知的障害者の自立、就労支援のためのうどん店「いっぺき」が17日、滋賀県東近江市五個荘金堂町に、プレオープンした。障害者の通所施設などを持つ県社会福祉事業団「クリエートプラザ東近江」が運営し、障害者が働く場をサービス業や接客業にも広げていくことを目指している。
店員4、5人のうち2人を、同事業団の施設に所属する障害者が務め、接客と厨房(ちゅうぼう)を担当する。建物は、近江商人屋敷・外村繁邸の向かいにある木造平屋を、県の補助金など約3000万円かけて改修した。座席数は20。
この日、午前11時の開店とともに、地元住民や関係者らが続々と詰めかけ、接客などの練習を積んできた障害者らが応対した。
おすすめメニューはゴボウやカボチャ、ニンジンなど素揚げした野菜が付く「野菜たっぷりうどん」(650円)など。めんは自家製でコシが強く、モチモチとした食感が特長。訪れた同市北須田町のパート社員の女性(54)は「めんだけでなく、揚げたての天ぷら、たきこみご飯で作ったおにぎりもよかった」と話していた。
店員の小川真由美さん(17)は「おいしいと言ってくれるのがうれしい。言葉に詰まることもあったが、スムーズに話せるよう頑張る」とはにかんだ。クリエートプラザ東近江の管理者、白波瀬康徳さん(45)は「障害者を社会の中で支えていく機会を作るための挑戦。多くの人に愛される店にしていきたい」と意気込む。
主に地元住民らが対象のプレオープンは19日まで。23日、正式に開店する。営業時間は午前11時~午後3時。月、火曜日は休み。問い合わせは同店(0748・48・7210)。
店員4、5人のうち2人を、同事業団の施設に所属する障害者が務め、接客と厨房(ちゅうぼう)を担当する。建物は、近江商人屋敷・外村繁邸の向かいにある木造平屋を、県の補助金など約3000万円かけて改修した。座席数は20。
この日、午前11時の開店とともに、地元住民や関係者らが続々と詰めかけ、接客などの練習を積んできた障害者らが応対した。
おすすめメニューはゴボウやカボチャ、ニンジンなど素揚げした野菜が付く「野菜たっぷりうどん」(650円)など。めんは自家製でコシが強く、モチモチとした食感が特長。訪れた同市北須田町のパート社員の女性(54)は「めんだけでなく、揚げたての天ぷら、たきこみご飯で作ったおにぎりもよかった」と話していた。
店員の小川真由美さん(17)は「おいしいと言ってくれるのがうれしい。言葉に詰まることもあったが、スムーズに話せるよう頑張る」とはにかんだ。クリエートプラザ東近江の管理者、白波瀬康徳さん(45)は「障害者を社会の中で支えていく機会を作るための挑戦。多くの人に愛される店にしていきたい」と意気込む。
主に地元住民らが対象のプレオープンは19日まで。23日、正式に開店する。営業時間は午前11時~午後3時。月、火曜日は休み。問い合わせは同店(0748・48・7210)。