気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

海の日の「日本丸メモリアルパーク」にて

2017年07月17日 | 年中行事

海の日の今日、登檣礼・総帆展帆の行事が執り行われる「日本丸メモリアルパーク」へ行ってきました。
昨夜HPを見た時に今日、天皇・皇后両陛下が、「日本丸メモリアルパーク」へ行幸啓になられる、と記述があるのに気が付きました。

同時に、このための警備等の都合で、色んな規制が行われる、との記述があるのにも気が付きました。
この規制のため、いつもの見学場所からは見学できないことが分かります。

そのため、今日出かけるのはよそうと思ったのですが、天皇・皇后両陛下にこんな近くで接することは恐らく今後もあり得ないだろうとの考えもあり、結局出掛けてきました。

ご存じの通り、今日は薄曇りだったので、多少暑さも薄らぐだろうとの考えもありました。
実際は、影が出るくらいの天候だったので、結構暑かったのですが。

天皇陛下・皇后陛下の行幸啓は、今日のニュース番組で報じられていたので、ご覧になった方もいらっしゃるかとは思いますが、少し距離があり、ピントは今一です。
両陛下は、大半は空調のきいた室内からご覧になっていらっしゃいましたが、何度かは炎天下にお出ましになっていらっしゃいました。

日本丸の総帆展帆作業もご覧いただきます。

登檣礼です。

バウスプリット上の指揮者の「海の日おめでとう」とのかけ声に合わせて、ヤード上にいるボランティアの方達も、「おめでとう」と言いながら、帽子を一斉に振ります。

これを登檣礼と言います。

登檣礼が終わると、最初にブームにロープで取り付けられているセールを、緩めてゆきます。

緩められたセールは、ある規則にしたがって展帆されてゆきます。

この展帆作業は、全てボランティアの方達のロープを引くことにより行っていきます。

かなり大変な重労働です。

合わせて29枚に及ぶセールを展帆し終わった「日本丸」です。

今日のボランティアの方達は、62名の男性と39名の女性の、合わせて101名での作業とのことでした。

かつて「太平洋の白鳥」、と呼ばれた「日本丸」の勇姿です。

このような「日本丸」の勇姿は、年間数回のみの総帆展帆作業時のみしか見ることは適いません。

その上、係留されている「日本丸」への、適当な風向きと強度の風があるときしか、見ることは出来ません。

青空も望まれた今日は、そのような1日だったのではないでしょうか。

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