昨日は横浜シティガイド協会でおこなっている中区のツアーに参加しました。シティガイド協会にはエスペラント世界大会の時にお世話になり、活動の話を伺って時間があったら参加したいと思っていたのですが、日程が合わず幾度も歩いた道だと思いながら参加したのですが、道を知っていることと街を知っていることは違うということに気付くと共に楽しい半日を過ごしました。
横浜市中区は女子ミッションスクールの多い街です。横浜女学院、横浜共立学園、フェリス女学院、横浜雙葉学園など軒を連ねたかのように存在しています。横浜は日本女子教育の発祥の地でもあったのです。
明治3年(1870)5人女性宣教師が日本における混血児の孤児を救おうとやってきてのがもととなっているという横浜雙葉学園に心惹かれました。当時保護を要する子どもは10名ほどで思いのほか少なかったので、のちによき母を育成しようと女子教育を行い、明治33年法律にもとずく学校を作ったそうです。その後児童養護施設は東京に移ったということでした。
もうすぐ、50年になろうとしていますが、10代の私は東京で双葉(?)学園という児童養護施設を訪問したことがあります。多分学園祭の準備だったと思います。その時の園長の言葉が大きな疑問としていまだに残っているのです。
彼は、保母(女性保育士)として、両親がおり、心豊かに育った人だけを採用する。保護を必要とする子どもには使命感や、情熱より自然に出る愛情が必要と言ったのです。若い私はひどく反発を覚えました。人の愛情とはそのように自然発生的なものなのか、つまり動物的なのだろうか。愛情も理性でコントロールできるのではないか。そんな疑問を持ち続けています。
現在、心理学の発達によりDVを受けた人が大人になると同じく家族に暴力を繰り返すといわれています。最近、虐待・子殺しなど家庭内暴力が絶えません。本当に私たちは理性の助けを借りてこの状態を乗り切っていけないのでしょうか。
福祉を学び始めたころの自分に立ち返り考えさせられた横浜散歩でした。
横浜シティガイド協会のアドレスは下に:横浜在住以外の方でもお願いすれば希望の日にガイドしてもらえます。(有料)
http://www.ycga.com
横浜市中区は女子ミッションスクールの多い街です。横浜女学院、横浜共立学園、フェリス女学院、横浜雙葉学園など軒を連ねたかのように存在しています。横浜は日本女子教育の発祥の地でもあったのです。
明治3年(1870)5人女性宣教師が日本における混血児の孤児を救おうとやってきてのがもととなっているという横浜雙葉学園に心惹かれました。当時保護を要する子どもは10名ほどで思いのほか少なかったので、のちによき母を育成しようと女子教育を行い、明治33年法律にもとずく学校を作ったそうです。その後児童養護施設は東京に移ったということでした。
もうすぐ、50年になろうとしていますが、10代の私は東京で双葉(?)学園という児童養護施設を訪問したことがあります。多分学園祭の準備だったと思います。その時の園長の言葉が大きな疑問としていまだに残っているのです。
彼は、保母(女性保育士)として、両親がおり、心豊かに育った人だけを採用する。保護を必要とする子どもには使命感や、情熱より自然に出る愛情が必要と言ったのです。若い私はひどく反発を覚えました。人の愛情とはそのように自然発生的なものなのか、つまり動物的なのだろうか。愛情も理性でコントロールできるのではないか。そんな疑問を持ち続けています。
現在、心理学の発達によりDVを受けた人が大人になると同じく家族に暴力を繰り返すといわれています。最近、虐待・子殺しなど家庭内暴力が絶えません。本当に私たちは理性の助けを借りてこの状態を乗り切っていけないのでしょうか。
福祉を学び始めたころの自分に立ち返り考えさせられた横浜散歩でした。
横浜シティガイド協会のアドレスは下に:横浜在住以外の方でもお願いすれば希望の日にガイドしてもらえます。(有料)
http://www.ycga.com