HHR THRILL LOUNGEことスリラジの、大阪JANUSライブに行って来ました。
毎度の事ながら、必死に仕事を切り上げ、京都の職場を出て猛ダッシュ、電車を乗り継ぎ、年甲斐の無い全力疾走を繰り返し、開演ギリギリに到着しました。
汗だくの中、ジャケットとYシャツを脱ぎ、下に着込んでいたスリラジTシャツ姿となった頃、場内が暗転して、スリラジ3人衆が登場。ホンッットにギリギリ…。
会場は、かなり広めで、丸テーブルとイスがまんべんなく置かれ、ステージ前の一部だけ、スタンディング可能なスペースがある感じで、無論我々は最前ド真ん中に突撃!
【大阪のセトリ※レイコさんのブログより引用】
1. THRILL-GO-ROUND
2. Carlos Vicious
3. コミック
4. 背と腹
5. Death Discos
6. バナナマニア
7. ピンクアフロパンクス!
1曲目でいきなりテンションがトップギアに入り
2曲目はそのままの勢いで突っ走り
3曲目でスピードは保ちつつギアをひとつだけ落として準備万端
4曲目で再び大爆発!
5曲目でアドレナリンドバドバ!
6曲目で踊り狂い!
ラストで大団円!
完璧すぎる流れに、対バンが多かったせいで曲が少なめだったセトリでしたが、見事に完全燃焼できました。
個人的に印象に残ったのは、4日間連続で演奏された『背と腹』&『ピンクアフロパンクス!』。
『背と腹』は、俺が持つスリラジへのイメージを凝縮したような、最強最高のロックなナンバー。スリラジの事を知らない人に説明をするのには、この曲程最適なものはないんじゃないんじゃないかと、勝手に思っています。毎日聴いてたら、イントロが流れただけで背筋に電流が走る、パブロフの犬養成ギブスみたいな曲です。
そして、ラストに流れた、新曲『ピンクアフロパンクス!』。これがまたカッケー!4日連続でラスト曲として披露されたこの曲。明るく、楽しく、ちょっとヤンチャな、それでいてしっかり爆音の、スリラジならでは過ぎな名曲でした。
早くCD化されないかなあ…。
その他に対バンが4つもあったこの日。その中でも素敵だったのは、我らが190R。
本当のことを言うと、正直190Rなんて名前も知らなかったし、たいして興味も沸いてなかったのですけど、いざ蓋を開けてみると、イクマ会長のお人柄と、オーラと、そしてあまりに豪華すぎる演奏陣に、気付いたらファンになってしまってました。俺も案外節操ないな。
で、その他の3バンドですが。
俺的には全然ナシ…。
無論、それは、スリラジと比べてどちらが上か下か、という話ではなく、あまりに俺の趣味嗜好とはかけ離れていたというか。素人耳ですが、それぞれ演奏の質はかなり高かったと思いますし、何よりもそれぞれのファンの皆様も本当に楽しんでいましたから。
ただ、「もっと盛り上がりましょうよ」「立ってください」「盛り上げるのを手伝ってください」など、盛り上がらない理由をお客さん側に求めるのはどうかなあ、と正直思いました。それを口で言っちゃうってのは、極端な話、表現者としての敗北を意味するような気がする、と言ったら大げさかもしれませんが、そういう客を振り向かせてこそロックだし、バンドの存在理由だと思うのですが…。←偉そうでごめんなさい。あくまで私感です。
まあ、そんな戯言はともかく。
そんなこんなで、名古屋から始まり、京都、神戸、大阪と、連日仕事の合間を縫って参戦して来た今ツアーも、ようやく(俺的には)ファイナルを迎えました。いやはや疲れた。特に大阪と神戸は、家に帰る頃にはAM1時回ってましたからね…。
でも、それを補ってあまりある、楽しい思い出がギュギュっと濃縮された、最高のツアーでした。
去年は3連チャン。
今年は4連チャン。
来年は5連チャンを目指しますよ!←無茶すんな
今井さん、玲子さん、英男さん、そしてスタッフならびに関係者の皆様、各地でお世話になった仲間の皆様、本当にありがとうございました!