2008年、92歳で亡くなったターシャ・テューダーさんの生誕100年を記念したこの「ターシャ・テューダー展」が、3月18日から4月6日まで、松屋百貨店で開催されました。
最終日に当たる昨日、この展示会を拝見に出かけてきました。
この日が最終日のせいか、それでなくとも狭い会場は、見物の方で一杯でした。入場者の殆どは女性で、男性は私を含めほんの少数でした。ターシャさんは、多分日本では絵本作家よりは、ガーデナーとしての認識の方が高いのでしょう。
ターシャさんは、元々は絵本作家でしたが、コーギ犬やペットのチャボと共に、鶏や山羊を飼い、毎日の生活の殆どを手作りするライフスタイルを、2008年92歳で亡くなるまで続けられたそうです。
生涯で、100点以上の絵本を発表されたとか。私はそれらの絵本は読んだことはありませんが、NHKのテレビを通じたターシャさんの生活を何度か拝見し、強く感銘を受けました。
この展示会は、そんな感銘の一端でも知ることが出来れば、との思いで拝見させて頂いてきました。
展示されていた絵本の挿絵のオリジナルは、とっても繊細で、色使いも素晴らしいものでした。
この、撮影を許された一角は、ガーデンデザイナー杉井明美氏による「ターシャの庭」だそうです。本当の「ターシャの庭」には及ぶべくもないでしょうが、何かを感じて頂ければ、と思います。