気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

砕氷艦「しらせ」一般公開

2011年10月01日 | 建造物

昨日のテレビニュースで報道されていたので、ご覧になった方もいらっしゃるのではないかと思いますが、砕氷艦「しらせ」が、千葉県船橋市の港で、9月30日から10月2日までの3日間に亘り、一般公開されています。

もう5年になりますが、2008年8月下旬に、海上自衛隊横須賀基地一般公開の時に、当時まだ現役で就航していた先代の「しらせ 5002」は見学したことがあります。この退役した先代「SIRASE 5002」および現役艦「しらせ5003」の両「しらせ」が、同じところで一挙に公開されるという今回の行事は、初めての事なのだそうです。

前置きはともかく、「こういう行事に出かけてくるのはお年寄りと、子どもくらいだよ。」と一緒に出かけた友人にも言われたのですが、全くその通りで、いわゆる中年の方はほとんどいらっしゃいませんでした。最寄り駅(今回は新習志野と津田沼)からはシャトルバスが運行されています。9時からの公開行事なので、8時30分発の最初の便を利用させていただきました。でも、2時間近く「しらせ」のそばにいましたが、見学にきていたのは、ほんの少数の方達でした。

次の表は、日本の過去から現在までの、南極観測に関わってきた砕氷艦の要目比較と、現在各国が保有している砕氷艦の要目です。「しらせ 5002」の一部項目では超えている艦もありますが、装備その他を含め総合的に見て、現在ではこの「しらせ 5002」が一番進んだ艦と言えるそうです。

肝心の砕氷艦の写真ですが、全長100m以上の2艦なので、近すぎて全景をうまくとらえることは出来ません。こんなものとご覧ください。なお、先代「しらせ」に「SIRASE」と表記されているのは、確認したわけではありませんが、現在は「ウエザーニューズ社」が保有している艦で、自衛艦ではないからと思われます。

最後の一枚は、この手の行事ではよく展示されている、「南極の氷」です。オンザロックにして飲むと、中に閉じ込められている空気がピチピチという音を立てると、よく言われているので、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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