ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

つんく♂が障害者とショー、首相夫妻も登場

2009年10月05日 01時18分08秒 | 障害者の自立
 音楽プロデューサーのつんく♂(40)が3日、都内で行われた障害者と著名人によるファッションショー「Everyone is Original~みんな個性的なんだ!~」(主催・NPO法人勇気の翼2015)に参加した。

 辻希美(22)ら多数の芸能人も出席し、障害者47人とそれぞれペアでウオーキングを披露。最後にはつんく♂がこのショーのために作曲した「笑顔がいっぱい」を参加者全員で熱唱し、会場はタイトル同様、笑顔に包まれた。

 つんく♂は「彼らの発想はタレントを超えてて、教えられることばっかり。次回もやりたい」と目を輝かせていた。ショーには、同法人の細川佳代子代表と親交のある鳩山首相夫妻も駆けつけた。


障害者教育転換 県内でも期待大 地域の学校で学ばせたい

2009年10月05日 01時17分04秒 | 障害者の自立
支援員増員など 受け入れ態勢が課題
 鳩山政権が、障害児と健常児がともに地域の学校で学ぶ「インクルーシブ教育」を推進する方針を打ち出している。これまで、障害の度合いに応じて特別支援学校へ進学することが“原則”とされてきた障害者教育。大きな転換点を迎えることに県内の保護者らの期待が高まる一方、受け入れ態勢や財政的な課題も指摘されている。(奥野斐)

 「健常児と障害児が一緒に学びあえる環境が一歩でも進めば」と金沢市福増町の主婦北野美恵子さん(42)は喜びの声を上げる。脳性まひの長男智生君(15)は話すことも歩くこともできないが、車いすで地元の中学校に通う。学校では、支援員が付き添い、ほかの生徒たちと一緒に授業を受けている。

 現状では、重度の肢体不自由や知的障害などがあると、普通学校への進学を希望しても、学校側の受け入れ態勢が整っていない場合は通学できない。さらに、受け入れが普通学級か特別支援学級かの判断や、身体介助を行う支援員の配置などといった対応は、各自治体で異なるという。

 「小学校の入学当時も、普通学級では受け入れが難しいとの学校側の考えがひしひしと伝わってきた」と美恵子さん。話し合いを重ね、智生君は小学校は障害児学級、中学校では普通学級へ。学校では、周りの子どもを見て静かにできるようになるなど、日々成長を見せる。同級生が公園に誘ってくれる姿を見て、美恵子さんも「友だちもでき、地域の学校で良かった」と話す。

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 こうした要望や現状を踏まえて、十五年ほど前から提唱されているのが、「インクルーシブ教育」だ。二〇〇六年には国連で採択された障害者権利条約にも盛り込まれ、各国で学校のバリアフリー化など環境整備が進んでいる。

 日本でも、民主党が政策集にインクルーシブ教育の推進を掲げる。保育園・幼稚園の段階から取り組み、弱視者用の拡大教科書の普及や発達障害児への支援も打ち出している。「支援員の増員など受け入れ方法や条件が具体化するのでは」と、保護者らは新政権に期待する。

 ただ、実現に向けては、教員らを増やすなどの対応が必要になることから、受け入れ側の理解や財政的な問題が指摘されている。また、小中学校まで地域の学校へ通った子どもたちが普通高校へ通う道はほとんどなく、中学卒業後に特別支援学校へ進学する場合もあるという。

 金沢市で就学前の障害児デイサービス事業所を運営する「障害児を普通学校へ全国連絡会」代表の徳田茂さん(62)=白山市=は「一緒に学ぶことで障害者への理解や思いやりの気持ちも生まれる。すぐに結果はでないが、鳩山政権に大いに期待したい」と話している。

市営住宅にケアホーム 障害者自立支援 戸田に来年4月 

2009年10月05日 01時14分15秒 | 障害者の自立
 戸田市は、同市笹目八の市営下笹目住宅の建て替えに伴い、一階を障害者自立支援のために、バリアフリー化した共同生活介護施設のケアホームとして障害者に賃貸する。来年四月オープンで、県内では公営住宅の中にケアホームが併設されるのは初めてという。

 同住宅は一九六九年に五階建て(三十戸)と二階建て(八戸)の二棟が建設され、ともに老朽化と耐震不足のため建て替えが決定。同市の市営住宅活用計画に基づき、一階部分にケアホームを併設することになった。完成した新しい市営住宅は一棟七階建てで、一般の入居戸数五十五戸のうち、高齢者用が三十戸を占め、スロープや手すりが設置されている。

 一階部分のケアホームは十室で、室内で車いすが利用できるように、すべてフローリング。各部屋とも一人用で一室の広さは十平方メートル。入居予定者は障害区分二以上で、廊下を挟んで両側に部屋とスタッフ室などがあり、中央に食堂を備えている。障害者自立支援という施設の趣旨から、昼間は仕事に出ているとの前提で、ケアホーム運営業者が朝と夜に、必要に応じて障害者の介護などをする。

