ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

知的発達障害者たちの冬季世界大会 日本選手団の合宿始まる

2008年09月21日 00時24分31秒 | 障害者の自立
 来年2月、米国アイダホ州で開催される知的発達障害者たちのスポーツの祭典「第9回スペシャルオリンピックス冬季世界大会」に向けた日本選手団の合同合宿が19日、豊中市の服部緑地公園で始まった。国内での認知度はまだまだ低いが、予選落ちがなく、全員が表彰される、世界で最もやさしいオリンピック。合宿も競技の強化ではなく、3日間選手が家族を離れ、普段一緒に生活していない他の選手やコーチとコミュニケーションを高めるのがねらいだ。 

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 スペシャルオリンピックスは、スポーツを通じて知的発達障害者の自立や社会参加を支援する国際的なボランティア組織。昭和37(1962)年にケネディ大統領の妹ユニス・ケネディ・シュライバーさんが自宅の庭を開放して開いたデイ・キャンプが始まり。現在、165カ国や地域が加盟し、約250万人の選手と70万人のボランティアが活動に参加している。

 オリンピック同様に4年ごとに夏季・冬季の大会が開かれ、日本からは、平成3年夏の大会に熊本県から参加したダウン症の10歳の少女が体操競技で銀メダルを獲得。これが日本でも感動を与え、6年に「スペシャルオリンピックス日本」が設立された。

 この日、集まったのは選手60人とコーチ26人。今年3月、山形市で行った全国大会で選考されたメンバーで実施競技はアルペンスキー、スノーボード、クロスカントリースキーなど7種目。大阪地区からは交野市の三宅剛さん(20)が、15年の夏季大会に続いて出場する。

 初日は、天候が悪かったため室内でオリエンテーションを行った。「チームワークをつくろう」をメーンテーマにゲーム形式で自己紹介をしたり、海外でのマナーを教わったりした。2、3日には体力づくりや英会話を学ぶ予定になっている。

 今回の合宿前には、選手によっては、飛行機独特の浮遊感に慣れるために、遊園地で遊具に乗って訓練も。

 スペシャルオリンピックス日本の三井嬉子会長は「選手たちには、コーチとがんばってきた成果を発揮してほしい。そして何よりもスポーツを通じて新しい友達をつくり、世界を広げてもらいたい」と話していた。

ヌマエビシューマイ:大崎の知的障害者通所施設「すずかけの里」が商品化 /宮城

2008年09月21日 00時22分07秒 | 障害者の自立
◇「メダカの郷」主宰者がエビ無償提供、試食会で好評
 大崎市田尻の知的障害者通所授産施設「すずかけの里」は18日、ヌマエビをたっぷり使ったヌマエビシューマイの新作発表会を、ヌマエビを無償提供してくれる同所のビオトープ園「メダカの郷」で開いた。通所生らが蒸しあげたシューマイは「上々の味」「こくがある」と、試食した30人余りの招待者に好評で、すずかけの里は「大崎の名産品にしたい」と意気込んでいた。

 試作段階ではシューマイに数匹のヌマエビを載せてみたが、食感がいまひとつ。数匹分を粗く刻んだのをあんに混ぜ込んだところ、期待通りの歯ごたえとこくのある味わいが出せた。ヌマエビ入りと分かるよう1匹だけ上に載せている。

 すずかけの里は今春から定員30人に近い28人が通所。3年後の工賃倍増計画を見越した新規の仕事が必要で、これまでのギョーザに加え、本格シューマイ作りを考えた。メダカの郷主宰者の高橋孝憲さん(60)が賛同し、シューマイの製造販売が軌道に乗るまでヌマエビを無償提供する。すでに数千匹を提供した。

 メダカの郷の大型飼育池には数万匹のヌマエビが生息しているといい、春にふ化した稚エビが育つ秋~冬に、必要に応じ提供を続ける。佐々木哲夫同里施設長(60)は「ヌマエビシューマイは大崎という地域と秋~冬の季節限定品になる運び」と話す。値段は、ヌマエビ入り6個とコーン粒入り6個の計12個入りパック400円▽ヌマエビ入り12個パック500円。連絡はすずかけの里(電話0229・39・0030)。【