もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

鳩山由紀夫氏がまた?

2018年10月10日 | 野党

 韓国北部の京畿道が主催する国際学術会議に鳩山市の出席を招請と報じられた。

 同会議は、日本による戦争被害を学術的に検証すると銘打ったもので地方自治体が主催するのは異例であるが、水面下では韓国政府の意を受けているものかと邪推している。招請されているのは鳩山氏の他には中国やミャンマーとともに北朝鮮の参加も見込まれることから、北朝鮮が参加する初の国際学術会議とも、初の南北協調した反日会議ともみなされている。現在のところ鳩山氏の出欠意志は伝えられていないが、氏の平素の行状から見て唯々諾々として招請に応じ、過去の土下座謝罪のような演出に奔りかねないと思う。かって、政府の制止を振り切ってロシア併合直後のクリミヤ地方を訪問して併合容認・ロシア擁護の行動をしたことがあり、現在でも日米が参加を見送っている中国主導のアジアインフラ整備投資銀行(AIIB)の顧問を務めるという容共・反日・反米活動を続けている。日本では活動母体であった民主党の消滅・政界からの引退と、すっかり過去の人となった感があるが、日本国の元総理という看板と言動は諸外国にとって利用価値の高いものと思われる。クリントン政権下での北朝鮮交渉において、カーター元大統領が非公式の身分ながら実質的な特命全権大使として交渉の前面に出たように、最高権力経験者が国の重要な意志を伝達するために行動することは良くあることで、鳩山氏の言動は日本の政策転換の伝達手段の一つとも捉えられ、誤ったメッセージを諸外国に与えるかもしれないと危惧するものである。

 あまり信じたくはないのだが由紀夫氏と妻の幸さんについて、その出生・出自に関する噂がネット上に溢れており、その真偽はともかくとして鳩山氏の心の宗主国が日本でないことだけは確実と思われてならない。犯罪者に対しては旅券発給が制限されているように、明らかに国益を害い兼ねない人物に対しても旅券返納・発給停止等の渡航制限を科すことはできないものであろうか。