 総事業費約十億円。ケアホームの家賃は月一万円。十一月からケアホームの運営業者の選定、入居者の募集を実施する。

触法障害者 支援センター設置 引受先があっても 年度内見送りへ

2009年10月05日 01時10分25秒 | 障害者の自立
 知的障害によって罪悪感がないままに罪を繰り返す「触法障害者」らを救済しようと、厚生労働、法務両省が七月までに全都道府県に設置を求めていた「地域生活定着支援センター」について、県が本年度内に設置しない方針が明らかになった。高崎市寺尾町の重度知的障害者総合施設「国立のぞみの園」が同センターの運営委託を引き受ける意向を示しているにもかかわらず、県は「難しい事業」と二の足を踏んでいる。 

 ■ 重要な役割
 法務省の二〇〇六年度調査によると、刑務所の満期出所者のうち、支援が必要な障害者や高齢者は計約千人。入所中の知的障害者らは四百十人もいた。

 こうした障害者らには、出所後も行政などの適切な支援が差し伸べられず、生活苦から窃盗などの微罪を重ね、入所を繰り返す傾向が高い実態が判明。触法障害者からは「自分には刑務所しか生きられる場所がない」などと悲痛な声も上がり、支援の社会的重要性が高まっている。

 事態を重くみた厚労、法務両省が支援事業を計画。地域生活定着支援センターが事業の中核となり、出所した触法障害者を対象に、保護観察所と連携しながら福祉サービスの申請などを支援し、福祉施設への受け入れも仲介する重要な役割を担う。本年度は運営委託費千三百万円が全額補助される。

 ただ、触法障害者は「障害者」と「犯罪者」という二重の差別を受けかねない難しい存在。同センターの運営委託を引き受ける施設や、触法障害者を受け入れる施設を探すのは全国で難航している。

 このため、九月末までに同センターを設置したのは全国で長崎、静岡、山口、滋賀、和歌山の五県。ただ、ほかに五府県前後が補助金を申請し、隣の栃木県も本年度中の設置を目指している。

 担当する県の健康福祉課によると、同センターの設置は本年度中は難しく、来年度以降にずれ込む見通し。

 同課はのぞみの園の前向きな意向を把握はしている。ただ、藍原文雄課長は「触法障害者には高齢者らも含まれるため、センターの機能を障害者施設が担うには課題があると感じる」と指摘。「支援事業の必要性は認識しており、これからのぞみの園にも相談したい」と話している。

 ■ 既に受け入れ
 一方、のぞみの園は戸惑いを隠せない様子。県内はほかの都道府県とは異なる事情がある。同園は支援事業を控えた昨年度後半から、全国に先駆けて触法障害者の受け入れに乗り出しているのだ。同センターも兼ねる意向のため、県内は支援事業を始めやすい環境が整っているといえる。

 同園企画研究部の瀬間康仁・企画調査係長によると、同センターは調整的な役割が中心のため、障害者から高齢者らまでを対象とする施設が委託される必要性はない。さらに、触法障害者は必ずしも故郷の刑務所に入所しないため、まずは同センターを全国各地に設置して連携しないと、出所した触法障害者を故郷の施設に仲介するのが難しいという。

 瀬間係長は「受け入れに取り組んできただけに、県内で本年度中にセンターが設置できないのは残念だ。来年度には実現してほしい」と求めている。

 同園では、昨年十月に二十代の男性を初めて受け入れた。この男性は金銭は約一万円だけを所持したまま、医療少年院を出所。両親とも亡くなり、親類から受け入れを拒否されるという不幸な境遇だった。ただ、同園の受け入れ期間は最長で二年間。男性は今年六月ごろ、故郷の福島県にある福祉関連施設に紹介できた。

 現在、同園は二十~三十代の男性三人を受け入れている。瀬間係長は「男性たちはトラブルもなく、前向きに取り組んでいる。ただ、実際に受け入れてみて、適切な受け入れ先を探すのは難しいと感じている。だからこそ、支援事業の開始を急がなければならない」と実感を込めた。


身体障害者の”性”を考える。「タブー」に正面から挑むイベント開催

2009年10月05日 01時05分52秒 | 障害者の自立
身体障害者にとって性とは何なのか。性的な欲求を持つのは誰にとっても極めて自然なこと。しかし、障害を持つ人のそれについて語られる場面は多くはない。この、これまであまり表の世界に出てこなかった問題に、大胆にメスを入れるコンテストが開催されることとなった。

 NPO法人ノアールは、創設五周年を記念して『身体障害者のセクシャリティ・コンテスト』を実施することを発表した。これは身体障害者と性をテーマにした論文や川柳・標語、もしくは映像作品を広く募集するというもので、最優秀賞には賞金10万円川柳・標語は3万円)と賞状が贈られる。なお、審査にはリリー・フランキー氏や放送作家の鈴木おさむ氏が特別選考委員として迎えられる。
 このコンテストの主なテーマは、身体障害者にとって性とは何か、ということだ。身体障害者の自慰やセックスを援助するセックスボランティアの存在が河合香織氏によるノンフィクション『セックスボランティア』で広く知られるようになったが、まだまだこのテーマはタブー視されているのが現状だ。そうした現状にメスを入れるという、切実なテーマがこのコンテストには込められている。
とはいえ、堅苦しく考える必要はない。俗に言う健常者が自然な欲望としてセックスや自慰をしたいと思うように、身体障害者も同じ欲望を持っていても不思議ではない。身体障害者に対する偏見を引っくり返す遊び心こそが求められている。
 応募資格は18歳以上であれば性別や国籍は問わず、募集期間は11月15日(必着)までとなっている。詳細は特定非営利活動法人ノアールのサイトにて。