

天井から垂れ下がる寒山拾得のタペストリーが、恐らくはお店の名前の由来なのでしょう。

どちらかというと、というか明らかにYoshito & Uppyなどのアコギライブ向けのゆるやかな空間に、正直スリラジの爆音が流れる様子が想像できなかったのですが、だからこそ何かが起きるような予感もあり、前田日明ばりの恍惚と不安に支配されつつ、他人丼と味噌汁を注文して腹ごしらえ。←食事が注文できます

そして、いつもの音楽に乗って爆音三人衆入場!

まさかの、むしろあえてなのか、いきなりの爆音曲から始まり、いつもと変わらぬハイテンションかつハイスピードな怒濤のロックンロール!

惜しげもなく投入される新曲達も捨て曲なしの最強ラインナップ!

それでいて、客は全員テーブル席に着席(最前の数名だけ、後ろの邪魔にならない場所で起立)していて、その他にもドラムが生音だったり、イマイさんとレイコさんの立ち位置が逆だったりと、いつもと違う雰囲気が絶妙な味わいとなり、そのギャップが、とんでもないプレミア空間を現出させていました。

カッケー!おもしれー!

俺は最前のテーブルで、座って見てたんですが、立たなくてもあそこまでノレたのは嬉しい誤算でした。頑丈な樽テーブルをリズムに合わせてガシガシ叩きながら、仲間達と、スタンディング時と遜色のない盛り上がりで楽しめましたよ。

対バンの190Rも、前日の名古屋で予習はばっちり。横道坊主の橋本潤さんを始めとした最強の布陣に、ボーカルのイクマ会長の素敵なお人柄に、気付けばグイグイ引き込まれていた俺がいました。

その他、普通なら絶対あり得ないプレミアすぎるシーンだらけの超レアライブとなった今回。←正直ヤバすぎてここでは書けません

終電帰宅の疲れもなんのその、そのままの勢いで翌日神戸ライブにも駆けつけますよ!

最後になりましたが、あの空間を共有できた全ての皆様に感謝。ありがとうございました!