ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者自立支援法:施行2年でセミナー 宝塚で来月5日 /兵庫

2008年09月16日 17時33分35秒 | 障害者の自立
 障害者自立支援法の本格施行(06年10月)から2年を迎えるのを前に、宝塚市安倉西2の市総合福祉センターで9月5日、同法の現状や課題を探るセミナーが開かれる。厚生労働省の障害者施策を担当している高原伸幸・専門官を招き、国の基本的な考え方などを改めて問う。

 社会保障制度の活用方法や今後の動向などを知る機会にもなると、市障害者(児)団体連絡協議会が主催した。午後1時からで無料。高原さんへの質問を事前に受け付けている。問い合わせは市障害者自立生活支援センター(0797・86・5002)へ

松坂大輔:野茂を超える17勝目…その偉大さ胸に自分磨く

2008年09月16日 17時32分01秒 | 障害者の自立
 たまには、寄り道をしてこんな記事を載せてみました。

 ドジャース1年目の野茂が「トルネード旋風」を巻き起こしたときには、まだ中学生だったレッドソックスの松坂が、その野茂を超えるシーズン17勝目を挙げた。

 同じ26歳で海を渡り、野茂が引退した年に松坂が記録更新と、不思議な巡り合わせがある。松坂は大リーグ挑戦が決まった後、野茂と食事をともにし、さまざまな助言を受けた。

 その中でメジャーの滑るボールへの対応を聞くと「おれは気にならなかった」との答えだった。「手を見せてもらったら僕よりだいぶ大きい。これなら大丈夫なのかと思った」という。

 「僕らと同じスタートではない。大変な環境の中で自分を変えずに戦った方。精神的にタフでないとできないけど、自分もそうありたい」と敬意にあふれている。

 「すごいのは、こっちに来ても投球スタイルが変わらなかったこと。僕は周りが見て分かるくらい変化がある。やはり、誰にもまねできないフォームとフォークボールがあったから。勝つとか負けるとかではない偉大な先輩であり、一生尊敬し続けるピッチャー」。先駆者の偉大さを胸に刻み、松坂は自分を磨き続ける。(

DV被害女性の自立支援に向けた取り組み 企業のCSRの可能性

2008年09月16日 17時27分13秒 | 障害者の自立
 内閣府の調査によると、ドメスティックバイオレンス(DV)の被害にあった女性からの相談件数は年々増加傾向にあり、2001年のDV防止法(配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律)の施行を契機に、民間だけでなく、行政、企業による様々な取り組みが進められています。

 12日(金)東京都千代田区にある主婦会館プラザエフで、マイクロソフト株式会社と、NPO法人全国女性会館協議会、全国女性シェルターネットが共同主催した「フォーラム 格差社会における女性支援のありかたを考える」が開催され、2002年からマイクロソフトが取り組みを始めた「女性のためのUPプログラム」についての成果報告が行われました。

 「女性のためのUPプログラム」とは、マイクロソフトの企業理念の一つである「世界中のすべての人々とビジネスの可能性を最大限に引き出すための支援をする」を、企業の市民活動(CSR)の側面から取り組んだプログラムで、ITが持つ可能性を一人でも多くの方に広げる「Unlimited Potential」ということで、UPプログラムと称されています。

 「UPプログラム」では、女性のみならず、ITを使う機会の少なかった高齢者、障害者、在住外国人向けのプログラムや、彼らを支援するNPOのためのトレーナー育成プログラムなども行っています。

 全国女性会館協議会と全国女性シェルターが呼びかけて、全国各地で行われた「女性のためのUPプログラム」では、主に、DV被害者の女性やシングルマザー対象のプログラムが行われ、DV被害者にとって、就労のためのスキルアップや実際の就労の実現だけでなく、IT技術を通した社会参画により、自信回復や自己発見の場となったことが報告されました。

 そして、これらのプログラムを実際に実施する地方のセンターの職員たちにとっても、このプログラムは単なるパソコン講座ではなく、DV被害者の現状や社会状況と向き合う機会になり、スタッフのエンパワーメントになったという報告もありました。

 全国女性会館協議会の会員施設のひとつ、富山県の男女共同参画センターが行った取り組みでは、DV被害者は、加害者に自分の所在を知られたくないという事情を抱えているため、一般公募は行わず対象者に直接情報を届けたところ、申込みに来た方が、今まで得ることができなったこういったプログラム情報に出会えてよかったと、涙ながらに話していったそうです。

 プログラムが終了して2年たっても問い合わせがあること、こういった就労支援のニーズに応えるべく、既存の有料パソコン講座でも、生活保護受給者の受講には減免制度が導入されるようになったことなど、男女共同参画センターのような多面性を持つ現場ならではの取り組みの可能性も報告されました。

 企業のCSRによる支援が契機となって、主催センターが独自の取り組みを行うようになったように、今後も地域やコミュニティで、企業、行政、民間が共同して持続的な活動を続けていくことが期待されます。

(上)自分の特性知り セミナーで改善

2008年09月16日 17時25分23秒 | 障害者の自立
 発達障害は、障害者福祉施策の枠外にあり、「谷間の障害」とも言われてきた。保育、教育、就労などの支援を国や自治体の責務とした「発達障害者支援法」の施行から3年。教育現場を中心に子供への対応が進む一方で、大人の生活支援の取り組みがようやくスタートした。

苦しみの原因

 東京都練馬区の近藤浩子さん(仮名、38歳)は約8年前、書店で注意欠陥・多動性障害(ADHD)を題材にした本を読み、衝撃を受けた。そこに書かれていた障害の特徴が自分にぴったり当てはまったからだ。

