先日の浜離宮恩賜庭園だったと思いますが、このい草縄が置いてあり御自由にお持ちください、と展示されていました。
そこには説明文がありましたが、撮ってくるのを失念しました。
このい草縄は、松の雪吊用に使用した残り材、と書かれていました。
通常の稲縄では雪などによる水分で長くなったり、あるいは雪の重量で切れたりすることがあるのでしょう。
畳表などに使われるい草の縄には、そのような弱点が無いので、雪吊用として用いられているのでしょう。
もしどこかで雪吊を間近で見る機会があれば、ご覧になって見て下さい。
このい草縄は、直径約20mmありまして、かなり太い物です。