五台山カヌークラブ通信

自然豊かな高知で、カヌーに親しむ!

松陰先生

2013-10-24 19:57:44 | 日記

「松陰先生」と呼ぶ者は、長州人。「吉田松陰」と呼ぶ者は、山口県人ということを聞いたことがあります。

ここ最近読んだ書籍に、『吉田松陰一日一言』川口雅昭 編(致知出版)があります

モラル低下が叫ばれる現代、自分自身の行動やこの国が向うべき方向など、考えさせられることが多かった一冊です。松陰先生の言葉を自戒の念を込めていくつか紹介します。

「能(あた)はざるに非(あら)ざるなり、為(な)さざるなり」 安政2年6月27日「孔孟剳記」

【訳】 できないのではない、やらないのである。

 

「一月(ひとつき)にして能(よ)くせずんば、則(すなわ)ち両月にして之(こ)れを為(な)さん。両月にして能(よ)くせずんば、則ち百日にして之を為さん。之を為して成らずんば輟(や)めざるなり」 安政4年閏5月3日「諸生に示す」

【訳】 (一日立てた志というもの)1ヶ月でできなければ、2ヶ月かけても、これを成し遂げたい。2ヶ月でもできなければ、100日かけてもこれをなし遂げたい。いくらやってもできなければ、できるまで絶対にやめない」

 

「政(まつりごと)を為(な)すの要は、人々をして鼓舞作興(こぶさっこう)して、各々自(おのおのみずか)ら淬礼(さいれい)せしむるにあり、(中略)而(しこう)して其の術・賞罰の二柄(にへい)にあり。」 安政2年6月朔日(ついたち)「福堂策」

【訳】政治を行う上でのポイントは、人々を激励してやる気にさせ、それぞれが自分から努力しようという気持ちにさせることである。(中略)そして、その方法は褒めることと叱ることの2つである。

「政」を「カヌー指導」に変えて、五台山カヌークラブを指導する・・・  松陰先生

一無尽。

たっすいがは、いかん。