 「子どものころから、とにかく鈍くさくて」、成績は悪くなかったが、体操着に着替えるのも給食を食べるのも、必ずみんなから遅れた。母親に「あんたは駄目な子」と言われ続けたのがつらかった。

 後先考えずに行動するため、高校では不用意な発言で友達が離れていった。卒業後就職し、職場で知り合った男性と「衝動的に結婚」。すぐに男の子が生まれたが、片づけがうまくできず、家の中には脱いだ洋服やバッグ、本などがうずたかく積み上がり、足の踏み場もなかった。台所に漂う異臭の元を探したら、腐ったタマネギが出てきたこともあった。

 パチンコばかりの夫との離婚を目指し、運送会社に再就職したが、「時間の感覚がつかめず」、遅刻の連続。みんなが簡単にこなしていることが、なぜ自分にはできないんだろう――。幼いころからずっと抱えてきた苦しみの原因が、脳の機能障害にあることが分かった。専門クリニックでの診断はADHDだった。

当事者のノウハウ
 会社の移籍を巡るストレスや家族関係などでうつ病を患っていた時、NPO法人「大人のADD&ADHDの会」を知った。同じ障害に苦しむ人と語り合い、自己管理の方法を学ぶセミナーに参加した。

 助言に従い、衣類乾燥機を買うと、洗濯物を干し忘れてかびさせることがなくなった。携帯電話のメモ機能を使ったスケジュール管理で、大事な用事を忘れないようになり、遅刻も減った。「生活が大きく改善しました。当事者の体験を基にしたノウハウなので、実用性が高いんです」

 セミナーを企画しているのは、自身もADHDの白井由佳代表だ。障害の特性に応じた家事の仕方や、身だしなみを整える方法などを教えている。「自治体などの施策は主に子供が対象。大人の発達障害者が直面している困難を乗り越えるための支援が必要だ」と白井さんは訴える。

専門デイケア
 支援法が施行され、発達障害のある大人の暮らしを支える動きが始まりつつある。これまでに、発達障害者支援センターが全国62か所に設置された。東京都中部総合精神保健福祉センターでは今年、自閉症と似ているが言葉の遅れが見られないアスペルガー症候群の人を対象に、自立と社会参加に必要な技能の習得を目指すデイケアが始まった。

 社会性やコミュニケーション能力の向上に重点を置き、電話のかけ方やあいさつの仕方などを学ぶ。掃除や調理などにも取り組んでいる。

 同センターの菅原誠・生活訓練科長は、「対話が苦手な反面、高い記憶力を持ち、知識が豊富な人も多い。集団プログラムの開発は難しいが、ここが一つのモデルになれば」と期待を込めている。

大人の診断は困難
 発達障害は、生まれつきの脳の機能障害だ。社会性や他人とのコミュニケーションに問題がある自閉症や、アスペルガー症候群、注意が散漫で衝動的に行動する注意欠陥・多動性障害(ADHD)、読み書きや計算が苦手な学習障害(LD)などがある。知能には問題がない人が少なくない。

 2002年に文部科学省が全国の小中学校を対象に行った調査では、知的な遅れは認められないが、発達障害の疑いがあるとされた児童・生徒は、全体の6.3%だった。

 社会的な不適応や挫折体験から、うつ病や強迫性障害などの二次障害を併発することもある。

 北海道大学の田中康雄教授(児童精神科)は、「診断には発達段階に基づいた判断が必要なので、大人になってから行うのは難しい。二次障害が重なると、発達障害が見落とされてしまうこともある」と話している。


ツインバスケで障害者と小学生が交流

2008年09月16日 17時21分06秒 | 障害者の自立
 重度の障害者も一緒にプレーできるように工夫されたツインバスケットを知ってもらおうと企画された交流会が14日、あわら市山室のトリムパークかなづ体育館であった。地元のスポーツ少年団でミニバスケットに取り組む小学生約50人が参加。ルールを教えてもらったあと、実際に障害者チームと対戦し、その素早い動きなどに驚きの声をあげていた。(寺本大蔵)


 福祉、環境をテーマに活動し、車いすで生活する人たちと温泉街を歩いてバリアフリーの度合いを調べるなどの活動をしているNPO法人「グリーンウェル」(あわら市)が企画した。


 ツインバスケットは、四肢がまひした人でもできるように考えられたバスケットボール。高さ3・05メートルの通常ゴールと同1・2メートルの低いゴールの二つが用意され、障害の程度に応じて、ゴムボールでそれぞれのゴールを目指す。激しい接触プレーは禁止だ。


 県内唯一のチーム「Fトランス」の8人が協力。実際にゲームをして見せると、そのきびきびした動きと正確なシュートに、コート脇で見ていた小学生たちから「すごい」「おー」という声があがった。その後、小学生たちは車いすに乗り、動かし方を教えてもらい、シュートを練習。障害者チームと実際の試合に臨んだ。


 意見交換会で、障害者の一人は「家にひきこもっていたが、社交的になり友人も増えた」と説明。参加した細呂木小6年の渡辺梨世さん(12)は「ツインバスケは初めて知ったけど、スピードが速く面白かった。私たちももっと頑張らないと」と話した。


 「グリーンウェル」のメンバーでパン屋店主の青柳淳一さん(41)は「来年はぜひ、ツインバスケの北陸・東海大会を県内で開きたい。健常者の理解をもっと広めていきたい」と話していた。