ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

おおすみ障害者就業・生活支援センター:鹿屋に開所 県内では2カ所目 /鹿児島

2008年09月03日 22時12分24秒 | 障害者の自立
◇「障害者に自立生活を」

 障害がある人の働く場を探し、自立した生活を手助けする「おおすみ障害者就業・生活支援センター」が1日、鹿屋市社会福祉会館内に開所した。国・県が設置して運営を委託する施設で、県内では日置市伊集院町に次いで2カ所目。

 大隅地域ではこれまでに肝属、曽於の両地区にそれぞれ公的支援施設が開設されているが、生活全般についての相談業務が中心。センターでは就職サポートにも力を入れ、職場実習を含む個別プログラムで就職と職場定着を目指す。

 委託を受けた社会福祉法人・天上会(野村碩夫理事長)が運営する。職員は就業支援員2人▽生活支援員1人など計6人。対象は大隅地域4市5町在住の身体・知的・精神障害者。利用するためにはセンターへの登録が必要。相談無料。受け付けは午前8時半~午後5時(土・日曜、祝日、年末年始は休み)。

 開所式で、野村理事長(66)は「自立した生活を1人でも多くの人が経験できれば」と抱負を述べ、式終了後に玄関入り口に看板を掲示した。

 センターは既に7月から業務を開始しており、これまで28人が登録済み。今年度中の相談件数を電話と来所で延べ1500件を想定している。問い合わせは同センター(0994・35・0811)。【

7日に身体障害者野球大会 ヤマト和歌山、練習に汗 /和歌山

2008年09月03日 22時10分27秒 | 障害者の自立
◇選手の姿見に来て
 「第9回和歌山市長杯争奪身体障害者野球大会」(県身体障害者野球連盟主催)が7日、和歌山市有家の和歌山市民球場で開かれる。県内唯一の身体障害者野球チーム「ヤマト和歌山」ら5チームが熱戦を繰り広げる。チームと同連盟の代表、楠木祥瑞さん(41)=同市粟=は「白球を追う選手たちの姿を見に来てほしい」と来場を呼びかけている。

 同大会は2年に1度の開催。ヤマト和歌山は現在15人が登録し、結成から節目となる25年目を迎える。平均年齢40代のメンバーは、毎週日曜日に練習で汗を流している。

 打撃は森口康司代表代理(46)、藤原義政監督兼選手(54)が軸。守りは今年から加入した長井道弘選手(49)を中心に、内野陣の強化に余念がない。

 競技が始まって30年近くたち、全国で770人がプレーするまでに広がった。楠木さんは「練習や試合の後に見せる、選手のすがすがしい笑顔を見に来てほしい」と言う。

 メンバーは随時募集している。障害者手帳を持っている肢体障害者が対象。障害の程度や性別、年齢は不問。練習は毎週日曜日の午前9時~正午ごろ、和歌山市西浜の旧南海和歌山港線水軒駅向かいの広場で。問い合わせは楠木さん(090・1676・9048)。【

知的障害者や外国人と…長野県警にコミュニケーションボード贈呈

2008年09月03日 22時07分52秒 | 障害者の自立
 警察活動の現場で、知的障害者や日本語が不自由な外国人などとの会話を円滑に進めてもらおうと、「明治安田こころの健康財団」(笹野真民理事長)は、イラストを使って意思疎通を助ける「コミュニケーション支援ボード」を長野県警に贈った。

 ボードは、警察庁や自閉症、知的障害者の保護者団体などの意見を踏まえて完成。車にはねられた場面をイラスト化して交通事故を表現、迷子は、十字路の真ん中で周辺を見渡す様子を描き、言葉で説明するのが苦手な人が絵を指さして訴えやすいように工夫した。また、英語、中国語、韓国語も入れ外国人に対応できるようにした。

 警察署・交番用とパトカー用の2種類、計620部を提供した。

わたしとおかあさん:全国障害者問題研究会和歌山支部長・小畑耕作さん /和歌山

2008年09月03日 22時05分32秒 | 障害者の自立
◇「つながり大切に」は母に似た--小畑耕作さん(57)

 私は養護学校で先生をする前は、大阪で営業マンをしていました。高校卒業後、串本で漁師をしていた両親のもとを離れて、大阪の事務用品卸会社で働きながら、夜間大学に通いました。大都会で一旗揚げたかったし、仕入れから販売まで経営のことも勉強したかった。

 でも仕事を覚えたら、1、2年で会社を変わっていました。実家に帰ると、母に泣かれてね。「帰ってくるたびに会社が違う。1カ所に落ち着いてほしい」と。今のように転職が当たり前ではなかったので、心配だったのでしょう。

 母といえば、漁に出かける前に起きて、夜遅くに私たちの弁当を作っていた姿を思い出します。夏場は父は素潜りでアワビ漁、母は畑仕事をして、冬になると夫婦でイセエビの刺し網漁をしてました。母は料理が上手なんですよ。ウツボのあら炊きの味付けなんて絶品。とてもまねができません。

 私は小学生までは勉強が良くできた。それで母は期待したのか、しつこく「勉強しろ」と言われました。嫌でしたね。私はサラリーマンの家庭がうらやましかった。漁を休むのは天気の悪い日だから、家族で出かけるわけでもない。私は学校に行く前に刺し網の掃除を済まして、牛乳配達もしていました。

 障害児教育に32年間携わって今、実現したいのは、「学びのノーマライゼーション」です。高校卒業後低くなる進学率を上げたい。健常者と同じように、キャンパスライフを子どもたちに味わわせてやりたいのです。

 障害のある子どもたちを育てるお母さんたちは、精いっぱい頑張っています。母親だけが責任を負わされたり、葛藤(かっとう)もあるなか、「この子とともに歩む」という気持ちが、お母さんたちにはあります。教師として、子どもたちをどう育てていくか一緒に考えて、発達や成長を共有できる喜びがありますね。

 苦労が多くても人とのつながりが楽しい。母はお土産を渡してもすぐご近所に配ってしまいます。つながりを大切にするのは母に似たのかもしれません。


人物略歴

 ◇こばた・こうさく
 1951年、串本町生まれ。近畿大経営学部卒業後、紀北養護学校(現・紀北支援学校)に勤務。きのかわ養護学校を経て、95年から再び紀北支援学校で教べんを執る。



視覚障害者にCDで宅配案内

2008年09月03日 13時07分33秒 | 障害者の自立
目の不自由な人が自宅で日用品や生鮮食品を簡単に注文できるよう、商品の値段などを録音したCDを配布するサービスが、東京などの生協で始まりました。この取り組みは、東京や埼玉などの生協でつくるコープネット事業連合がことしの7月から始めたものです。

この取り組みでは、食品や日用雑貨など毎週チラシに載せるおよそ2000の品目について、値段や特徴などを生協の担当者が読み上げてCDに録音します。録音されたCDは、週1回の宅配日に商品といっしょに届けられます。最近はインターネットを通じた宅配注文も増えていますが、パソコンに不慣れな利用者にはCDのほうが操作が簡単で使いやすいということもあって、すでに70人余りがこのサービスを利用しているということです。このCDの再生には専用の再生機が必要ですが、多くの自治体では補助制度を使って数千円程度で購入できるということで、コープネット事業連合では利用者の意見を聞きながらさらに使い勝手を高めたいとしています。問い合わせ先は「コープネットリーディングサービス」(電話048-839-1932)です。