先月8月30日の続きです。
最初の花は「実葛(さねかずら)」です。
「実葛」は、男性の整髪剤に使用したことから、またの名を「美男葛」とも言うそうです。
次の花は、「羽衣縷紅草(はごろもるこうそう)」です。この花は、「紅葉葉縷紅草(もみじばるこうそう)」とも言われるようです。私は、はじめて見る花です。
次は花ではありません。「多羅葉(たらよう)」と言われる木の葉です。
この木の葉にはタンニンが含まれているため、先のとがったもので押しつける様にすると、しばらくすれば文字が浮かび上がってくるそうです。
普段書かせてくれるのかどうかは存じませんが、ガイドさんが書いてみる様に、と葉を一枚差し出してくれました。
ちょっとうっかりしてスキャンするのが遅くなってしまったため、余りはっきりとは見えないかも知れませんが、「はがき」と書いてあります。
このようなことから、この樹は別名「はがきの木」とも言われるそうです。
最後はカルガモの親子です。
向島百花園では、今年は二度、カルガモが誕生しました。でも、最初の小ガモ達は全ていなくなってしまったのです。
この二度目に生まれた9羽のカルガモは、1羽いなくなっただけで、8羽はすくすくと育っています。
スタッフの方も喜んでおられました。
でも、もう巣立ちが近い今となっては、どれが親ガモか、素人の私には見分けが付きません。