ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

めんモチモチおいしいよ…障害者心尽くしうどん店

2008年09月18日 18時15分08秒 | 障害者の自立
 知的障害者の自立、就労支援のためのうどん店「いっぺき」が17日、滋賀県東近江市五個荘金堂町に、プレオープンした。障害者の通所施設などを持つ県社会福祉事業団「クリエートプラザ東近江」が運営し、障害者が働く場をサービス業や接客業にも広げていくことを目指している。

 店員4、5人のうち2人を、同事業団の施設に所属する障害者が務め、接客と厨房(ちゅうぼう)を担当する。建物は、近江商人屋敷・外村繁邸の向かいにある木造平屋を、県の補助金など約3000万円かけて改修した。座席数は20。

 この日、午前11時の開店とともに、地元住民や関係者らが続々と詰めかけ、接客などの練習を積んできた障害者らが応対した。

 おすすめメニューはゴボウやカボチャ、ニンジンなど素揚げした野菜が付く「野菜たっぷりうどん」(650円)など。めんは自家製でコシが強く、モチモチとした食感が特長。訪れた同市北須田町のパート社員の女性(54)は「めんだけでなく、揚げたての天ぷら、たきこみご飯で作ったおにぎりもよかった」と話していた。

 店員の小川真由美さん(17)は「おいしいと言ってくれるのがうれしい。言葉に詰まることもあったが、スムーズに話せるよう頑張る」とはにかんだ。クリエートプラザ東近江の管理者、白波瀬康徳さん(45)は「障害者を社会の中で支えていく機会を作るための挑戦。多くの人に愛される店にしていきたい」と意気込む。

 主に地元住民らが対象のプレオープンは19日まで。23日、正式に開店する。営業時間は午前11時~午後3時。月、火曜日は休み。問い合わせは同店(0748・48・7210)。

精神障害者の自立と社会参加 ルピナス会、肝付町で /鹿児島

2008年09月18日 18時12分54秒 | 障害者の自立
◇広がる支援の輪
 精神障害者の自立と社会参加を支援する第9回「ルピナス会・チャリティーコンサート」がこのほど、肝付町文化センターであった。鹿児島大ハーモニカバンドが軽快な演奏を披露し、約700人の聴衆を魅了した。【新開良一】

 コンサートは、東串良町の社会福祉法人「ルピナス会」(小蓬原千津留(こふつはらちづる)理事長)などでつくる実行委主催。益金は同会の運営やグループホーム建設費に充てられる。3回目から毎年、鹿児島大の管弦楽団、吹奏楽団、ハーモニカバンドが交代で出演している。

 ハーモニカバンドは総勢42人。演奏曲はアニメのヒット曲「銀河鉄道999」や、テレビドラマ主題歌「必殺仕事人」など10曲。聴衆はステージと一体となったコンサートを楽しんだ。

 ルピナス会は98年に設立され、現在80人が登録。空き缶・空き瓶のリサイクルや玄米もち製造販売、野菜栽培などで働き、作業時間に応じて利用者に賃金が支払われる。

 オープニングで小蓬原理事長(57)は「たくさんの協力をいただいて働く場があることが利用者の支えになっている」と支援の輪の広がりに感謝した。コンサートでは地元の「高山ひょっとこ踊り」のユーモラスな出し物もあり、地元の高山高校の生徒たち10人も会場整理などに協力した。

南砺市の障害者の通園施設で虐待、

2008年09月18日 18時10分02秒 | 障害者の自立
 南砺市にある障害者の通園施設で、女性職員が施設利用者のうち3人に対して大声や暴言、たたくなどの虐待を行っていたことがわかりました。

 中には「何回言ってもわからないのは犬や猫と同じ」という発言もあったということです。

 この施設は、南砺市谷の社会福祉法人・マーシ園の重症心身障害者通園施設「ゆめはぁと」です。

 18日午前、斉藤清志施設長らが記者会見をして、事実関係を説明しました。

 施設や県の説明によりますと、「ゆめはぁと」に勤める32歳の女性職員が、去年夏頃から先月までの間、重度の障害を抱えている10代から40代の男女3人に対して、「何回言ってもわからないのは犬や猫と同じ」などと発言したほか、あせもの部分をバチバチと音がでるくらい叩いたり、眠気覚ましだといって霧吹きで顔に水をかけたりしていたということです。

