我等のカープがCSを突破して、2年ぶりの日本シリーズに進出する。
快挙は、ペナントレース後半に調子を落としていた菊池・丸・鈴木が復調したことと、投手陣の奮起に負うところが大きいと思う。昨シーズンは2戦級の中継ぎを攻略しての逆転で勝利することが多かったが、今シーズンは相手の先発投手を粉砕しての先行逃げ切り勝利が多かったことは、打撃陣の成長の証と見ている。しかしながら気になる点もある。折に触れて書いたことであるが、依然として打席でファーストストライクを漫然と見送る選手が多いことである。これは、選手の特質といううよりも打撃コーチの方針かと邪推している。1軍打撃コーチの東出・迎コーチの指導実績は尊重するものの現役時代は1・2番を打つ選手であったため、自身の経験に則った戦況重視・出塁率重視の指導になっているのではなかろうかと推測する。それはそれでカープ野球にとって有用であるかもしれないが、相手チームの戦意を1発で粉砕できる豪快なクリーンアップの育成には如何なものであろうかと思う。丸と鈴木を例にとれば、高い出塁率を誇るものの、追い込まれた挙句に相手投手のウィニングボールに三振・凡打を喫することも多いように感じられる。来季も打撃コーチ2人制を続けるのならば、小銃担当と大砲担当の2人分業制とすることを提案するものである。現在パリーグでは西武とソフトバンク間で、勝利チームが10点以上叩きだす壮絶な打撃戦を展開している。常勝カープ育成のためにもクリーンアップの更なる強化が必要と考えるものである。塁上に溜まった走者を掃除(一掃)する役目であることからクリーンアップと呼ばれるのであれば、役割を担える素質の選手を役割を果たせる選手に育て上げることも大事であると思う。投手は分業化が進み、与えられた役割に特化した選手が育っているが、打者で特化しているのはピンチヒッター位である。球界に先鞭をつける意味からも、大砲型打撃コーチの選任をお願いするものである。
今年も、絵画サークルで”グループ展”を行いました。6点の出品義務を果たすべく頑張ったのですが、仕上げの時間が無くサインを入れないままの出品となり大いに反省しています。本ブログのタイトルに殉じて、展示作品1点を紹介させて下さい。カープ打撃コーチの意見に対する罵倒は謙虚に受け止めますが、絵に対する御教示・御批評には些かの手心をお願い致します。