昨日に続き、今日も小さい花をご覧ください。昨日の花は、草に咲く花でしたが、今日は木に咲く小さな花です。
はじめは「アケビ」ですが、漢字では「木通」あるいは「通草」と書くそうです。正確には「みつばあけび」とか。家内が大好きなので、スーパーなどで見かけたときには、買い求めてきます。もっとも、私はあまり食べてみたいとは思いませんが。今まではアケビの花は知りませんでした。こんな小さな花から、あの結構大きい実がなるとは、ちょっと意外です。
つぎは「はなずおう」です。これは沢山の花が群がって咲いています。一つずつの花は小さいのですが、アケビとは違って、大変華やかな花です。
今日はお昼から時間が空いたので、いつもの通り花を見に向島百花園へ行ってきました。大型の花はまだあまり咲いてはいないようですが、小さな花がいくつも咲き始めていました。そんな花たちを、今日から何日かご覧いただきたいと思います。
一つ目は、えびねです。蕾は沢山ついていますが、開いているのはまだほとんどありませんでした。
二つ目は、蔓十二単（つるじゅうにひとえ）です。これは一株についている花は、ほとんど開いていました。いわゆる満開状態です。花の名前が蔓十二単となっていましたが、もしかするとちょっと違うのかもしれません。いつも参照させていただいているサイトでは、違う名が紹介されています。
自宅のそばには花水木が街路樹として植えられています。白花が開きかけてはいましたが、紅色の方はまだまだのようでした。ところが、私も属しているＰＣクラブが、１１日に新宿御苑で開いたお花見会当日、新宿門前では紅白の花水木が咲いていました。ようやく今咲いた、と言ったところのようでしたが。
花水木は、アメリカのポトマック河堤に、当時の尾崎東京市長が送った桜の返礼として、アメリカから大正時代に贈られたものだそうです。今は東京都内でも、至る所で咲いているのを目にすることの出来る花ですが。
雷公園は、私の住んでいる江戸川区にあるほんの小さな公園です。でも、ここには江戸川区でただ一本のみの御衣?があります。先週５日土曜日にもこの雷公園へ行き、御衣?の開花状況を確認してきました。その頃には、ソメイヨシノが満開状態だったので、御衣?が開花しているとは思えませんでした。そのときのつぼみの堅い御衣?が次の写真です。
もう既に何カ所かで御衣?が開花しているのを見ているので、晴天となった今朝、雷公園に今一度出かけてきました。今は７分咲といった状態です。満開には、あと少しかかりそうです。いつも言うことですが、天気・自分の都合・花の開花時期がうまくマッチするとは限りません。絶好の天気で満開となっても、先約がありどうしても手が離せないことがあります。なんと言っても自然が相手はですから、やむを得ません。どこまで妥協できるか、なかなか予測が難しいところです。次は花弁が色づいたときに見に行けるのでしょうか。非常に疑問に思われます。
福田総理主催の春の園遊会を翌日に控えた今日４月１１日、私も所属するＰＣクラブのお花見会が新宿御苑で今年も無事開かれました。前日までの天気予報では、午前中は雨が残る、と言うことでしたが、お昼頃からは絶好のお花見日和へとなりました。
４０名あまりのメンバーが、ソメイヨシノはもう盛りを過ぎてはいましたが、三々五々今を盛りと咲き誇っている、桜をはじめとするいろんな花たちを愛で楽しませていただきました。
私がこの時期関心を持っています御衣?と鬱金の花をご覧ください。いずれも緑色がかった珍しい桜です。私の住んでいる江戸川区にもこの御衣?の木が一本植えられているところがあります。天気がよければ、この御衣?を見に出かけてみたいと思っています。
上の方が御衣?（ぎょいこう）、下が鬱金（うこん）です。御衣?も、開花後しばらくすると花弁は白っぽくなってきますが、まだ今は緑色をしている線が、満開後には鮮やかな紅色になるそうです。その変化を確かめたいとは思っていますが、天気と行動予定の合間を縫ってとなりますので、なかなか難しいかもしれません。