 今年7月末に県に匿名で情報が入ったことから発覚しました。

 この女性職員は事実関係を認めているということで、自宅で謹慎中です。

 県は、刑事告発に至る程の著しい虐待行為ではなかったとしていますが、今月12日に、マーシ園に対して是正するよう指導しました。

 今月26日までに再発防止の研修計画などを県に提出することを求めています。

 「ゆめはぁと」の豊川市雄所長はこの問題を受けて今月8日に辞任しています。

 施設側は「組織の体制を見直し、再出発に向けて努力したい。」としています

北京パラリンピック:男子マラソン 全盲の高橋選手、弱視障害者と競い16位 /秋田

2008年09月18日 18時07分30秒 | 障害者の自立
◇連覇逃すも部門2位
 17日にあった北京パラリンピック陸上男子マラソンに、横手市出身の全盲ランナー、高橋勇市選手(43)が出場。大会2連覇を逃し16位だった。ただ今大会は弱視障害者を含む統合レースとなっており、全盲のT11クラスでは2位。タイムも4年前を上回っており、地元からは「よくやった」と力走をたたえる声が上がった。

 競技は大会最終日の17日午前(日本時間)にあり、レース終了後に北京から横手市に結果が届いた。

 1~6位を弱視T12クラスの選手が占めるなど、区分け変更の影響で順位こそ下がったが、タイムは2時間43分38秒と前回(2時間44分24秒)の記録よりよかった。

 実家のある黒川地区住民らによる「高橋勇市選手を応援する会」会長の農業、土田隆樹さん(56)は「帰国報告では温かく迎えたい。現役をやめない限り会を存続する」。また高橋選手が毎年ゲストランナーとして参加している「みちのく秋田チャリティーラン&ウオーク大会」事務局の市職員、大友幸憲さん(34)は「タイム的には悪くなく、大舞台で十分健闘したと思う。横手に帰ってきたら、皆でねぎらってあげたい」と話した。

 高橋選手は今大会前の毎日新聞の取材に対し、4年後のロンドンパラリンピック出場にも意欲を見せている。

 横手市の五十嵐忠悦市長は「挑戦し続ける姿には、市民みんなが勇気づけられる。今後も応援していきたい」とたたえた。【

9・21の集い

2008年09月18日 12時03分30秒 | 障害者の自立
9月21日日曜日午後1時半から西宮勤労会館で[障害者も福祉労働者も生きさせろ! 「障害者自立支援法」の撤廃を求める集い]を開催します。西宮勤労会館はJR西宮から南へ7分、阪神西宮から東へ7分のところです。
障害者と労働者の力で、「障害者自立支援法」の撤廃を
 「障害者自立支援法」が全面施行されてから、2年をむかえようとしています。障害者が生きるために必要な介助・医療・装具などに、それぞれ1割負担が課せられ、また介助の時間制限も加えられています。
 人として生きるための最低限のことに、なんで障害者だけ金をとられるのか?! この当たり前の怒りから、1割負担の不当性を訴える訴訟が準備されています。
(下記参照)。
 集会では、この訴訟の全国弁護団のおひとりである池田弁護士から、お話をうかがいます。
 また、会場からのフリートークで、「障害者自立支援法」に一言いいたい!という方からの発言・討論をしていきます。
応益負担に反対し、18人が10月にも違憲訴訟へ
 障害者自立支援法の応益負担は憲法違反と、東京、大阪、京都など7都府県の18人の障害者が10月末に生存権を問う「全国一斉応益負担違憲訴訟」に踏み切る計画です。それにむけて、まず行政に一割負担の免除免除を求めていますが、 認められないことが予想され、行政の対応がはっきりした段階で提訴に踏み切ります。すでに全国各地の弁護士が弁護団を組んでいます。訴訟は、免除申請の却下を取り消すこと、応益負担制度は無効と確認することを求めるものです。
生活保護の切り捨ても許せない!
 生活保護受給者への通院交通費を、原則不支給にするという厚生労働省局長通達、4月1日付で自治体に送られました。これに対して抗議が殺到し、舛添要一厚生労働相は6月10日、「事実上撤回する」とマスコミに発表しました。しかし、4月1日の通知は取り消されていません。いくつもの自治体が「電車やバスを利用する場合には原則として支給しない」、「1000円以下は払わない」としています。
 生活保護の切り捨ては、国の福祉切り捨て政策の一環であり、「障害者自立支援法」と一体の問題です。
「障害者自立支援法」は、施設や作業所の運営にも、厳しい現実を強いています。そのしわ寄せは、介助労働者や施設スタッフなど、福祉労働者にきています。
 今年に入ってマスコミなどでも、福祉労働者の離職率が非常に高いことなどが報じられています。「障害者自立支援法」のもとでは、福祉労働者も生きていけない!というのが現実ではないでしょうか。障害者と福祉労働者が、ともに「生きさせろ!」と声をあげていきましょう。
 そして福祉労働者の不安定な待遇の問題は、全社会の問題になっている非正規雇用の問題とともに、すべての労働者の課題ではないでしょうか。