ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者自立支援法:違憲訴訟原告が国と協議へ

2009年10月23日 01時00分25秒 | 障害者の自立
 障害者自立支援法は生存権を侵害し違憲として負担廃止などを求める訴訟の原告弁護団は22日、国の同法廃止の方針を受け、解決のための協議に応じる方針を会見で明らかにした。一方で訴訟は継続する。原告側は政府の謝罪を求めたうえ、新たな法制度についても話し合う方針だ。

 同法に絡み、全国の障害者ら70人が国や自治体を相手取り、原則1割の福祉サービス費用負担の廃止や慰謝料などを求め14地裁に提訴。国は争ってきたが、長妻昭厚生労働相が廃止方針を明言。国側は法廷での主張を見直し、訴訟の進行を猶予するよう求めていた。

チェリスト・吉川さん、鹿児島の障害者施設で多彩な演奏 /鹿児島

2009年10月23日 00時58分48秒 | 障害者の自立
 ◇聴覚ハンディ乗り越え独自のスタイル確立
 「5弦チェロ」を操るジャズチェリスト、吉川よしひろさんが21日、鹿児島市の障害者施設「愛光園」を訪れ、ボランティア演奏した。自らも先天的に左耳の聴力がない障害がある。ボランティア演奏は02年から日米200カ所以上、うち、鹿児島でも約20カ所回ったという。

 「愛光園」では、入所者約30人を前に「アメージンググレース」や「カノン」など披露。足でベルを鳴らすなど多彩な演奏を繰り出す楽しいステージで、秋川雅史さんのヒット曲「千の風になって」で締めくくった。

 吉川さんは鹿児島市の「兄弟都市」山形県鶴岡市出身で、03年、渡米。ニューヨークで「人まねしてもだめ」と通常より一つ弦が多い5弦チェロを用い、スタンディング演奏する独自のスタイルを確立した。米ニューヨークと日本を行き来しながら、特注の5弦チェロで公演を重ねている。

 音楽家としての道のりは険しかったという。「左耳のハンディは大きかった。楽譜通りに演奏しているつもりでも、健常者にとっては音量が大きかったり…」。共演者から疎まれたりすることも多かったという。それでも「音のパワーはものすごい。心に何かを残してくれる。あきらめず、頑張れると思ってほしい」と話した。

知的障害者:運転免許取得目指して 支援学校生に特別講座開講--山口 

2009年10月23日 00時57分45秒 | 障害者の自立
 知的障害者の運転免許取得を支援しようと、自動車学校入校前に学科講習を行う特別講座の開講式が20日、山口市朝田の山口総合支援学校であった。同校と山大付属特別支援学校(同市)の高等部3年生12人が受講し、自動車学校での免許取得を目指す。

 知的障害者の就職支援の一環で、県労働者福祉協議会(須之内良夫会長)が3年前から実施。健常者に比べ学科試験でのハンディが大きい知的障害者に、自動車学校の教官が学科講習を行い、合格可能かどうかを模擬試験で判定する。受講にかかる費用は全額、同協議会が負担。10~11月、12~1月の2組に分け、各10回、放課後に講座を開く。

 開講式で、講座を担当する湯田自動車学校(同市)の村上博臣校長が「ぜひ免許を取得して、社会活動の選択の幅を広げてほしい」と激励。受講生代表の今津翼さん(山口総合支援学校)が「初めての勉強で不安もありますが、一生懸命取り組みたい」と決意表明した。

白杖安全デー:「自転車に恐怖感じた」 視覚障害者が体験語る /京都

2009年10月23日 00時53分28秒 | 障害者の自立
 ◇歩道の駐輪、歩く妨げに
 視覚障害者の交通環境や福祉の向上を目指す第43回「白杖(はくじょう)安全デー」の催し(府視覚障害者協会、京都ライトハウスなど主催)がこのほど、北区の視覚障害者福祉施設のライトハウスであり、「視覚障害者と自転車」をテーマに視覚障害者が体験を語った。

 約200人が参加。3人が「自転車が横をすり抜けていくと恐怖を感じた」「自転車は圧迫感がなく、歩いていても気付きにくい」といった体験を伝え、「歩道に置く時は注意してほしい」「視覚障害者が安心して歩けるように、少しでも気を付けてほしい」と訴えた。また、安全を呼び掛けるのに使う点字ブロックと碁盤の目になった都大路をデザインとして使ったポスター=も披露された。

障害者支援法訴訟は継続 原告団が政府と協議へ

2009年10月23日 00時50分48秒 | 障害者の自立
 障害福祉サービスの利用を原則1割自己負担とする障害者自立支援法について、違憲訴訟を起こしている原告団、弁護団は22日、厚生労働省で記者会見し、訴訟は継続する一方で、支援法廃止後の新制度策定に向けた政府との協議に応じることを明らかにした。

 これに先立ち原告団、弁護団は同日、山井和則厚労政務官にこうした考えを伝えた。

 竹下義樹弁護団長は会見で「訴訟の問題点を話し合う場につく。原告からは『障害者への謝罪抜きで裁判が終わることはない』という意見があった」と述べ、新制度策定に向けた話し合いのほか、国側に謝罪なども求めていく考えを示した。

 同法をめぐっては、長妻昭厚労相が就任直後に廃止を表明。違憲訴訟は全国14地裁で係争中だが、新政権発足後の口頭弁論では、国側が従来の争う姿勢を転換。山井政務官が今月6日、原告団に協議を申し入れていた。 会見で原告の母親は「安心して暮らせる法律ができるまで、納得がいくよう話し合いができればいい。それまで訴訟は続ける」と話した。