コロナ禍で外出自粛と言われ始めたせいで、この浜離宮庭園でのお正月イベントは中止となっていました。
そんな事で、今年のこの諏訪流放鷹術実演は、2019年以来の三年振りになります。
今年の鷹狩り実演で使用されているのは、大鷹三羽、赤尾鵟(あかおのすり)四羽の七羽です。
鷹狩り実演に先立ち、鷹たちを会場の雰囲気に慣れさせるため、拳に乗せ、会場で輪を描いて巡ります。
これをなんと言ったか失念しましたが、輪巡り(?)とか輪まわり(?)とか言っていました。
実演ですので、日頃の訓練で行われている術を見せてくれました。
それぞれに名前が付いていますが、訓練の名前はここでは省かせて頂きます。
今回実演を演じてくれた方達は、性別には関係なく、鷹匠と呼ばれています。
まだ初心者の方達は、訓練生と区別はされています。
公開された中に、見物人から三名が鷹匠の実地経験をさせてもらう事も、含まれています。
男性二名と女性一名が選ばれ、訓練を体験されていました。
女性はロンドンから来たとのこと、でも遠くだったので、写真は撮る事は出来ていません。
実地体験以外の訓練の数々です。
後で聞いたのですが、今回の鷹のうち一羽は、英国生まれだったそうです。
後で出てくる大鷹で、年齢は八歳と言うことで、今回公開された鷹の中で一番の高齢でした。
公開を終えてから、鷹匠達がそれぞれの鷹を連れて、観客の側まで近づいてきてくれました。
始めの一羽はノスリで年齢はと問うと、人間では赤ちゃん並の生まれて八ヶ月だそうです。
もう一羽は大鷹で、この大鷹が英国生まれの八歳だそうです。
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